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脚光を浴びる裏方|2017.07.01

どんな凄いアプリを作っても、いちエンジニアが表舞台に出ることはない。さらに守秘義務があるので作ったものを公言することもできないこともある。もちろんお客様の要望を120%叶えるというのが俺たちの役割なので、縁の下の力持ちという自覚はある。しかし同じような業界でも表舞台に出るというか自分の作ったものを大々的に公表している職種がある。WEBデザイナだ。俺が昔からエンジニアとデザイナは全然土俵が違うと言っているのはこのあたりのことも理由のひとつだったりする。要するに羨ましいだけなのだ。

WEBデザイナ(おそらくデザイナもそうなのかもしれない)は、自分のサイトに今まで作ったWEBページを実績と称して掲載したり、SNSなどに「これはわたしが作りました!」と大々的に載せたりする。こういう記事をみると正直なところ「作り手ばかりが目立っているのでは?」なんて思ったりする。実際にそのサイトがなんなのかとか、そういうことは2の次になってしまっているように感じる。これは客観的に見ていての感想だ。これと似たような現象がある。それは声優だ。特にここ数年で声優が顔出しでテレビに出たり 、Liveがニュースになったり。「そのアニメは知らないけど、その声優なら知ってる」それは反対じゃないの?と感じざるを得ない。アニメキャラありきの声優だし、発注者のコンセプトありきのデザイナだ。

どんなに大きな案件でも、例えひとりでそれを作ったとしても名前が出ることはまずない。自社パッケージでなければ社名すら出ない。ただそういうことは結局のところどうでもいいことで、単純にプログラムを作るのが好きなだけなのだ。と胸を張っていいたいけども、昨今はそうでもないのだろうorz

個人的にはやっぱり名前が出るのはいいなぁと思う。なんかかっこいいだろう?そういえばストリートの黒幕HPを作ったのも「WEBマスタ」という言葉に憧れてというのがスタートだった気がする。そこに音楽のそれは微塵もなかった。要するに羨ましいだけなのだ。




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