廊下は走らない!という標語|2022.12.09

小学生のころ「廊下は走らない!」「大きな声を出さない!」などの禁止標語が所狭しと貼り出されていた。その理由に疑問を感じることなく守っていたし、やぶってしまったときは罪悪感さえ感じていた。

高校生以降、こんな貼り紙は校内では見なくなり(あったのかとしれないけどあまり気にしなくなり)ある種「当たり前やしな」なんて思っていた。

社会人になり会社に勤め出すと貼り紙が再登場する。トイレや非常階段などあらゆるところに「たばこ吸うな!」の貼り紙。逆に「たばこ吸って良いよ」の貼り紙するほうが楽なんじゃないかと思うほど。

なんでこんなことになるのかはだはだ疑問だった。
社内ではLine Worksのようなツールを使ってコミュニケーションを取っている。だか中には全く見てくれない人がいる。そういえばメールが個人に割り当てられた大昔も頑なにメールを見ない人がいたな。口頭で何度説明しても説明後は見るけど、数週間後には元に戻る。仕方ないのでパソコンに「Line Worksを見ましょう!」みたいな付箋を貼ることにした。

そこでハッとした。これか。これなんやな。大人になると幼い頃はルールだからという理由で守っていたことを難癖付けて守らなくなる。反対意見を言うならともかく、やります!と言っておいてやらない人で溢れている。これか。これが貼り紙を貼らなくてはならない理由か。なんか守らないことがかっこいいとでも思っているんやろか?

同じ方向を向いていない。おそらくそれが原因なんやろうな。知らんけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?