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2002年5月19日(日曜日)

外泊2日目。躰の調子は悪くはない。自分の部屋である。他に誰もいない自分の部屋である。時計はすでに10時半を迎えようとしている。違和感。普通の日常はこんなだっただろうか?昼になるまでだらだらと悩んでいた。このままでいいのだろうか?このままがいいのだろうか?

昼食後はひたすらに歩いた。どこをどう歩いたのかは覚えていない。久しぶりに歩いたあの感覚とは違う。脅迫されているかのような感覚。前進しなければならない。それが生きるということなのだろう。実に面倒臭い。

夕方、帰宅すると俺の躰は完全に冷えていた。部屋も同じくらいに冷えている。明日は朝から病院へと戻る。あの空間へと戻る。何気に楽しみでもある。

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