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メールのやりとりだけでどこまでできるかコラボこぼれ話|2017.07.12

双月彩と2013年後半から始めたこの企画。
「メールのやりとりだけでどこまでコラボできるか」なんとコラボCDリリースにまで至る。
さらにグループ名を「ふたつきあや的ななにか」に変えて、最終的にはフルバンド形式まで進化した。
さて今回はこぼれ話なのだけれど、遡ること2012年12月30日。この日のバリハリが初対バン。風来暴の風アニキの企画だった。

リハ・本番を見て「唄好きなんやなぁ。ってかよく動くなぁ」って感想だったと思う。兎にも角にも印象に残るステージだった。Liveを終えて話しかけられたときは正直意外だった。別れ際に「また一緒に対バンしましょう!」みたいなことをお互いに言ったのを覚えている。このときはお互いにお決まりの社交辞令だと思っていたそうだw
次の対バンが2013年8月11日。京都レアレア主催のイベントだったのだけど、ダメ元で連絡してみた。岐阜って言ってたし無理だろうなぁくらいの気持ちだったと思う。

それが距離なんてなんのその。快諾していただき2回目の対バンとなった。俺の中で東海なんて遠方も遠方。出張でしか行くことのない距離だ。こういう積極的に活動してる人は凄いなぁなんて思っていた。数か月後には自分もそうなるだなんて想像もしていなかったわけだけども。
この日の別れ際にも「次はこっちに来てください!」的なことを言われた気がするが、このときもお互いにお決まりの社交辞令だろうと思っていたらしいwどんだけ人間不信なのか底が知れない。
そして2013年10月25日。その日はやってくる。

台風直撃の四日市。アニソン弾き語りストリートの黒幕の誕生である。当日「コラボしない?」なんて言われて。いつもの俺だとあっさり断っていたと思う。それがこの時期Live三昧でブルースハープでサポートに入ることが多かったこともあり、この日もハープならなんとなくできそうだしいいやくらいのノリでコラボに至った。ここから3年ほど自分の曲をやる以上にアニソンを弾き語ることになる。
コラボをするにあたり遠方だしスタジオとか入るの大変だし、ここはメールのやりとりだけでやろうなんてことになる。これどっちが言い出したのかは不明。アコギでの弾き語りだし、原曲のテンポも担保できないときもある。(弾き語りってたまにテンポが遅くなる。俺だけ?w)それにブレイクあけからのベース入りとかドラム入りとかもできないので、このあたりは毎回アイコンタクトでやろうってことに。2か月に1回くらいのLive。場所は京都・大阪・滋賀・岐阜・名古屋と多岐に渡った。

お互い過去にバンド経験があって。「バンドのコンセプトはなんだ!」とかそこばかりに集中して面白くなかったり「遠いから練習ができない!」とか出来ない理由ばかりを発したり。そういうのがほんとに厭だった。
コンセプト?とりあえず楽しかったらいいんじゃないの?机上よりも音鳴らせよ?遠い?各自しっかり練習すればなんとでもなるよね?時間がない? 情熱がないから作らないだけだろう?どいつもこいつも綺麗な言葉でうわべを取り繕ってはできない理由ばかりを並べていた。このコラボはそういうことへの抵抗だった。いやただの嫌がらせだったw
振り返ってみればアニソン曲をするのは本当に大変だった。流行のボカロ曲が何なのか調べたり、アコギっぽくできないかコードを探したり。そういう意味では純粋に音楽をしていた。「俺こんなことできるんだぜ!」みたいな感じだった。究極の自己満足だったのかもしれない。それでもあれだけたくさんの人が応援してくれたのは、すべては無駄ではなかった証拠ではないだろうか。なんてね。
まぁNext黒幕に乞うご期待。と言ったところだ。知らんけど。
<2022/7/27追記>
このときまさか白黒コラボなんてものが始まるなんでまだ誰も知らない。



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