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心の赴くままに

皆さんは、頭と身体が一致しないことってありますか?私はしょっちゅうです。
単にスポーツのことなんですが、私は決して天才肌ではありません。上手な人のプレーを見て、すぐに真似できる人が羨ましくもあります。

子どもの頃は野球少年でした。兄の影響もあって、テレビでプロ野球や高校野球の試合を観て、野球の入門書や専門誌を片っ端から買い漁り、頭の中では、自分はものすごい野球選手に出来上がっていたのです。中学から念願の野球部に入り、いざ守備やバッティング、練習試合等の実践は、全くそれまでのイメージと違いました。例えばピッチャーの投げる変化球やアンダースローのボールは、バットにかすりもしないのですから。あらためて自分は才能のないことを思い知らされました。それでも諦めずに、才能不足を補うために練習を人一倍やりました。それこそ頭と身体が一致するまで、繰り返し繰り返し……少しずつでも、イメージに近づくことを喜びとしていたものです。

また最近、ゴルフを10数年ぶりに始めました。以前もそこまで上手くならずに、仕事が忙しくなったこともあり、ゴルフバッグを封印していたのですが、運動不足の解消も兼ねて、ゴルフ場に出るというよりも暇をみては練習場に通い汗を流しています。私の師匠はYou Tube。驚くくらいたくさんのレッスン動画があるんですね。その中から、自分に合いそうなレッスンプロの動画を視聴しては、練習場で実践するようにしています。野球と同じで、なかなかイメージ通りにはいきませんが、これも自分なりに試行錯誤を重ねながら、少しでも思うような球が打てるようになるように練習を重ねていきたいと思っています。

頭と身体はそんな風に折り合いを付けていけますが、
心と身体が一致しないときはどうしていますか?
「何かをやらなければいけないのだけれど、どうして身体が動かない」
そんなときはありませんか?

「心がどうしても拒絶してしまう」ある人からそんな相談を受けることになりました。私は専門家ではないので、無責任なことは言えないと思いつつ、私の経験から「あまり無理をしない」ことを薦めています。心が拒否しているときに、無理に行動に移したとしても、決して良い結果は生まれない。仮にできたとしても、心に対する負荷がかかりすぎて、なかなか治らない傷を負いかねません。

「心と対話しながら、自分なりのペースを考えて、決して無理することなく、ぼちぼちやればいい」そうアドバイスしました。心の赴くままに自然と身体が動くようになる、私自身もそうありたいと思っています。

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