投資 おまけ話(感想追記)

こんばんは。

前回の投資に向いてない人という記事を書いて行く途中で、まとめきれなかった漏れ話です。

前回の記事で書いた通り、投資は本質的にはギャンブルだと思っている側なので、感想や経験談を語った所で参考書的なものにはならないと考えています。暇つぶし程度に「一般人が投資に手を出して得た感想」が気になる人に読んでもらえればと思います。
お金って一番複雑じゃない価値、一番わかりやすい純度の高い価値、価値そのものなので、投資で得た心構え等は生き方にも通づるところがあります。
投資って会社設立とか人生とか部活とか、そういう「過程も込みで総合的にみられるもの」ではなく、正に「稼いだか、損したか」の単一での戦いになるので勝敗が明確です。だから自ずと得る教訓の純度が高くなるんですよね。
情報を鵜呑みにしないでまず損得勘定を考える所から話を受け止めるかどうか決まる癖がついて、リスクマネジメント能力とビジネス感覚が嫌でも洗練されると思います。

僕の投資歴(ガチでやってたのは1年間だけです)はこんな感じです。
1年間長期ホールド 大手のみ
その後1年間デイトレ、ミドル、長期ホールド
テクニカル、トレンド、決算の雰囲気で取引銘柄を選んでいました。
日本企業のみで、ベンチャーから大手まで取引してました。
FXもほんの少しだけ手を出しました。

(1)絶対にやってはいけないと思った事

・投資金額を守れず勢いで貯金に手をつける事

・大きいトレンドの中の小さいトレンドで少額利益を取ろうとリスク管理を甘んじた行為に及ぶ事

・持ち銘柄について幾ら考えても勝てる理由が無いのに手仕舞いせず「奇跡が起こる事を期待」する事

・「これだ」と思ったもの以外をノリで買う事 買う理由が口頭で説明できない銘柄を何となくでで買う事

・逆張りは絶対にしない事 これは本能に逆らうくらい難しい (このルールを守る事で、決めた目標までの道のりに拘らず機械的に動ける力がつくかも・・・ これはインナーマッスル的な要素で持ってるのと持ってないのでは人生が少し変わる気がします。投資に限らず必要な場面が多い力だと思いました。)

(2)失敗の基

・感情に左右され、最初に狙った手仕舞いまでの期間の間で少しでも差額をとろうと摑んだり放したりすること事

・負けた理由を追究する日誌をサボる事

・「常に玉を持っていたい」「1日中アクションをしない日なんてつまらない」などというギャンブル的な楽しみで投資を捉えようとしてはいけない

これはゲームなどではなくリアルマネーファイトです。ただ取引のルートがオンライン上にあるというだけで減るのは現実の銭と札です。


おまけ

(3)投資という行為について 個人的に良いと思う面

・人間関係が生まれない為全力でできる 誰かと仲が悪くなるとかがない

・芸術や仕事と異なり、「安く買って高く売る」というゴールが最もはっきりしているため研究のし甲斐がある。そういう意味では楽しい

・とにかくスポーツやその他もろもろと違い全力で戦っても誰にも怒られないしお金がかかっているので参加者全員が本気だというのが前提なのがすごく気が楽

・スポーツ、芸術、ゲーム等のように勝ち方に美しい型みたいなものが存在しないので勝つために色んな方法を試しても勝手に評価されて文句を言われたりしないところ


(4)得るものがある代わりに犠牲となる部分(人による)

・架空の借金みたいなものを何度も経験するので、少しの事にも動じなくなってくる(ある意味いいことなんだけど、)
→リアクションがつまらない人になってくる・愛嬌がなくなる
これは生活に支障をきたします。特にモテたい人はやめた方がいいでしょう。またピンポイントなことを言うと接客業をしたい人で愛想笑いがもともと苦手な人は投資はやらない方がいいです。心と表情が不一致な状態を余裕でできる人は、こういう経験を経ても社会での立ち回りにあんまり影響しないと思うので、他の条件が合うなら是非試しにやってみてください。

・視力が落ちる

・姿勢が悪くなる
最低限机の上でPCを触りましょう。

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