水入れて煙吸ふやつの話

 シーシャとかフーカーとか言はれてゐるやつの入門といふか、自分はかういふ感じでやつてるよ、といふやうな話。専門家ではないし僕自身まだ手探りなところも多いので適当に参考程度として読んでいただければ。

用意するもの

・パイプ
 何は無くともですね。家で喫ふ分にはそんなに大きくて高価なものでなくてもいいとは思ひます。ただあまり小さいと水が少なくていまいちなのでスペースや価格と相談しつつ適当なものを選ばれるとよろしいかと。お薦めはMYA Rich Tiara辺りです。僕はもう一回り小さいPucciを使つてゐるのですが、これだとやや小さいかな、と思ふことがあり。まあPucciも取り回しが楽だし全然悪くはないと思つてはゐるんですが。

・炭
 香りを楽しむものですし、炭は専用のものを使つた方がいいです。均一にカットされてゐますし。専門店で売つてるのを買へば間違ひは無いかと。フラットとかハーフサイズとか(要するに小さめにカットされてるやつ)の方が調節が楽でいいです。

・着火用具
 無いと火が点きません。しつかり着火しないと不完全燃焼で危ないですし。僕は焼き魚用の網に乗せてガスコンロで火を点けてますが、家にコンロが無い場合はバーナーなり電熱器なりで。火事には注意です。

・炭入れ
 火の着いた炭を運んだり、喫ひ終はつた後に燃え残つた炭の始末をしたり、安全のためにも入れ物があるといいです。僕は灰皿を使つてゐますが、耐久性などの面であまりお勧めはできません。要らない小鍋とかでもいいかもですね。
 追記:炭運びに使つてゐたガラスの灰皿が先ほど熱で割れました。特にぶつけた訳でもないのに結構派手にバキンと。火傷や床の損傷が無かつたのは幸ひでしたが、ガラスの灰皿を炭入れにするのは危険なのでやめませう

・アルミホイルまたはHMS
 フレーバーに直接炭を乗せる訳ではないので、穴を開けたアルミホイル、もしくはHMS(ヒートマネジメントシステム)と呼ばれる炭の容器を使ひます。個人的にはHMSが楽でいいと思ひます(その場合はボウルをシリコンボウルにした方がいいでせうね)。アルミホイルを使ふ場合は剣山があると穴開けが楽になつて便利かと。

・フレーバー
 お好みで。まあいろいろ試して合ふ合はないを知つていくしか無いかな、と。行ける範囲にシーシャ屋さんがあれば、そこで試してみるのもいいと思ひます。

あると便利なもの

・小型の秤
 フレーバーを詰める時、量を量るのに使ひます。ボウルごとにどの程度のフレーバーを使ふかはこちらのサイトなどで解説されてゐるので参考にするとよろしいかと。

・密封できる小袋
 フレーバーの保存用です。密封できない袋に入つてゐるものも結構あるので。

・ アルミホイル
 炭を乗せる以外にも、喫ひ終はつた後に残つた炭を保存しておくのに使へます。炭のリユースは火力調節の面でも便利。

・軍手と箸的なもの
 アルミホイルで喫ふ場合は要りませんが、HMSを使ふ場合は途中で煙や味が弱くなつた時にフレーバーを引つくり返すと味が復活することがあるのでHMSを掴むのとフレーバーを混ぜるのにあると便利です。ただこの辺の介入のタイミングは結構難しくて僕もなかなか上手くできてはゐません。

・パチンコ玉かBB弾
 普通は要らないんですが、パイプに付いてゐる金属球の弁を失くした時に代はりになります。まあ失くさなければいいだけの話なんですが。

 実際のセッティングとかの話まで辿り着けませんでしたが、まあそこら辺は検索すれば出てくるかと思ひますし、長くなつたのでこの辺で。おうちシーシャ楽しいですよ。また気が向いたら何か書くかもです。

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