マクスウェルの方程式は絶対静止系や光速度不変と無関係

 光速度不変が間違ってないと言う人たちから、その根拠としてマクスウェルの方程式の結果である「真空中の光速は一定である」を出してくる人が多いが、そもそもマクスウェルの方程式は絶対静止座標系の概念とは無関係であるし、

当初はこれを「マクスウェルの方程式は絶対静止座標系[1]においてのみ成り立つ」と解釈し、絶対静止座標系以外の慣性系では、ガリレイ変換されたマクスウェルの方程式が成り立つと解釈されていた。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%A4%E5%A4%89%E6%8F%9B

 ニュートン力学の最大の修正ポイントは、この絶対静止座標系に起因する慣性系が現実にはないということなので、

 さて、上述のパラドックスはつぎのように定式化できる。古典力学で用いられている、ひとつの慣性系から他の慣性系に移るときの、事象の二組の空間座標と時刻の関係規則によると、二つの仮定(1)光速度一定(2)法則が(したがって光速度一定の法則も)慣性系の選択と無関係であること(特殊相対性原理)は(両者がそれぞれ経験によって支持されているという事実にもか.かわらず)互いに両立しない。
http://fnorio.com/0160special_theory_of_relativity/Einstein_1947/Einstein_1947.html

 実際は、重力により無重力状態が形成され、等方的に光速が一定になるガリレイ系しかない。

 したがって(1)と(2)は、重力下においてしか形成されないので、

 最小作用の原理によれば、どのような物理現象が生起するかは作用積分によって決まる。そのため、相対性原理は「作用積分が座標変換によって変化しないスカラー量である」ことと言い換えることができる[1]。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E5%8E%9F%E7%90%86

 両立をするものを、両立しないと勘違いして絶対静止系を光速度不変の原理に挿げ替えても、そもそもそのような慣性系はないので無関係である。

 だから両立しないが先に来ているので以下も、自由落下で慣性系といってるのに、後で、重力や力学の法則を除いたとか、行き詰まりを自分自身で産んで、未だに電磁力と重力が両立しない。

ニュートン力学では、「自由落下する観測者は、重力と慣性力が釣り合うので重力の作用がない」と説明されるが、弱い等価原理が成り立つならば、「自由落下する観測者は慣性系である」と考えることが可能である(より厳密には局所慣性系である、という)。アインシュタインは、弱い等価原理を拡張して、慣性系で成立するすべての物理法則(重力や力学の法則を除いた、すべての物理法則)は等価である、という表現を行った。すなわち、慣性系にある実験室での、重力に起因しない実験結果は、実験室の速度や位置に依存しない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E4%BE%A1%E5%8E%9F%E7%90%86


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