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光の媒体(エーテル)が光速一定な系を形成

 相対性理論(古典論)は、光の波動説と違う(時間の進み方を変える原因を省く)のでよくわかりませんが、

最終的に光子(光量子)、更には「量子」という名で呼ばれることになった多くの粒子や波動は、粒子と波動の二重性を持つものである、と言う結論が量子力学によりもたらされた。また、媒体は「場」というものとして、現代の物理学では扱われている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E3%81%AE%E6%B3%A2%E5%8B%95%E8%AA%AC

 この粒子の運動と波動の二重性を定式化した超絶(絶対静止座標系を前提としない)ニュートン力学では、物質も実は波動で常に光速度 c で変化していて、この観測者の系では、光の媒体の作用によって誰でも一定です。

1,それに運動 v が加わると、w²=c²+v²、この c<w が時間の遅れ γ ですが、これは運動する前の時間の経過の比較で、γw=(c/w)w=c、やはり、運動する前も光速度 c なんです。じゃあ、絶対時間をやめて、光速度 c を基準にしようと言うことになってます。

2,重力も同じで、運動を重力ポテンシャルに変えると、w²=c²+2GM/r

3,w は上空の時間の進み方で、たとえばGPS衛星に積んだ原子時計は、GPS衛星に搭載された原子時計と地表の時計の進み方(波動スピード)の比の厳密解は、
地表の光速度( c ) : 299,792,458 m/s。
地心重力定数( GM ) : 3.986e + 14 m³/s²。
地球半径( r ) : 6,378,000 m。
双曲線無限の波動スピード、 w∞ = √( c² + 2GM / r )。
GPS衛星の高度( h ) : 20,200,000 m。
GPS衛星の軌道速度( v ) : 3,874 m / s。
GPS衛星の波動スピード、 wg = √( w∞² - 2GM /( r + h ) - v² )。
時計の進み方の違い、 wg / c = 1 + 4.45e-10。

 1と2の合算で地表で静止している時計の進み方に比べ遅れたり進んだりします。相対論は絶対静止座標系を廃したと言う点では先駆だったのかもしれませんが、それを廃した場合、逆に光の媒体(エーテル)により光速が一定な系を造ってると言う点で間違ったのかも知れません。

✕ 絶対静止基準 + 静止エーテル

〇 光速度の基準 + 可動エーテル

2.「相対 性原理」 の起 源
「光 速 度不 変 の 原 理 」 に立 ち 入 る前 に ,「相対性原 理 」 の 起 源 に つ い て 簡 単 に 述 べ て お こ う,16歳 の と き, ア イ ン シュ タイ ン は磁 場 中に お けるエ一テ ル の 状 態 につ い て の 小論 文 を書 い た が ,それは 力学 的 な可 動工 一テ ル 概 念に 依拠 して い た5)、彼 は 「自伝 ノ ー ト」の 中で ,同 じ 16 歳 の 頃 に思 い つ い た 「相 対性 原 理 」 の 芽 を 含 む 思 考実 験 につ い て 述 べ て い る .そ れ は ,光 を光 速 度で 追 い かけた 場合 , 静止 した 電磁 波 を見る こ とに な る の かど うか , で あ っ た .https://www.jstage.jst.go.jp/article/peu/11/1/11_KJ00003702888/_pdf/-char/ja

 この静止エーテルを廃して可動エーテルの概念に依存したままで良かったのだが、光速度不変の原理により、自らの思考実験も説明できなくなってしった。

エーテル (aether, ether, luminiferous aether)[1] とは、光の波動説において宇宙に満ちていると仮定されるもので、光が波動として伝搬するために必要な媒質を言う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB_(%E7%89%A9%E7%90%86)

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