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やるべきことに集中し、なぜそれをすべきかを問い続ける【エッセンシャル思考】【イシューからはじめよ】

■はじめに

こんにちは。株式会社ゆめみでWebディレクターをしているhondaといいます。年末にAmazonセールで購入した「エッセンシャル思考」「イシューからはじめよ」をやっと読み終わったので今後活かせそうなトピックを2点まとめていこうと思います。

■安易に仕事を受けることは今やっている仕事を疎かにする(エッセンシャル思考より)

普段からなるべく頼まれごとはどうやって受けようかとか、解決しようかという視点でしか考えてきていませんでした。
聞けば納得ではあるのですが、これは不正解。

無理に受けるとその場で頼まれたことは解決して表面上はよいように見えます。
ただ、それを続けていると、必ずどこかにほころびが出てきて、もともとやっていた仕事に対して別に手を抜いているわけではないのに、パフォーマンスが出なくなってきます。
よく言う選択と集中をしっかりするということです。

どう受けるかではなく、受けることは自分にとってなにがプラスで、本当に自分がやるべきことなのか、もっと適切な選択はないのか?と相談があったときに考えること。
これは自分が頼むときにも言えます。頼みやすい人に頼むのは自分が楽だからするのであって、誰がこれを頼むには最適かを考えてやっていかないと、会社全体でパフォーマンスが落ちていく。

受ける人のパフォーマンスが落ちることで、結局評価されなくなる。頼みやすいという理由だけでお願いすることは、他人を潰すことにもなるのではないかと感じました。

とはいえ、誰かしらが必ずやらなければ仕事がまわらないのも現実問題あります。ほとんどすべての仕事に対してNOを言っていても極端すぎますね。
誰かに仕事が集中してしまうこと、YESというからこの人に仕事を頼もうという流れを企業でやること。

個人でも、一度でもNOと言ってみる機会をもつ、どの仕事を優先させましょうか?とやらない仕事を相手(上司)に判断させるというったちょっとしたきっかけを作る。
この人でなくてもいいとちょっと考えさせられれば1人に集中してしまう問題をちょっとは避けられるのかなと思います。

最終的には、この作業自体ほぼ意味ないからやめようという決断や、人がやらなくていいんじゃない?自動化してしまおうとか、アウトソーシングしようといった選択肢が出てくると一番いいですね。

■今何のためにやっているか(イシューからはじめよより)

普段からのあるあるではあるのですが、このプロジェクトは○○を解決する目的で初めて、なんのためにやっているのか一つの作業に集中すればするほど目的を忘れてしまうんです。

するとあら不思議。一つの問いから始めたはずなのに、自分でも作業の結果が最終的に何に影響するものだったのか。何に使うのかをわすれてしまうのです。

そこで大事になってくるのがイシュー「課題」がなんであるか。私が今やっていることはイシューを解決するためであり、それが何なのかを常に意識しなければ、目の前の取り組みがどれだけ意味のありそうなことであっても、その時間には何の価値も生まれないことになってしまう。

プロジェクトはどんな課題を解決するためにあるのか。今それを解決するためにはどんな問題があるかを明確にし、それを解決していくそのプロセスこそが本当の意味でプロジェクトをこれから先、成功に導き続けるのだと思います。

個人的にまずやることとして、どの資料の作成するページの最初に、プロジェクトの本質的な目的。今書いている資料は、どんな課題を解決するためのものなのか、をでっかく載せる。ということ。

これによって否応なしに作業に没頭したときに、あれっ、今何のためにやってたっけとなった時にすぐ本筋に戻って来られるようになります。

まぁ、やってみて微妙であれば調整していこうと思います。

まずはこの無駄作業をなくすことからですが、優先される本質的課題ではっきり答えが白黒出せるイシューを出す。こちらも無駄な回り道を回避するための重要なポイントなので取り組みながら設定した課題に対しても疑問を持ちつつ進めていきたいと思います。

まとめ

今回は2本まとめて読みましたが、エッセンシャル思考を実践し、やるべきことを選択し、本質的な課題イシューを設定することで、無駄を省き重要なことだけに集中できる環境を作っていければと思います。

やることが目的ではなく、やることで得られる結果こそが重要である。

このことを再認識できる良い機会になったので、実践する中で、効果を実感していければと思います。


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