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青春の下で

2023年4月22日(日)
1人のアイドルのアイドル人生が幕を閉じました。

ルルネージュ。ここ数ヶ月でドハマリした地下アイドルです。
前グループも含めると5年近く歴史のあるグループで、そんなグループの初期メンバーでもある住久凜(すみひさりん)さん(以降凜ちゃん)の卒業公演がWITH HALAJYUKU HALLにて行われました。

きっかけ

実は僕がこのグループを本格的に好きになったのは今年の1月くらいでした。

少し昔話をさせてください。
そもそも僕がどうやってこのグループを知ったのかという話から。

ちょうど1年近く前の2022年の3月頃の話です。まだ当時はイコノイが主現場だった僕が、友人に誘われてニジマス以来数年ぶりとなるとある地下アイドルの現場に行きました。
その時はそんなにガッツリハマることも無く、1人のメンバーに対して可愛いな~って思ってたくらいでした。

それから約1ヶ月が経った頃、友人と遊んでる時にアイドルのライブに行かない?と誘われました。
そのライブがルルネージュが出演するminiTIFでした。

正直当時のルルネージュを見た時のことはあんまり覚えていません。何曲かいい曲だなぁって曲があったり、真ん中のボブの子(これが後の推しメンになります)可愛いなぁと思ったくらいの記憶です。

それからまた2週間が経過した頃、今度は3月に行ったグループがルルネージュとツーマンライブをするという話を聞き、無銭ライブだったので仕事終わりに足を運びました。

その時のことは明確に覚えています。
「あやふやロマンティック」
この曲がすごい楽しかったです。
一緒に来ていた友人もTikTokで聞いたことがあったそうで、一緒に楽しんだのをよく覚えています。
ちなみに、この時も特典会には行きませんでした。
目の前でもうひとつのグループが特典会をやっていたので気まずくて()

次にルルネージュを見たのは6月の半ば頃です。
この日はルルネージュに加え、前に見たツーマンライブのメイビーME(今更グループ名出すんだ)、透色ドロップ、かすみ草とステラの4グループの対バンライブでした。

僕が初めてルルネージュの特典会に参加したのもこの日です。新規無料と言う言葉をきき、ずっと可愛いと思ってた清水梨紗ちゃんに会いに行きました。

当時の会話の内容はあんまり覚えてないです。多分ルルネを知ったきっかけとか話してた気がします。
ひとつ覚えてるのは別れ際に「顔覚えたから今度見つけたら爆レスするね!!」っていわれたことです。

実はこの頃はだいぶメイビーMEのことが好きになっていて、ルルネージュは曲がいいなぁと思ってたので対バンで被ったら見たい!位の感覚のグループだったと思います。

そこからはしばらく仕事が忙しかったり、≠MEのツアーがあったり、メイビーMEに割としっかり通ってたりと、あまりルルネージュを見に行く機会はありませんでした。
(11月にハロウィン公演か何かのシアターにいってイーブイの着ぐるみきたまかしゃんに会いに行ったことがあるのは内緒です。)

転機

転機が来たのは12月。
メイビーMEに一緒に通っていた友人の知り合いに、ルルネージュに通い出した人がいるという噂を聞きました。

ライブにはいってなかったものの、曲はずっと聞いていたし、それこそそこまでメイビ―と被ることもなく、あまり見る機会はなかったのが当時の状況でした。

そんな奇跡のようなタイミングで、ルルネージュとメイビーMEが出演する対バンライブの開催がありました。

これは行くしかないと思い、メイビーに一緒に行っていた友達と、最近ルルネに通い出した友人と3人でライブに行きました。

その日に初めて聞いた「好きといったのはあなたなのに」の衝撃は今でも忘れられません。
この日は特典会に行かず、素直にメイビーMEのオタクをして帰宅しました。

その後友人に誘われ何回かルルネージュのライブを見て、2月のワンマンライブにも友人の招待で行く予定でした。

この時まではルルネージュの現場はたまに行く楽しい現場、というイメージでした。
しかし年が変わり今年の1月7日、転機は急にやってきます。

数日前にいろんな事情があり、招待してくれる予定だった友人が、ワンマンに行けなくなってしまったため、ワンマンの話は白紙になっていました。
自分自身そこまでモチベが高いわけでもなかったし、だれか行くなら行こうかなぁと考えながらその日もいつも通りメイビーMEのライブに足を運んでいました。

ライブが終わり、いつも通り渋谷駅まで歩いて帰っていると、偶然ハチ公前でビラ配りをしていた凜ちゃんを見つけました。

ワンマンに向けて何度かビラ配りをしているのは知っていたし、そんな偶然あるか?と思いながら話しかけに行くと、凜ちゃんだけでなく、話したことのあった百瀬芽衣ちゃんと清水梨紗ちゃんもいるという話を聞き、慌てて話しかけに行きました。

(最後の特典会でも言ったけど、あの時凜ちゃんと全然話さなくてごめんなさい。)

いろいろと話してるうちに、なぜかその日に手売りのチケットを8枚購入していました。(ほんとになんで?)

今考えるとあの日梨紗ちゃんたちに会えたこと、そしてチケットを買ったことも運命だったのかなと、、、

ここからルルネージュのオタクとして、大きくオタク生活が変わっていきました。

ワンマンライブを終えて


そんなこんなで2023年が始まってそうそうルルネのオタクになってしまい、気づいたらメイビーMEのいないライブにも足を運んでいたし、ワンマンまで一か月弱頑張ろう!という思いで通ってました。

当時はワンマンで一区切りにするつもりだったし、ワンマンが終わったらまたメイビーMEのオタクに戻るつもりでした。

ワンマンの話は過去にnoteにまとめてるのでそちらもぜひ。

しかしワンマンが終わってもルルネージュの現場に足を運ぶのはやめられませんでした。

理由はまあいろいろあるんですが、何よりルルネージュというグループが大好きになってしまったことが一番の原因だと思います。

そんなこんなで3月も4月もほぼ全通に近い数ライブに行っているし、招待特典のバスツアーで友達も増え、今も楽しく現場に通っています。
何なら来月から始まる全国ツアーには全通したいと思ってるみたいだし、もう完全にルルネのオタクです()

凜ちゃんの卒業


長々と話してきましたが、本題はここからです。

4月22日、ルルネージュから初期メンバーの1人である住久凜ちゃんが卒業しました。

ルルネージュを知って約一年。
本格的に通い出してからわずか3か月での卒業。

正直凜ちゃんはグループの中でもそこまで好きだったメンバーというわけではなかったです。でも凜ちゃんのパフォーマンスがこのグループには必要不可欠だと思っていたし、何より凜ちゃんの歌声が大好きでした。

ジブンドキという曲があります。
この曲はおそらく元メンバーの時田さんのための曲です。
僕は時田さんがいる頃のルルネージュを映像でしか見たことがありません。
それでも、音源を聞いているだけでも、この曲が一番大好きな曲でした。


いくつになれば青春が 終わると決められているのなら
後悔しないで 過ごせるだろうか?

この曲にどんな思いが込められているか、新規の僕にははかり知れません。
それでも、凜ちゃんの歌うジブンドキのDメロが大好きで、ライブで聞くたびにますます好きになっていきました。

もちろんこの曲だけじゃないです。キーホルダー、ひと夏、らぶしっく、花。
凜ちゃんの歌うパートが好きな曲がたくさんあります。
その歌声が聞けなくなると思うと、卒業公演では涙が止まりませんでした。

もともと当日は後ろでじっくり見るつもりだったんですが、知人から声がかかり、前方で見ることに。しかも最前列で見ることができました。

もちろん周りは昔からルルネージュを追ってきた人たちばかりで、そんな人たちと並んでみるのはちょっと申し訳ないような気持ちを感じながらも、せっかく前で見れるんだからめいいっぱい楽しもうと思い、ライブに望みました。

序盤から泣き出すメンバーにつられて、どんどん目頭が熱くなり、ピークは「青春の下で」からの「ジブンドキ」でした。

Dメロのりんちゃんコール。一生忘れられないと思います。

ライブはあっという間に進み最後の曲に。
もちろんわかってました。ここまでやってなくて最後を飾る曲。
「花の代わりに何を送ろうか」
これしかありません。

歌い出しから泣き出す芽衣ちゃん。その腰に手を当て「大丈夫だよ」と伝える凜ちゃん。
涙が止まりませんでした。
この二人で歌う最後の花の歌い出し。録音して一生取っておきたいくらいです。

曲が終わりメンバーが涙する中、凜ちゃんは最後まで笑顔でした。

最年少とは思えない大人っぽさがあると思いきや、話してみると年相応の女の子で。最後まできらきらとした笑顔で、彼女の最後のステージは幕を閉じました。

最後の特典会も笑顔でファンと話し、特典会終わりの挨拶まで、笑顔でやり切った彼女は本当に素晴らしいアイドルだったと思います。

卒業の理由は決してマイナスな理由じゃありません。
凜ちゃんが声優になるという夢をかなえて、また僕たちの前に戻ってきてくれることを信じています。

改めて卒業おめでとう!本当にお疲れ様でした。


最後に


ルルネージュには4月29日に新たなメンバーが加入し、新体制がスタートします。

凜ちゃんの卒業から一週間、早すぎる変化に正直ついていける気がしない人も多いと思います。
僕自身も困惑してるし、複雑な気持ちです。

でも僕はルルネージュというグループが好きです。
だからこれからもオタクは続けるつもりだし、全国ツアーも変わらず全部行くつもりです。

すぐには新体制を受け入れることができなくても、新メンバーがいい刺激になってグループのさらなる飛躍へとつながっていけばいいなと思っています。

29日、新生ルルネージュを見るのが楽しみです。


たつや

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