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ハイブリッド手術室 が完成しました

 心臓手術スタートに向けて、ぞくぞくと準備が整ってきています。

 まず、7月より工事を行なっていたハイブリッド手術室が完成しました。
 ハイブリッド手術室は手術中に透視装置を使用できる手術室で、手術の最中でも速やかに造影検査が行えるため、大動脈ステントグラフト手術やペースメーカー設置手術、透析シャントの再建術などの血管手術をスムーズに行うことができます。

ハイブリッド手術室

 また、心臓手術に欠かすことができない人工心肺装置が本日いよいよ納入されました。

人工心肺

 人工心肺装置は一般に施設ごとにオーダーメイドに近い形で組まれています。当院では5月に入職してくれた臨床工学技師のChicchiさんが意向がおおいに反映されています。Chicchiさんは難関の体外循環指導士の資格を持ち、複数のハイボリュームセンター(症例数が多い大きな病院)で人工心肺を扱っていたベテランの女性エンジニアです。他院で心臓血管外科の立ち上げにも関わったことがあるとのことで、とても頼もしく感じています。

 当科が掲げる3つのC(Commitment、Company、Comfort)に基づく安心・安全な心臓外科治療の実現に向けて、着実に前進している手応えを感じています。

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