見出し画像

心臓手術コーディネーター にお任せあれ!

 外来から病棟、手術室、ICUを通して、患者さんの窓口となる《心臓手術コーディネーター》の運用が来月から始まります。 
 心臓手術コーディネーターは時に命がけとなる心臓血管外科の手術にあたり、患者さんとご家族を部署の壁を越えて先導し、サポートするスタッフです。
 病院は部署ごとにセクション化されており、患者さんにとって「担当者がどんどん変わる」「誰に聞いて良いかわからない」「一度した話を何度も聞かれる」などの不安が生じます。コーディネーターはどんなときも患者さんとご家族の窓口として、精神的な支柱となります

*心臓手術コーディネーターとして想定する業務
 ・手術スケジュールの管理
 ・術前検査の過不足チェック
 ・術前オリエンテーション
 ・患者さん背景の把握
 ・入院中の相談窓口
 ・退院後の相談窓口
 ・初診電話問合せ対応

 この大役を 診療看護師(NP)白井さん が引き受けてくれました。部署にとらわれずに活躍できる NP の面目躍如です。
 白井さんは静脈瘤治療に欠かせない弾性ストッキングコンダクターの資格に興味を持って、取得に必要な講座への参加や患者指導などにも積極的に取り組んでくれています。

当院NPの心臓血管外科への関与

 心臓手術コーディネーターの導入は大浜第一病院に勤めていたころからの悲願でした。看護部長をはじめ、多くのスタッフに理解・共感してもらえたこと、やる気のある優秀な仲間に出会えたことなど、実現にあたっては多くの幸運が重なりました。

 引き続き、安心・安全な心臓血管外科治療の実現と継続に向けた体制づくりに取り組んで参ります。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?