2023.11.28

11月某日
仕事が悲鳴をあげてひたすらに胃が痛い。立場的に色んな人に指示を出すだけなんだけど、そんなミスしますか?みたいなことばかり。ヒューマンエラーは往々にしてある(そして私にもある)ことなので、そこを非難するつもりはさらさらなく、むしろそれを見越して余裕のあるスケジュールを組めていない私のミスなのだが、それにしても……とちょっとは言いたくなる。ガストール様の恩恵をあずかりまくる。
帰宅しながら蓮の配信。花帆ちゃんの配信は本当に癒される。自分がアイドルコンテンツで癒される側になるとは思っておらず、自分の老化を感じた。その後はなんありを聞いた。最近、なんありのコーナーのBPMが合わなくて採用に至らず。もっと精進せねば。内容は相変わらずのグッドバイブスで本当に良かった。忘れないようにしたいのがこの番組は特殊であるということ。ここを基準にすると今後ラジオを聞けなくなりそうだなとちょっと怖い。

なんやかんで帰宅して軽く飯を食うと23時。ここから何かをする気力は残っておらずすぐに眠ってしまった。前にオタクの先輩に相談した時にシンプルに睡眠時間を削るしかないとアドバイスを頂いたが、実践できずにここまで来てしまった。

11月某日
朝起きると恋人から起きてる?と1時半ごろに連絡が来ていた。今回も連絡が取れず申しわけない気持ち。前に”V”か何かで男は釣った時点で満足してしまい、釣った魚にエサをあげないよなみたいな話をしていたのを思い出した。今は完全にその状態になってしまっており、ちょっとどうにかしないとなと思ってはいる。ただ向こうも優しい子なので、私が社会人であることを考慮して強くは言ってこないだろうが、言わないだけで溜まっているものはおそらくある。サークルの先輩から言われた「お前はコミュニケーションをサボってきたからみんながわかっていることが全然わかっていない」を思い出す。”みんな”はこういうのも何とかしているんだろうな。人生を進めるのって難しい。いつ愛想をつかされるかはわからないが、その日が来るまではこいつと関係を持って良かったなと思っていただけるように努力していきたい

強風の中、こないだ放送分の小林千晃くんのラジオを聞きながら駅まで歩いた。ずっと声が良くて驚く。

仕事はある程度落ち着いてきた実感があるが、先延ばしにしているだけでもある。流石にやらなあかんなと思いつつも、年内での退職が確定しているためやる気は出ず。このまま逃げ切って良いものなのだろうか。

夜は中学同期を呼び出して適当に歩きながらしゃべっていた。彼がミリオンの福岡に参加していたのでその時の話を聞いたのだが、Day2が本当に良かったとしきりに話しており、彼にとってミリオンにより深くハマるきっかけになったのかなとも思った。彼はイビザに来てくれていたので感想を聞いたら良かったとは思うけどお前っぽさはあんまりなかったと言っており、確かにそうだよなと改めて思った。私も概ね同じ感想ではあるが、私っぽいDJというのがどういうものなのかイマイチわかっていない。今はそれを探しながらDJをしている最中なのである。ただ、これっていつか見つかるものなのだろうか。好きなタイプは?みたいな質問って往々にしてあるものだが、これの答えって自分の人生が終わったときに好きになった人たちの特徴を集計してようやくわかるものだと思っている。それでいくと自分のスタイルみたいなものも人生が終わるタイミングでしかわからないのである。ただ、これには抜け穴があり、私は”こういう”ことをするんや!と強固なブランディングを行い、それしかやらないこと。それはそれで本当にカッコイイスタイルだと思うが、今の私がやるにはあまりにも可能性を狭めていると思うので正直やりたくない。いつか自分の色がわかるタイミングが来るのだろうか。

最近、私の後釜志望の方が面接のために弊社に来ており、そのたびに胸が苦しくなる。はっきり言って弊社は終わっていると思う。会社としての形をしていない。なので私は会社を見限って退職することにしたのだが、面接に来る人たちは弊社が破綻していることなど知らず、希望を持って面接に来る。私が逃げることなく、ここに居続ければ彼らが新たに絶望することもなく、この会社が存続することによって生まれる犠牲者が増えなかった。私が安易に逃げてしまったがため、前途ある若者の未来を潰してしまう。私のような終わっている人間の未来が潰えるのは社会規模で見たときになんの問題もないが、彼らのような人たちの未来が潰えるのは社会的な損失だし、私の心が苦しい。ここにきて退職の選択をとったことを本当に後悔している。浅はかで自分本位な選択をしてしまった。死ぬべきはこの会社であり、社員であり、私であるのに、何の権限を持って若者を殺してしまっているのだろう。息が苦しい。

11月某日
仕事を溜めていたらまぁまぁちゃんと怒られた。これに関しては弁論の余地なく、私が悪い。今の会社は私が正常に働かないと一切の利益が発生しない仕組みなので、サボられると困るのはわかるが、これはシステムにまず問題があるだろ……と思わずにはいられない。この会社はつぶれるべきだろうと思う私と、この会社をつぶされては困る役員たち。いびつな構造で不誠実な会社とわかりながら利益を生み出さなくてはいけないのは少々辛い。

帰宅してからは相変わらずなにもやる気が起きなったが購入したCDが届いていたので、CUE打ちとかではなくただただ流しっぱにしていた。だらだらと恋人と連絡と取っていたら電話がかかってきたので小一時間会話。恋人がベラベラとしゃべってくれるので適当に相槌を打ちながら会話っぽいことをしたが、私の”こういうところ”がいけないんだろうなと思った。今はまだ不満を持たれている感じはしないが、往々にして積み重ねで終わってしまうことはある。もう少し慎重にならなければ。

通勤中に見ていた「ライアーライアー」を見終わった。なんか最後までゲーム要素に寄り添えなかったな。主人公はチートを使っている以上、負けるなんてことはないだろうし、勝ったとしてもお前はチートを使っているんだからそれはそうやろとなってしまった。ただ、キャラ萌えだけで最後まで見る事ができる程度には萌え萌えだったし、これだけは救いだった。浜松組のみなさま方がこの作品に狂っているのはマジか……と思いはしたが気持ちはわかる。萌えって嬉しいものだから。

11月某日
のあ先輩の新キャラが萌えすぎわろたw
仕事が本当に終わりを迎えた。ここ最近はずっと奇跡によってなんとか凌いでいたが、奇跡貯金が尽きたらしい。ひとつダメになった途端すべてが終わり申した。どれだけ胃薬を飲んでも胃液が逆流してくるし、吐きたいのに何も食べていなくて吐けるものが何もないからただただ気持ち悪い。電話は止まらず、ひたすら平謝り。ちょっとした隙間時間に被害総額を調べたらしゃれにならない感じになっており、なんかもうわからなくなってきた。会社としての利益が俺の働きによって8割ほど決まるのってシステムとしてイカれていると思うが、もうそんな感じで責任転嫁する余裕もない。社長に今回の件の報告をしたら、自分のケツは自分で拭けよとのこと。なんも助けてくれないんだ。ひたすらに謝りながらも通常の業務は続いていくが、まともな判断ができていない気がする。退職二ヶ月前になってこんな風になるとは思っていなかった。俺が甘かった。大量の汗や指先の冷えを感じて”あの頃”と同じだな…となんとなく懐かしい感じがした。早くこの場から逃げ出したい気持ちと、逃げだせたとしても、この最悪の状況を引き継ぐものが必要となると考えると、どうにもならない。『銀の匙』で校長先生が”生きるための逃げはありありです”と言っていた。昨今の風潮を的確に示している言葉だと思うが、自分が生きるために逃げた事によって、誰かが不幸になるとしても逃げて良いのだろうか。本当は次に入ってくる方が不幸になると決めつけているのは私の驕りであり、決めつけであることはわかっている。それでも、ここにいて幸福を手に入れることができる未来は想像できない。今ここで辛いと感じているのは環境のせいなのだろうか。私の弱さなのだろうか。なんにもわからず、なんにもわかろうとしないまま時は流れ、それでも生きていくしかない。

帰りの電車に乗りながらさやかの配信を見た。前半はこの半年間の振り返り。村野さやかの2023年度半年間を振り返っての話。彼女自身というよりも、スクールアイドル村野さやかとしての歴史の話ではあったが、神の視点を持つ我々はそのほとんどを知っていて、彼女の歩んできた一歩一歩の重みに押しつぶされそうになりながらも、それらを鮮明に思い出して、あなたも(そして私も)痛みに耐えてよく頑張った!感動した!と総武線の中でほんのりと泣いてしまった。後半は物語になる強度や大きさがないささいな生活の話。その全てが愛おしくて大切なものだった。瑠璃乃にカーディガンを貸した話と並列して綴理の分のお弁当を作る必要がないのに”つい”ふたつ作ってしまい、余ったひとつを友達に渡している話をしており、この分け隔てなさが彼女の”善”ではあるものの、どうしようもなく苦しくなってしまった。綴理がどんな思いでオープンキャンパスの実行委になったかはわからず、こちらの想像でしか語れないが、きっと頑張るさやかに負けないための選択だったのではなかろうか。神の視点からでしか活動記録に触れられない我々は彼女が適切な方向に成長できるように…と祈ることしかできないが、それで良いのだと思う。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのみなさんは信じるに値する人物だからだ。

帰宅し、久しぶりに飲酒した。ビール一缶しか飲んでないのにまぁまぁちゃんと酔ってしまい11時には眠ってしまった。こうやって朽ち果てていくのだろうか……?

11月某日
電車。だらみゃさんにオススメしてもらったブルリフを見ねばと思いながらも電車で見るアニメでもない気がしてきて、なんとなくクールドジ男子を再生したら萌え萌えで困った。男でも萌えられるようになると世界が広がってスゴイ。

仕事はもうよくわかんなくなってきた。かなり助けて欲しいんだけど社に私を助けることができる人がいないから自分でなんとかするしかない。各所に電話で謝罪をし続ける。メンタルを削られることはないが、そんなことを聞いてどうするんだろうとか、あなたが私に怒ったところでどうにもならないのに。。。とかミスを犯した側なのにそんなことばかりを考えてしまった。本当に良くないな。

仕事を終わらせてから下北沢CREAMに行き邦というイベントに参加。ゲストで出るやましに誘って貰った。気軽に誘ってくれるって嬉しいンゴねぇ……。みんなが知ってる神曲から声優のイイキョクやら知名度こそないものの踊れるイイ感じの曲とかをバランスよくかけていて、やっぱりやましって上手いんだな~と改めて思った。というか、やましのDJ を見るたびに思っている気がする。その後に見たスキーモさんのDJがマジで凄まじかった。少なくとも私とは違う次元でDJをやっている感じがあり、流れる曲のその全てに嬉しくなった。これから真摯にDJという行為に向き合い続けた先にスキーモさんが今立っている地点はあるのだろうか。と少し怖くなるくらいには喰らった。遊びに来ていたyakiyaっちがスキーモさんのDJは本当にスゴイよってドヤ顔で言っていて、なんであんたが誇らしげなんだよとちょっと思ったが、今なら彼女の気持ちも少しだけわかる。スキーモさんのDJを見たことがあるってそれだけでなんか自慢したくなる。終わった後に居ても立っても居られず挨拶しにいったらIBIZAのアクトを見てくださっていたようでお褒めの言葉をいただけた。私のような小物に対しても腰を低くしてお話してくださり、多分スキーモさんは同じように楽曲に対してもリスペクトをしているから理解が深まって今回みたいな素晴らしいDJができているのかな?となんとなくわかった気がした。本当にカッコイイ。その後、春菊さんとお話したりHasshyさんやちゃんこれさんとお話した後解散。タクシーに乗って事前に連絡していたろるぴさん宅へGO。翌日は主催イベントがあるのに夜分遅くに押しかけて本当に申し訳ないと思いつつも色々とお聞きしたいことがあったのでお邪魔させてもらった。オフラインの話をオンラインに記すのは野暮なのでしないが、みんな色んなことを考えて行動しているんだなと思った。あといつか、自分のやりたいことが見つかったら主催パーティーをやってみたい。自分の原点にあるのがJuke Vox と yori_michiなので声優楽曲パーティーなのかな~とは思うものの、やましが温声知新をやっているし、おんなじようなコンセプトでおんなじようなパーティーをやっても仕方ないので、差別化的なことが思いついたらやってみたいな。それがいつになるのかはわかりません。

11月某日
朝イチでろるぴさん宅を抜け出し、客先に行って謝罪。半ば強要みたいな感じで土下座をしたのだが、土下座をして欲しい気持ちがよくわからなかった。

謝罪案件終了後にサクッと髪の毛を切ったのち昼寝。爆睡をかました。起床して夜飯を食べたあとに「駒田蒸留所へようこそ」を見た。なーんというか私の作品ではなかったなというのが率直な印象。感想を書くためのnoteではあるが、びっくりするくらいに印象が薄くて大変困っている。高橋くんの成長とか会社のみんなでKOMAの復活を成し遂げたとかが感動ポイントだったのかなと思うけど、なんかそこが素直に乗っかりきれなかった。なんでかが本当にわからなくてウケてます。

この日、#coro_michiの情報が解禁となった。主催はちゃんみおで、いけさんとひちょりさんと私が出演。レギュレーションは3次元アイドル。元々3次元アイドルオタク出身だったので、このようなパーティーに参加できることは本当に嬉しい。私の方から出たい!!と直談判して出演することにはなったが、CUERaiderの48オンリー回にちゃんみおにお声掛けしなかったらきっと実現してなかったように思えるので、やっぱり縁は大事。NMB48のオタクだった”あの頃”の気持ちを思い出しながら全力でDJをしていきたいし、現場にはいかなかったものの、色んなアイドルの色んな曲はたくさん聞いたので、そのあたりもイイ感じに流せたら嬉しい。アイドルソングをたくさんかける!!!!!よりも、アイドルソングをポップス解釈してゆったりと踊れる感じになったら良いな。タイムテーブルとその場の雰囲気次第ではありますが。

11月某日
ラブライブの同人誌即売会に参加。サクッと買い物を済ませて茶箱へ。温声知新第三回、今回もナイスパーティーだった。凄くあったかくてナイスパーティーだったけど改めて文字で感想を記そうと思うと真正面から喰らっていた自分に気づいてしまい、上手く言葉にできない。

11月某日
前日の飲酒の影響があるかなと思っていたが、なんならちょっと元気すらある感じで起床。さくっと朝風呂したのち出社。

今日も仕事は謝罪しまくりではあるが、なんかもう慣れてきたしある程度落ち着いてきたので割と穏やかなマインドで仕事をする。

蓮の配信は綴理と瑠璃乃とひゃくまんさんのコラボ回。コラボ回なので奇抜なこととかしないだろうし本編と絡めるとかはないだろうなと思っていたがタイムラインのみんなは色々と勘ぐっていた様子でちょっと面白かった。
帰宅してから、いつもはシャワーで済ませるものの流石に寒かったのでガッツリ湯舟に浸かった。朝風呂はめちゃくちゃ好きなのに夜風呂はめんどくさいが買ってしまうのはなぜなんだろう。クールドジ男子を眺めつつディスカスのCDを取り込み。最後まで終わらなかったがお腹が空いてきたため就寝。何もできなかった気がする。

11月某日
先日ろるぴさんからお話を伺って私もパーティーを主催してみたいな~と思い企画をずっと考えていた。私はJuke Voxとyori_michiに魅せられた人間なのでやるなら声優楽曲パーティーなのかなと思うけれど、近い存在のやましがありえん気合いを持ってグッドパーティーを主催していたり、それこそろるぴさんの声豚みたいな素敵なパーティーもあり、名前が違うだけの同じようなパーティーをやっても仕方ない。J-POPだときゃに~ちゃんのm_m_mや足を運んだことはないがtokyo mellow cityさんなど、色んなパーティーがあるイメージだし、私の好きなJ-POPラインもこれらに似ている気がしているのでなんか違う気がする。インターネットの海を彷徨っていたら、Lost Decadeのインタビュー記事を見つけて、そうか人ありきのパーティーもありだな……と思ったら道がスッと開けたような気がして、企画書を作ってレギュラーになってもらい人に企画書を送りつけてみた。一人は面白いと言ってくれて、もう一人は面白いけどいまのレギュラーとの兼ね合いがあるから考えさせて欲しいとのこと。とりあえず来週飯行く約束をしたので、そこでなんとか丸め込めたら良いなと思った。面白い催しになりそうだなと思ったものの、来てくださるお客さんに楽しんでもらうぞ!的な外向きのマインドがあまりなく、友達だらけの身内ノリ的な感じにならないか心配ではある。ただ、私は素人であり誰かを楽しませるんや!マインドよりも私が面白いと思いたいからパーティーがやりたくて、それにたまたま興味を持ってくれた変な人たちが勝手に面白がってくれたら良いなって気持ちが強い。でも、箱を借りる以上は箱にもちゃんと還元できたらええな~!とは思うし。非常に難しいところではある。

11月某日
今日は社員がみんな外回りだったので仕事を放棄し、ひたすらにだらけていた。刀ナイに遊びにいったときにHaLくんにオススメしてもらったエロマンガ先生をずっと見ていた。キャラ萌えアニメとして見ることができればかなり良かったと思うが、ラブコメとしてはあんまりな印象だった。紗霧がマサムネを好きな理由はまぁわかるが、ムラマサに関しては憧れと好意が入り混じってないか?と思うし、エルフはお前男の知り合いいないだけだろみたな風に感じてしまい、マサムネを好きになる要素があまり見つからなかった。俺が見逃しているだけなのか……?山田999の椿ゆかりの告白シーンが好きすぎるあまり恋愛に説得力を求めている節がある私だが、恋愛は激しい感情であり、言葉で説明できなかったり第三者からみて理解できない恋愛も往々にしてある。人物が体内で培養してきた恋心がなにかしらのきっかけで溢れただけ。ラブコメ好きでありながらラブコメの見方が下手くそで困っています。
帰宅した後、公募用のmixの作成に取り掛かった。相も変わらずにグルーヴキープが下手くそ。もう少しちゃんと展開を意識したいなと思いつつ、とりあえず録音してみたので明日の朝にでもゆっくり聞きたい。

11月某日
めちゃ寝坊してわろたw夜に雨が降るらしいが背に腹は代えられないので自転車で駅まで向かう。電車の中で公募用のmixを聞いた。それなりには良いものの、この人が良いな!って選んでもらうような引きが見えないな~と思った。あと相も変わらずにグルーヴキープが下手すぎる。もうちょっと上手く展開がつけられそうな気がしているので順番を変えてみたり、曲を変えたりそ試行錯誤してみたい。ガルフレさんが直近で公募に受かったらしく(おめでとうございます)、その公募作品を作ったときに考えていたことをまとめたブログをアップロードしていたので、それを拝見したのだが、友人にアドバイスをもらった旨を記載していて、そういう手もあるのかと思ってえまちゃんにmixを送った。聞いてくれるそうで嬉しい。

蓮の配信。今日は綴理のお誕生日会だった。誕生日恒例行事の褒めまくるやつを期待していたので、綴理の思い付きによるクイズ大会はマジか……となったがさやかちゃんの正妻ムーブを見ることができて嬉しかった。ペンギンは虚空を見つめている。

帰宅してから久しぶりに夜ご飯なるものを食べた。22時すぎに飯を食うと太りそうだなと思って平日は夜飯を食べないようにしていたが、なんとなくの気分で食べた。お腹がいっぱいだと苦しい。

えまちゃんがmixの感想をくれた。全体的にはいい感じだけど、パーティーの主催の人が好きそうな感じではないかもねと。自覚していたところではあるが、改めて指摘していただいてやっぱりそうだよね。と。コンセプトには即しているが、主催の方が欲しいものではなさそうと思ってしまったとき、マジでどのように修正すれば良いのだろうか。もう少し模索してみることにした。

11月某日。
さくっと起きてシャワーを浴び、髪型とかの諸々を整えた。いつもは適当にやっているが今日は夜に恋人と約束がある。さくっと終電までには帰りたいと思いつつも20:20からの映画を見るので微妙な感じはする。

朝の電車でウトウト。この時間でちゃんとアニメとか見れるようになりたいなと思うが、やっぱり眠くなってしまう。こればかりは仕方ないのか?
仕事に行ったら社長から呼び出し。来週に出資先との打ち合わせがあるから諸々の資料を作れとのこと。私はこんな会社潰れれば良いのにと思っているが、そういうわけにもいかないのでとりあえず頷いてみた。やめますと相談したときにかなりの恨み言を放ったつもりだが、向こうは全く気にしていないみたい。そんなことあるんだ。

仕事を終えて新宿武蔵野館に向かい『アメリ』を見た。フランス映画は疎いものの昨年見た『みんなのヴァカンス』くらい。仕事を終わりだし寝ないか心配だったけど過集中になるほどの良さがあり、かなり喰らった。カラーバランスや構図の美しさもさることながら、アメリの妄想癖という設定があるおかげでナレーションである語り手を100で信用することができず、どこまでが真でどこまでが虚なのかわからないのが本当に良かったと思う。アメリの善の精神(そしてそれは必ずしも良いとは限らない)や終盤の人は最後は素直にならなければならないといったところに賢ラジイズム(本来であれば賢ラジにアメリイズムがあると言った方が正しい)があり、めちゃくちゃに感動した。人生以上、物語未満のエピソードが積み重なってひとつの連なりになっていくのも構想の美しさがあって大変良かったと思う。本当に素敵な映画だったが終わったあとに恋人と感想を語り合うみたいな映画ではなかったなとは思った。終演後、居酒屋に行って軽く喋って解散。付き合ってみたのはいいものの、この子とどの方向に向かっていけば良いのだろうなとちょっと迷ってはいる。

11月某日
まりゅうくんが蓮の物販のために12時くらいに飛田給に行くと言っていたので一緒に向かうことにした。飛田給で合流し二人でお話しながら物販を並んだ。DJ論じゃないけど、たくさんの現場を踏んでる人に聞いてみたかったことをガッツリ聞けて良かった。まぁ下世話な話もたくさんしましたが。。。2時間くらい並んだが日が照っていたおかげもあり、そんなにキツくはなかった。まりゅうくんにブレードを買わせることができなかったのは残念であるが。その後、えいまつさんとしまはーくんと合流して日高屋行ったり駅前でストアルしたり。なんやかんやでほんだくんやカルトとも合流し、時間になり向かった。

<ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ~RUN!CAN!FUN!~ 東京公演Day.1>
今回も本当に美しいライブだった。『Dream Believers』の”いまをがんばることが楽しい”で毎度のことながら涙があふれてしまう。私のDJとしてのキャリアがほぼ蓮ノ空のみなさんと同期なので勝手に色んなことを重ねており、家でしこしことミックスを録ってはインターネットにあげて、色んな人から感想を頂いて、そこから素敵な縁が結ばれてパーティーにも呼んでもらえるようになって。。。楽しいことを楽しくやっているだけだから頑張っている!って感覚は正直ないんだけど、それでも”いまをがんばることが楽しい”にオノレを代入することができるのが本当に嬉しい。今回初披露になった「kawaii no susume」が萌え極振りで本当に嬉しかった。萌えって嬉しいよな?「kawaii no susume」はまだ誰が書いた曲なのかはっきりしていなくて、梢の作家性をあんまり感じないな~と思うものの花帆なのか…?って感じもするし本当にわからない。ただ、嬉しかった。
アンコール明けのラブライブ予選&10月フェスライブパートは正直冷めてました。103期が入学してから今日までのことを含めてライブをやるってコンセプトを考慮すればラブライブ予選&10月度フェスライブをやるのは妥当なサプライズではあるんだけど、ツアーって頻繁に行くことができない地方に行ってライブを行う催しだと私は認識しているのでツアーの平等性が崩壊してない……?と思った。あとアンコールはサクッと終わって欲しい派なので。でも、それはそうとして「千変万花」は嬉しかった。

帰りの電車の中で「素顔のピクセル」のことを考えていた。歌詞を読む限り、本当に素敵なスリーズブーケのカタチだと思うし、今のスリーズブーケにとってもピッタリな曲だと思う。それでも先輩たちは今の私たちの曲なんだ!って作った特別な曲を今のスリーズブーケが歌うことによって先輩たちだけの曲ではなくなってしまっている。これってある種の暴力だと思うし、今のスリーズブーケの大切な曲たちを後輩が継承することによって、二人だけの特別をなくしてしまう可能性もある。文化的資本に敬意を払って、それを理解しようと努力し、今の私たちにとって必要なピースで、先輩に対する暴力を行っている覚悟を決めてスピットする。これってDJと一緒だ。c.o.s.aも言うておりました。「ないとはじまらないぜリスペクト」ってね……。

11月某日
ギーグルに参加するため立川へ。最寄りから立川まで電車で1時間半くらいはかかるが距離感覚がバグっているためあんまり遠いとも思わない。座れるのであればなんでも良い。立川に到着し、オープンのカルトを聞きながらにっしーさんやしぁさんとおしゃべり。2時間もいることができなかったが、相も変わらずのグッドパーティー。主催のにっしーさんの気合が素敵だなと思うし、今回から参加のVJの方が本当に良かった。視覚的にも楽しいって嬉しいんだな。
立川から飛田給に移動。

<ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ~RUN!CAN!FUN!~ 東京公演Day.2>
今までは幸いなことに演者の立ち振る舞いを見ることができたが、今回は席があまり良くなかったのでモニターを見たりぼーっと音を聞いたりして楽しんだ。今、私は蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのみなさんと一緒の場所にいる。それだけでなんだか嬉しい気持ちになった。菅叶和様。
終演後、帰宅しようと連番者とお別れてしたあとにカルトから呼び出しがあって駅前で軽く駄弁った。

11月某日
蓮13話。正直あんまり綴理のことを心配はしていなかったが、思ったよりも萌え萌えで安心した。萌えで安心している自分には安心していません。やっぱりまだ語られていないところもあるし、12話の沙知先輩は信用に値する人間だなと思うけど、彼女のコミュニケーションの取り方や正論ベースなところなとか、まぁムカつきもしますよね……。梢も正論ベースで考えるタイプの人間なので彼女の意見を理解できているが、言葉を表面で捉えがちな綴理や、正論なんかよりも感情を優先する慈はまぁ……。沙知先輩が何を守るために生徒会長になったのかはわからないが、きっとスクールアイドルクラブを守るためなんだろうな。綴理引き抜きの時に、綴理は沙知先輩に置いていかれたと思っていて、沙知先輩もそれを気づいていたから自分から直接伝えたら、この学校から追い出したいのか?と思ってすんなり移籍する可能性があったから梢を巻き込んだのだろうし、常のスクールアイドルクラブ存続のための選択を打ち続けているし。(まぁでもこれは結果的には移籍の次に最悪な結果を招いて、花帆とさやかがいなければ本当に終わっていたと思いますが。。。)
なんにせよこれからが楽しみですね。あとは今回のオーキャンきっかけで蓮ノ空に入学してきそうな子もいそうなので見落とさないようにしないと。
労働を途中で抜け出してライブの物販手伝い。まさかの物販がライブハウスの外だったので本当にずっと苦しかった。流石に明日の労働に耐えられそうにないので明日は在宅勤務に切り替え。

11月某日
在宅勤務とはいえ何もやる気がおきない(それはそう)なのでひたすらにレコボと向き合っていた。絶対に出演の準備をした方が良いのだが、金曜締めの公募の準備をしていた。1回試しで作ったものをオタクに送ったら本当に丁寧なご意見をいただけて本当に感謝。聞いてくれるだけでもありがたいのに、具体的かつ詳細にご意見をくれて本当にありがたい。

ガッツリと選曲しなおして方向性も変えてみたら個人的にかなりいい感じの仕上がりにはなったと思う。ただ、アンセムが多めだなという印象も。クラブにもそんなに行けていないし、何がアンセムとして作用するのかわからない。経験不足を如実に感じた。

夜は菅叶和様のニコニコ番組ゲスト梅澤めぐさん回を見た。本当に素晴らしい回でしたね。本人たちの人柄やバイブス、後半の企画も全部が良くて、なんかずっと嬉しかった。正面からの光を浴びた気分です。
その後もせこせこと公募の準備をして就寝。俺は本当にこれで良いのだろうか。

11月某日
仕事を適当にやっつけてから、さらに適当な理由で抜け出し、やましととびと飲酒。同い年の知り合いがそんなに多くないので同い年の2人を誘ってみた。

私から見たら実力もあるし順当にキャリアを歩んでいるように見える二人だが、彼らには彼らの悩みがあって渇きがあった。同様にといったら大袈裟かもしれないが私にも悩みもあるし、渇きもある。好きなアイカツ!話と言った深い話から悩みや渇きなどのくだらない話まで、あとはCUE打ちとか選曲とかの話も聞けて大変参考になった。

店を後にして神田川近くのストアルスポットに移動。やましはすぐに”L”の入りで出たが、俺ととびは残り続けてまた話をした。クラブで話すのも楽しいが、腰をすえてじっくりと話すのも楽しい。私はまだまだペーペーでできないことの方が多くて、とびとかやましとかを見ながら遠すぎる背中をいつかつかめるようになりたいと思っていたが、とびはとびで私から刺激を受けているらしくて嬉しかった。俺たちは本当にやっていくしかない…!と気合を入れなおして解散。

”L”に突入。みんな本当にカッコよくて輝いていた。やましもHaLくんもとるぱ先輩もおちゃさんも。もちろんそれ以外のみなさんも。楽しい夜だった。

11月某日
昼くらいに起きてそのまま山根綺ちゃんのライブ。今まで”大学生のオールカラオケの履歴みたいな選曲”とか言ってイジっていたが順に素晴らしいライブで結構ガッツリ喰らった。山根綺ちゃんのYouTubeの選曲には自我とサービスがあると思っている。自我は自分が本当に歌いたい曲でサービスはユーザーが聞きたいであろう曲。閃光少女が自我で運命共同体!がサービスみたいな感じ。今回はサービスを極力排除して、真っ正面から自我に向き合ったセトリになっており、本人の見たい景色をうすぼんやりを感じることができたのも良かった。あと、生バンドにすることで”カラオケ”ではなくて”ライブ”をやるんだぞ!って意気込みだったり、箱の鳴りがちゃんと良かったり。正直、斜に構えていた部分もあったけどわからせられました。俺の負けです。

夜は蓮の配信。今日はかほめぐ。私は花帆ちゃんが慈をうっすらとナメてる感じが好きだったんだけど今では真正面から尻尾振っててなんやねんこの女は……とうっすらとしたヒリつき。でも、花帆が梢の真似をする時にそっと手を前で重ねる姿勢をとっていて、花帆ちゃんが梢センパイって手を前に重ねていて綺麗な姿勢だな~とか思っていたことを妄想してひとりでヤバい声を出しました。花帆ちゃんの好きの安売りを目の当たりにできて良かった。

11月某日
帰宅してから公募提出。アンセム多めでわかりやすい感じになってしまったし、コンテンツの幅も狭いよな~と思ったけど自分の好きなラインを意識してヤレてはいたと思う。まだまだ引き出しが少ない私は自分ができることをきっちりやって判断していただくしかない。自信はまぁまぁあるので楽しみだ。

せーはすのみらぱロケ回。菅叶和様が萌え萌えすぎて狂った。カメラが回っている以上喋らなきゃ!と茶室でしゃべるとお母さんとおばあちゃんに怒られちゃう!の葛藤をそのまま口に出してしまうところとか、彼女の純粋さに触れることができて嬉しかったな。本当に目が離せない存在だと思う。

11月某日
早起きして電車に飛び乗り浜松へ。社内ではずっとグレートプリテンダーを見ていたがめちゃくちゃに面白かった。ラブコメばかりを見ている私にとって展開や言葉回しでわくわくできたのが久しぶりで真っ直ぐに面白いアニメを見ている感覚があった。映像もリッチだしお芝居もアニメナイズドされながら作品世界内のリアルに寄り添ったもので気持ちがイイ。そんなに面白いと感じないアニメを意地になってみていたのが多かったので、早く次が見たい!と思える作品に出会えてよかった。2クールあるしまだまだ楽しめそう。

浜松に到着してスキナコエへ。こないだのあにめないとで仲良くなれた人たちもたくさんいたのでわくわくだった。会場に入ってえんだぁさんに祝いの品を渡したり、まりゅうくんとはじめとするみんなとお話もできて楽しかったな。まことさんとメルバくんに会えなかったり、みんなのアクトを見ることができなかったのは心残りではあったが。8runa10さんのスウィングDJがめちゃくちゃに良くて、完全に踊らされてしまった。踊りたい!と意思よりも身体が勝手に踊ってしまう!が勝った感覚。ただただ楽しくてこんな時間がずっと続けば良いのになと思った。帰り際に本日お誕生日のだいそんさんとも少しだけお話した後、ぽこさんの愛知まで移動。

<ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ~RUN!CAN!FUN!~ 愛知公演Day.1>
セトリ変更なし。席もセンステ近くではあったが前の席に凄く元気な方がいて飛び跳ねたり手を頭よりに上に掲げたりしていたので視界は良くなった(これは別に文句ではないです。禁止されていない以上楽しみ方は個々人の自由だと思うし、演者側からしたら盛り上がっている人が見えた方が嬉しいと思うので。)
凄く楽しかったのと確実に終わりに向かっている寂しさが同居していて正直あんまり集中できなかった。多分今回のセットリストの中にはもう二度とやらない曲もあるだろうし全てを噛みしめる必要があるのに、何が最後になるかなんてわからなくて。でもそういうものなんだ。不可逆な時間を過ごしている我々は何が終わって何が続いていくのかなんかわからなくて。もう聞けないであろう曲や今日しか見ることができないパフォーマンスに思いを馳せて嘆くのも一興だよなと。今見えてるものが全てで今感じてることが全てて今聞こえているものが全てで。そんな個人で完結させた世界を宝物のように大切にして自分の中に閉まったり、修学旅行の夜のようにこっそりと打ち明けたりしながら、これからも進んでいきたいと思った。

本日の宿、快活クラブに突入するといけさんがたまたま同じところに泊まっていたのでお呼び出しをしてダラダラと1時間半ほどおしゃべりをした。クラブ空間で話すには取り留めがなさすぎる雑談ができて楽しかった。貴重なお休みの時間を無駄にさせてしまったことは申し訳ないと思っている。

11月某日
昼過ぎに起きて名古屋駅まで散歩。12時にえまちゃん、ゆにこあくん、やまし、かりをさんと合流して昼飯に。絶対にお酒は飲まないぞ!と思っていたものの行った先がクラフトビール屋さんで壊れてしまった。大変美味しかったです。みんなでセントレアまで移動して、pokobさんとカルトと合流。みんなで会場に行くといけさんとyudenさんがいらっしゃったり、にしおりさんとしまはーくんとmktbnさんがいらっしゃたりと本当にみんながいて良かった。これからラストダンス、楽しむぞ。

<ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ~RUN!CAN!FUN!~ 東京公演Day.2>
美しい物語がまたひとつ幕を閉じた。言葉は誰がどの口でものを言うかによって説得力が変わってくると思う。私は今回のツアーを全て見てきたが彼女たちが語るに値する強度の言葉がたくさん出てきて、あぁそうだよな……と深く感動していた。私たちは神の視点から彼女たちの軌跡を見てきたものの、キャラを背負ってライブをする彼女たちの軌跡は観測出来ていなくて。きっと計り知れないくらいたくさんの苦しいことや辛いこともあったと思うし、楽しいことや嬉しいこともあったと思う。彼女たちが精一杯今を生きた結果、今回の6公演を行って、忘れられないような、忘れてもすぐに思いだせるような、苦しい時に思い出して前向きになれるような、そんな素敵なできごとになったら良いなと思った。私は終わってしまったものに目を向けて悲しむこともできるが、これから来る未来に希望を託すこともできる。良いことばかりの人生でもないが、良いことがないと割り切るのは早すぎる。凄く前を向いて歩みを進めることを肯定してくれる素敵な6公演だったと思う。全部見ることができて本当に楽しかった。

私は学生時代に本当に友達がいなかったんだけど、今回一緒に連番してくれたpokobさんやどこ行っても居たカルトとか、各所で馴れ合いをしてくれたみんなと一緒にここまでこれたのも感慨深かったし友達がいるってこんなに嬉しいことだと思わなかった。私は生意気なガキだし、しょーもないやつではあるものの、こんなやつと仲良くしてくれるみなさんの懐の深さに助けられました。本当にありがとうございました。また、蓮の現場でもその他のところでもタイミングが合ったら仲良くしてくれると嬉しいです。全てに感謝。

11月某日
蓮13話後半。冒頭の綴理とさやかの真正面からの対話がまず良かった。綴理の言葉をゆっくりと解釈しながら答えていくさやか。さやかの言ってることは綴理の否定なのに、綴理がまた僕が間違えてる……みたいな風にならなかったのって綴理とさやかの関係性によるもの(さやかは頭ごなしに私を否定しないという安心感)だったと思う。これは憶測すぎるけど二人の会話を聞きながら旅館の配信を思い出した。あの時は綴理がなんで慈の肩を持つのかわからないさやかだったけど、今回はさやかがなんでこんなに沙知先輩の肩を持つのかわからない綴理という対比。その中で沙知先輩はあなたのことを無体にしないと思いますよ、なぜならあなたは私のことを無体にしないからですという信頼。そのどれもが積み重ねによる成長だった。その後の綴理と沙知先輩の対話も見事。沙知先輩の賭け(102期が全員笑ってスクールアイドルクラブで活動する未来が来るための選択)は結果的に勝ったものの、これは103期の3人が加入して尽力した結果なので素直に勝ちましたね……と言うことはできない。この物語における103期の存在感をこのような形で再認識させられると思っていなくて本当に唸った。その後の綴理と沙知の和解も本当に見事。綴理が梢の”大丈夫”を信じることができないと言ったように言葉は誰がどの口で言うのかがいちばん大事であって、その中でお互いに向き合って過去の傷を見つめ合いながら向き合っていく様。勇気が必要で痛みが伴うのにそこから逃げながった彼女たちに祝福を。
忘れらないのが「スクールアイドルは不完全でも熱を持ったボクたちで作る、芸術」。”芸術”とは?と芸術論をここで繰り広げることはしないが、ライムスターがスピットした”ザ・グレート・アマチュアイズム”を思い出した。これは拡大解釈かもしれないけど、不完全だから完全を目指そう!ではなくて、不完全であることを認めて、それでも”今”が私たちの完全であるから、その中でできる最大限のことをやりたい(そしてその予想を超えた”最大限の完全”を越えたものが”すごいこと”)のかなって。少なくとも、私が見てきた蓮ノ空はそういうコンテンツだったと思う。本当にカッコイイな。俺もそんな風になりたいと思った。

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