20230720

6月某日
CUERAIDERの音声作品DJのオファーをいただき即快諾。私とかるにゃんとmutsukiさんともうひとり。誰かいないかな~と言われたので何人か名前をあげさせていただく。事前に録画してやることになりそうだが、配信系って全くやったことないから不安だ。それと動画もどうしようね。いや、そもそも音声作品DJってなんやねん。かるにゃんは破壊系やりそうだし、mutsukiさんはこないだのラブソング回で知った方なので何やるのかわからないけど、あの時の感じ的に強い感情でやるんかな。そもそもDJの間に音声作品を挟むのか音声作品の間にDJを挟むのかで大分変わってくるよね。ユメリリで前にスポットをあててmixを録った時は音声作品の間にDJを挟んだ。今回は何をやろうか。ユメリリはやったし、澪菜さんはジュクボでやった。はつリタ1か澪菜さんをもっかいやるか。はつリタ1なら、ボーナストラックからスタートする逆順でクライマックスに最高の告白を持っていこうかなと思うけど少しわかりにくい気がする。告白ってそれが成就するのかどうかに面白みがあるけど、音声作品の場合って登場人物が2人しかいないから失敗しないことがわかっているものなんだよね。だから告白の緊張感はないから、恋人になった展開からはじめて、この二人がどうやって恋人になったのかを見ていく方が面白い気がする。澪菜さんの場合はジェリーフィッシュの夢からはじめてDJ多めかな。ジェリーフィッシュの夢が持つパワーは本当にすごいからそれをいかしつつ、知り合い以上恋人未満的な甘酸っぱさを前面に出したDJができれば良いな。音声作品って向き合うのにパワーを使うから既に持っていて聞きまくったやつと再度向き合うことにしたい。音声作品ってこんなものもあるのか!とか音声作品を使ったDJも全然できるんだなみたいなDJと音声作品の親和性の提示的なことはかるにゃんが意図せずにやってくれると思うから、そこを信用して、俺はもっとポップにわかりやすくやっていこう。かるにゃんにさえ気をつければネタ被りはしなそうだし。

6月某日
帰宅途中に紫陽花が咲いているのを見かけた。私は花に対して特別な気持ちを持つことがあまりないけど、紫陽花だけはなぜだか昔からずっと好き。私の家から駅までの経路の中に紫陽花ポイントが何か所かあって梅雨の時期になると、蕾が出てきたな…とかそろそろ咲きそう!とか成長を楽しみにしていたのに、今年は咲くまで紫陽花のことなんて気にしていなかった。そんなに余裕なかったのかな。飛躍した話であることは理解しているけど、こうやって花の成長にも気づけなくなって、平坦な幸福にも気づけなくなって緩やかに死んでいくのかなと思うとまあまあ怖くなった。周りの40代50代を見るといずれ自分もこうなっていくことが怖くてたまらなくなる。私は金銭的な余裕と精神的な余裕は関係があると思っている。自分の安全が保障されていない状態で他者に優しくなれるのだろうか。今は実家暮らしで両親も平均的な健康を維持していて、私も同様に健康と言える。私の職業は、業界的に金銭的な余裕を得られるほど稼げるとは言えないし、両親と私の健康もいつまで続くかはわからない。私は人間の可能性を信じていたいから、人間はみなすべからく善人としての素質を持つけど何かしらの原因によって悪人側に寄ってしまうケースがあると考えている。善人と悪人の分岐ってきっと様々な要因が複合的に混ざり合って発生するのだと思う。それはオノレに原因がある可能性もあるし外部からの刺激による可能性がある。だからこいつは悪人だからという理由でひとに苦手意識を持つのは良くないと思っているのにやっぱり割り切れないところはある。22年も生きているのに人に対して苦手意識を持つと自分の不寛容さに悲しくなってしまう。私はお世辞にも善人とは言えないからこのまま悪人として暮らしていくのだろう。若者の悪人は”若さゆえ”でごまかせるけど中年の悪人は許されない。この国の中年に対する態度を見ると本当にゾッとする瞬間が多々ある。裕福な中年になるか、中年になる前に終わるか。小中高が本当に辛くて大学生でやっと自由を手にした感覚なのに、社会に出ることによってその自由を手放してしまったことに対する苦しさが拭えない。この苦しさに慣れたり気づかなくなっていくことが社会に染まることであり、大人になるということなのだろうか。そうだとするならば私は早く大人になりたい。

6月某日
青ブタの映画を見た。なんというか、そうだろうなという感想しかおりてこなかった。例えばAという刺激があった時にキャラクタたちはどんな反応をおこすのかがなんとなくわかるし、キャラクタはそれに近しい形で反応することが多かった。キャラクタの造詣がしっかりしているとも言えるが、予想を超える何かがあるわけではなかった。刺激の特殊性もなんだか面白がれなかった。それでも映画を見ることの、物語に触れることの満足感はあった。傲慢な感想なのは自覚しているけど、実際そうだとしか言えない。卑怯な後出しじゃんけんをしたような罪悪感を抱きながら、映画館を後にした。

その後、紀尾井ホールに移動して駒形友梨オーケストラコンサート。開演前にさくらしんさんにお会いできてよかった。昔からの駒形さんのファンから見れば私の数々の行いはブチギレても良いようなものなのに、優しく接してくれてありがたかった。逆の立場なら俺は多分成人男性のことが嫌いだと思う。オケコンは想像通りの良さだった。前方の上手よりの席だったため、逆側のスピーカーの音が聞こえないモノラル席だったのがかなり痛かったけど、こればかりは仕方ない。紀尾井ホールに対して、バイオリン*2、ヴィオラ*1、チェロ*1、フルート*1、ホルン*1はいささか迫力にかけたようにも感じたが、これもPAの範囲外だから仕方ないといえば仕方ない。ピアノがピックアップで音を拾っていたのに硬さが全く感じなかったのは本当にスゴイなと思った。最初はちょっと不安定に聞こえた駒形さんの歌声も3曲目あたりからは安定感と抑揚が両立した歌声でかなり良かった。駒形さんの歌声はやっぱりスゴイ。オーケストラアレンジも良かったし今度はジャズアレンジを見てみたいなと思った。高望みするならブルーノートで。

6月某日
新宿ピカデリーで虹ヶ咲のOVAを見た。栞子にフィーチャーした回。何かを守ることを行動原理の軸にした人間がそれを放棄する瞬間はやっぱり美しいなと思うし、青春の形のひとつだと思った。栞子の変化は美しいと思うものの、変わらないで欲しいなと思ってしまうのはオタクのエゴだろうか。エゴですね。変わり続ける君を変わらずに見ていたいと思った。都内某所に移動して野村麻衣子さんと青山吉能さんのDVDリリースイベント。私は野村と夏吉のCP厨だったので予告とかの青山のムーブにヒリついていたけど、本当に申し訳ないと思った。野村って青山のことが大好きなんだなと素直に感じる内容だったし、青山もそれを素直に受けて入れていた。野村麻衣子が選んだ相手なんだから、それは良い人に決まっているだろう。お互いの本質的な良さが伝わってよかった。青山は自分をさらけ出して笑いを得るタイプの人間だと思っていたけど、このDVDではそのムーブをあまりしていなくて純に良かったと、イベント前に落ち合ったカルトに話たら、彼が「青山はそのムーブをやりがちだけど、俺たちオタクがその行動に対して金を払って肯定をしてしまっているから、ある意味青山にそのムーブを強制させている側面もある(意訳)」と言っていた。エンタメは便宜上の生産者から一方に与えられてそれを消費者が勝手に楽しむ仕組みではあるものの、消費者が生産者に及ぼす影響もバカにはできなくなっているのだろうか。リリイベは本当に良かった。野村さんがノースリーブを着ていてずっとドキドキした。本当にごめんなさい。接触では青山さんに優しく転がしてもらったり野村さんから認知があることが判明したりと有意義な接触になったと思う。プリクラをもらった時に青山さんに「プリクラサイズでしょ」と言われたときに「プリクラとか撮ったことないからわからない」ととっさに言ってしまったけど、実は3回ほどあります。嘘ついてごめんなさい。都内某所から西船橋に移動して、映画館バイト時代の同僚と飲酒。そいつもオタクではあるのだが、作品に対する興味しかなく、例えば声優とかにはあまり興味がない。コンテンツのファンで人間にはあまり興味がないタイプ。最後に飲んだのは卒論の話とかしたから12月だったかな。ごくたまに作品について意見が聞きたいときにラインしていたからあまり、久しぶりな感じはしなかった。お互いに新社会人で労働の話をしたり、最近触れているコンテンツの話をしたりした。コンテンツの肴にグダグダ言いながら酒を飲むのって本当に楽しい。また今度もやろう。

6月某日
労働後、火曜HOOOOPEを聞きながらMOGRAに向かう。やはり羊宮さんはハーコーな人だと思う。秋葉原着、MOGRAに突入。空腹にビールをブチこみながらinuiさんのDJを見た。asiaとかで回しているのも知ってはいたけど、ジュクボやグリみたいなオタク向けのパーティーでも活躍しながらibizaのような、相対的に非オタク向けのパーティーでも手腕を遺憾なく発揮しており、やっぱりスゴイ人なんだなと思った。ジュクボ以来のMOGRAだったが、俺ってここでやったんだよな…と思うとやはり感慨深いものがあった。まだ2週間そこらなのに完全に思い出になっている。inuiさんのDJが終わり、軽く雑談。きゅうちゃん(わかる人にはわかる話)で軽く盛り上がる。イケてるDJのキモオタの部分を見ると安心してしまうのは一体なんなのだろうか。帰り際にジャガーさんに挨拶をした。こないだ発現場を踏んだことを話すと、じゃあ今がいちばんDJやりたい時期だ笑と言ってくれ、本当に素敵な方だなと思った。私もいつか出たいです!と営業してみたが、実際営業トークってどうなのだろうか。ちょっとうっとおしいかもなと思いつつも出たい意志を見せることが必要だとは思うので自分の中にある黒い気持ちをぐっと押さえこむ。ただ、見つけていただけるような技量を身に着けないと口だけのフェイク野郎になってしまうので、これからも善処していきたい。

6月某日
労働がかなり慣れてきた。作業を行いながらラジオを聞く余裕もできてきたので、仕事中に隙を見て女性声優のラジオを聞く。「さんかくカンケイ」面白いですね。会沢さんと花井さんのバランスが良い。前の女子高生最高も聞こうと思って何回か再生ボタンを押したものの、そこまで女子高生を最高だと思っていない節があって聞けずにいた。同じような理由で江戸前エルフのことは好きだけど高耳神社の氏子ではないなと思って江戸前ラジオも聞けなかった。高校生という限られた時間の中で何かを達成しようと奮闘する枠組みに惹かれるものはあるものの、その中にいる高校生を高校生だからという理由では好きになっていない。いちゃもんをつけているような感覚はあるが改名してくれて嬉しかった。「さんかくカンケイ」と「あうとスタンド」のリスナーとの距離の取り方に似ているものを感じて、かなり好みのタイプの良さがあるラジオだなと思った。ラジオギャングたちが絶賛しているサラヒマリも聞きたいと思うものの、下ネタをそこまで面白がれるタイプでもないのでタイミングを見て触れていきたい。帰宅後、mixを録ろうと思ってレコボを開くも何にも思いつかなかった。音声作品回(VOICECORE~音声作品と音と声~になるらしい)の時にとっておきたいなと思って出し惜しみをしてしまっている。元々今回は音声作品を使う予定はなかったものの、フィーリングとしては似ているところがあるので、今やろうとしていることは一度捨てて、新たに何かを考えた方が良いかもしれない。時期的には夏を意識するのがベタなのかなと思うものの、正直夏にそこまでの思い入れがあるわけではない。夏の曲を流してこれが俺の夏なんや……とやるようなダサいことはしたくなくて、俺の中にある夏のイメージを代弁してくれる曲を繋げてやりたい。ただ、私の中に夏のイメージがないので完全な詰み。できないことを無理してやっても仕方ないので、違うテーマを持ちつつやっていこう。ジュクボの楽しかった気持ちが徐々に収まってきて、少し冷静に俯瞰して見れるようになったんだけど、DJというよりもあまりにもmix的気がするというか、なんとなくこれって発表会だよなと思ってきた。DJを上手くなりたいという気持ちはそこまでなく、自分のやりたいことを完璧な形でできるようになりたい。行きつく先は同じでも、そこを目指す過程の気持ちの持ちようは重要だと思っているので、履き違えることなくやっていくぞ。
黒木ほの香SSR、水野朔回。話の流れから黒木さんが人に裸を見られるのが恥ずかしいから一緒に温泉には行けないと言っており、野村と青山が一緒に銭湯に行ったことを思い出して極大の気持ちになった。

6月某日
最近本当に本が読めていないと思った。高校生の時に異常な人見知りとトガり方をしていたので、授業中に当てられなければ一言も発せずに終わる日がザラにあった。このままいくと本当に人とのコミュニケーションの取り方がわからなくなるのではないかという恐怖感を持ち、本を読んでヒトの気持ちを学び、マッチングアプリをはじめて無理にでも人とコミュニケーションを取るようにした。そうして今。先日サークルの先輩にお前はマジもんのサイコパスや…とガチの人格否定をされたが、高校生の時よりは幾分かの社交性を身につけてることができた。となれば、本を読むことで得ようとしていたものをはある程度は得られたので本を読まなくても問題はないはずである。ただ、活字離れが嘆かれる昨今に本を読んでいる”俺”というところにある種のアイデンティティを見出していたことに気づき、気持ちが大変なことに。活字を読んで状況の整理と理解を行いつつ自分の感性に落とし込んでいく、なじませていくという行程を行うほどの余力がなく、アニメや漫画といった、活字の理解という工程を抜きにしたものばかりを好むようになってしまった。でも、無理に本を読むほど貧なこともないと思うので、気が向くまで待っていたい。

6月某日
「うたごえはミルフィーユ」のボイスドラマを聞きながら出勤。ちゃんと面白くて良かった。コンプレックスを持った人間たちの集まりという前情報はなんとなく知っていたけど、そのコンプレックスの持たせ方がちゃんとしているというか、一見コンプレックスなんかないような先輩たちにもちゃんと強い個性があってその反面としてのコンプレックスもあるんだろうなというのがにじませてあって、バランスの良さを感じた。2話で嬉歌が「歌うことが好き」と言い切ったのが本当にかっこよくて、かっこよくて……。俺も同じ気持ちで女性声優のラジオを聞くのが好きって言いたい(そうか?)労働をやっつけ、木曜HOOOOPE。最近は木曜HOOOOPEがいちばん楽しく聞けている気がする。月曜はシンプルに内容が良くないし、火曜は狂ってしまうし、水曜はコーナーがあんまり良くない。木曜は水野の良さがちゃんと見えてきて、一番安定しているし聞きやすいなと思う。成人男性のHOOOOPEデビューが木曜で良かった。わらじも良かった。私はパーソナリティやリスナーの人となりを知れるラジオに良さを感じているので、ワールドダイスターへの道のコーナーが本当に好きだ。石見さんと長谷川さんのリスナーのイジり方が本当に好きだ(本当に好きだ)。帰宅し、飯を食いながら迷子のアニメを見た。バンドリが流行っていた時期にアニメ関連のコンテンツから離れていたのでバンドリに触れるのは初めてだったがかなり楽しめた。羊宮さんのこのタイプの声が聴けて本当に嬉しい。話の展開も重い愛を基調としたもので、俺好みって感じで……。曲以外が好きになれそうで良かった。今期は木曜日を楽しみに生きていきます。

6月某日
立川に行った。この日はメンタルの調子が一年に一度あるかないかくらいの終わり方をしていたから一歩も外に出たくない、というか出る気力がなかったんだけど、どうしてもうたミルの話がしたくてカルトに会いに向かった。カルトとも楽しく話せたしろるぴさんや忍くんに会えたのも良かったんだけどそれ以上にパーティーが最高で本当に行けて良かった。今まで私が足を運んだパーティーも軒並み楽しかったんだけど、今回の楽しさは異常で今までと何が違ったのかなと気になるくらいだった。演者も客もめちゃくちゃに楽しんでいたし空気もめちゃくちゃに暖かかった。主催とかやる予定は全くないけど、いつかやるとするならばとにかく暖かいパーティーにしたいなと思った。立川の雰囲気が本当に良かったから、どっかのタイミングで出演してみたいな。さとPさんとお話できてよかった(馴れ合い)

7月某日
岬なこさんのアルバムの発売日。CUERAIDERのVOICECORE回どうしようかな~と思っていたところだったからあまりにも良くて使いたくなるも、CUERAIDERのハッシュタグ付きでツイートがされており、逆張り意識で使いたくなくなってしまった。多分使います。てか、マジでCUERAIDERどうしようね。反響や関連のツイートを読んでいるとありがたいことにもみんながまあまあ期待してくれていてかなり悩んでる。順張りの萌え萌えをやろうと思っていたんだけど、空気感的にそういうことじゃないっぽいし。私は声に対する執着がまあまああると思っていたけど、まわりのみんなを見ているとそんなに執着していないなと思うようになってきた。絶対ではなく相対で自分の立ち位置を鑑みるってどうなんと思わなくもないけど、こればっかりは思ってしまったから仕方ないのかなと。俺にしかできないことをやりたいなと思っていたけど、俺がやる時点でそれは俺にしかできないものだよなとも最近思ってきて、肩のチカラが若干抜けてきた感じがあるにはあるけど、これが良いのか悪いのかはマジでわからん。

7月某日
白砂沙帆さんと愛原ありささんのイベント行く。カルトと一緒に見た。なんというかめちゃくちゃに良いイベントだったよな……と密かに感動してしまった。正直愛原ありささんについては詳しくなくて、白砂さんも”しらすいーとほーむ”を聞いただけでサマータイムレンダもブルアカも見てないしやってないから仕事的なことは一切知らないんだけど当人たちの人柄がビシビシと見えてくるイベントで本当に良かった。愛原さんってお顔がめちゃくちゃに綺麗だからなんかクールなイメージがあったんだけど、おちゃめな一面が垣間見えてかなり良かった。白砂さんはしらすいーとほーむの良さがそのまま出ていて、俺が見たかった白砂沙帆って本当に白砂沙帆なんだ……。と思った。白砂沙帆さんの独特の言語感覚ってどこで身につけたのだろう。変なことをいってるわけではなく、ものすごく理にかなったことを言っているのになぜかくすっと笑える言葉を添えてくる。すごく不思議な日本語を使う方だなと思った。カラオケコーナーも良かった。白砂沙帆「ガーネット」でマジ泣き。幻の同級生三人目としての過去が脳裏を流れて、沙帆のことをはじめて女の子として、女性として意識しだしたあの日のことを思い出して本当に気が狂いそうになった。久しぶりにちゃんと泣いたかも。対戦ありがとうございました。次回は闇のアニクラ(なにそれ)の翌日にあるとのことなので、今から予定あけて楽しみにしています。

7月某日
CUERAIDERのディスコードサーバーに参加。マニュアル等々の過去資料に目を通したが、本当に猿でもできるようなシステムが完成しており感動した。現職や前職はマニュアルが一切なく、過去のメールや履歴を見てなんとか頑張れ体制だったので、このようなマニュアルがあるのは嬉しい。改めて思ったことだが、私は用意してもらった遊び場で自由にやってくださいと依頼を受けて楽しくやらせてもらっているが、その遊び場を設け、ケガとか事故がないように遊具の管理や地面の小石を取り除いてくれている人がいるという事実を忘れてはならないなと思った。出演陣もお客さんも安全が保障されているから楽しめているというのはあると思う。mopp氏、ossa氏、浮遊氏には頭が上がらない。この素敵な遊び場で成人男性がASMRを聞きながら整う姿を見せることになるのかと思うと血の気が引いてきました。助けてください。

7月某日
Amazon PrimeDay。集英社がkindleでポイント50%還元をやっており、色々吟味した結果「町田くんの世界」を購入。町田くんの全てを肯定することはできないが優しさとはなんぞやと悩む人がいたらこの漫画をそっと渡そうと思う。優しさにも色んな形があるが、町田くんは傾聴と理解による優しさを持ち合わせていると思う。相手の話や状況をちゃんと聞いて、相手の立場を理解して手を差し伸べる。この作品を読んだからといって優しくなれるわけではないが、そういうのもあると知った人間がひとりでも増えると良いのかもと思った。その一方で私の失礼な態度によりある方を不快な気持ちにさせてしまった。不快にさせる意図は一切なかったが相手が不快であることを表明してくれたので私は改心することができた。相手が表明してくれなければ私は自分の失礼な態度に気づけることができなかったと思うので、この言い方が正しいかはわからないがありがたいと感じた。これも一種の優しさだと思う。テキスト上ではあるが謝罪を入れた。私も懐の広い人間になりたいものである。

7月某日
ceroのライブに参加。Zepp Shinjukuにははじめて行ったけど立地が良く、いとありがたし。ライブは良かったものの、仕事を中途半端に終わらせた状態で参加したため、頭の片隅で仕事のことを考えてしまいあまり集中できなかった。この他のことを考えてしまい目の前にあることが入ってこない状態が度々あるのでもっとちゃんとしたいなと思った。

7月某日
夏のレコメンデーション。私が48のオタクをしていた時期に仲良くなった方が主催のパーティー。みんながみんなDJをやっているわけではなくスマホとミキサーを繋いで曲を垂れ流しているだけのひともおり、ふんわりとした雰囲気のパーティーだった。俺は頑張ってDJやるぞ……と思っていたが、前の人がHID接続をしていた影響なのかリハでは読み込めたUSBが正しく読み込むことができず、マジで迷った結果全曲リバーブ飛ばしで自分が聞きたい曲を垂れ流すだけのワンマンショー。ただ、フロアを見たらみんなが爆踊りしていたり大声をmixを打ったりしていて本当に安心した。次はリフトがあがるようなDJをやりたい。当日やろうと思って組んでいたセトリがあるのでそれを後夜祭的なノリで録ろうと思う。完成したらツイートするからみんな聞いてね。
CUERAIDERのタイテがアガる。俺はほんだくんからもらってMutsuKiさんお渡し。かるにゃんがもっとカジュアルに音声作品を聞いて欲しい気持ちがあるツイートしていた。正直音声作品って”音声作品”に対するある種の偏見的なところで触れていないひとたちが一定数いると思うし、私もそうだったので、入門的な意味を込めたアクトをやりたい。というかもう全部録り終わったのであとは流すだけ。私自身、音声作品大好きくん的な立ち位置を演出しているが、音声作品に造詣が深いわけではなく、となると私がやった時点で浅いアクトとなる。ただ、今回は浅さを求められているのかな?と思っているので全力で浅い雰囲気のことをやった。色んなひとに見て欲しいな。

7月某日
CUERAIDER VOICECORE 〜音声作品と音と声〜本番。多くのひとに見ていただけて感謝。正直、物珍しさでちょっと覗いてみてすぐ抜くていく方が多いのかな?と思っていたが、最後のアクトまでたくさんの方が残っていて、どのような形かは想像できないが視聴者の方の心に残る配信になったのかなと思った。
私は”愛”のファンで、誰かが誰かを大切に思う気持ちに触れたい。
私は今までの人生経験から私が軽薄で卑怯な人間であることを自覚しているため、私が誰かを大切に思っていたとしても、その大切さが相手に伝わることはないことを知っている。一方通行な愛は愛ではないし、愛はひとりではできない。そして、軽薄で卑怯な私を愛してくれるひとはいない。と思っていた。

私はこの作品を聞いてはじめて愛されることの喜びを知った。私は彼女に触れることはできないし、彼女と会話することもできない。これでは一方的な愛になってしまうが、私が彼女を愛することができれば、その愛は相互的な愛になる。そして、彼女は私の軽薄さや卑怯さを認識することができない。彼女は私の下着に薔薇の花の刺繍があることさえ知らない。私は音声作品には新たな可能性があるとかなんとか言っていたが、本当にそう思っている反面、私は音声作品に救いを求めていた。
今回は私が音声作品を聞いているときの心情再現を軸に、音声作品解釈ができる音源を多めに使ってアクトを行いました。諸般の事情でトラックリストをインターネット上にアップロードすることはしないのですが、個人的にAREすることはできますので少しでもご興味がある方はTwitterからご連絡ください。FF内外は本当に問いません。

私以外の他のお三方、本当にすごかった。ほんだくんは音声作品を流しながらアニメのサントラを流したりしていて、やっぱりほんだくんはスゴイなと思った。なんでこんなに人の感情を綺麗に動かせるのかわからない。彼の作品に対する誠実な態度から生み出されるDJプレイに憧れてしまった。
MutsuKiさんは何をやっているのかマジでわからなかった。何かをはじめて食べたときに既存の言葉で形容できず、”それ”としか言えないような気持ちにさせてくれて唯一無二の体験だった。MutsuKiさんのDJを聞いているとき、胸が苦しかった。あの苦しさはなんだったのだろうか。
最後にキュレーターのカルトのアクトは想像を超えた凄みがあった。彼が同意してくれるのかはわからないが、音声作品の良し悪しは試聴音源で判別することが難しく、実際に買って聞いてみるまで、この宝箱の中身が金なのか銀なのか銅なのかはわからない。彼のアクトには美しさがあった。美しい音声作品を順番に並べたからといって美しいDJができるわけではなく、彼の技量による部分も多いが、この美しいアクトを行うためにどれだけの宝箱をあけてきたのだろうか。私が同じことをしてもあそこまでの美しさを出すことはできない。彼のわからせ力と説得力に唸りっぱなしだった。
ほんだくんが『記憶』を流した時に私が曲が被りました……と漏らしたらカルトが「ひとり1イヤホンズは許容範囲でしょ」と言っていたが、彼は2イヤホンズを流していた。あの時の発言はなんだったのだろうか。

今回の音声作品回は本当に楽しかったし、自分がなぜ音声作品に惹かれているのか、自分は音声作品とどのように向き合っているのかという根本的な問い直しができて本当に有意義だった。またやりたいと思う反面、他の音声作品ファンたちの向き合いも非常に気になる。4時間もお付き合いいただきありがとうございました。来週以降もCUERAIDERは続いていくので引き続きよろしくお願いいたします。
(↓来週の企画です。VJ回おもろそうやね)

7月某日
須藤叶希さん出演、シーリア企画「永遠を、愛を誓います。」を見て本当に気が狂いそうになった。須藤叶希さん同棲概念。愛とか恋を根底にした生活を見せつけられて本当にヤバかった。私は同棲の経験がないので、リアリティとかの観点は本当にわからないが、須藤叶希さんと一緒にこんな生活をしてみたいなと思った。「愛がなんだ」のような不健康的な恋愛ではなく健康的な恋愛。

ペンギンは空を飛びたいと思うのだろうか。クジラは陸で暮らしたいと思うのだろうか。私は恋をしたいと思ってしまった。


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