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負けを認める

お久しぶりです。藤井です。

なんと、1年前にジョインした会社で働き始めて
はや1年が経ちました。現在、デジタルマーケティングから派生し
企業様へコンサルティングを提供する会社に勤めております。

自分の歩みを振り返るには
この上ないほどいい機会だと思うので
1年間の自分の歩みを振り返りつつ、

自分の中で思い切り走ったからこそ
見えてきたものもあるので、それも備忘録的に
書き残したいなと思います。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

そもそもジョインした理由


キッカケは些細なことでした。

当時大学3年生だった僕を(今もまだ5年生やってるのウケる)
1年生からの友人が誘ってくれたのが始まりでした。

『ECサイトの構築の案件があるんだけどやらないか?』
ということでした。

当時フリーでヘラヘラ活動していた僕は
なんかおもしろそう、と2つ返事で『やりたい』と
答えたのを覚えています。

その日食べたうどんの画像が残っていたので、
ヘッダー画像に使わせて頂きました。笑
美味しいのでみなさまぜひ。

初めにやったこと

初めは、誘ってもらった案件の
ECサイトの構築からスタートしました。

今よりも、ずっと仕事ができなかった当時は
物事を押し進めていくことの難しさを痛感し
己の力不足を実感する毎日でした。

ただ、構築すれば言いわけではなく
クライアント様からヒアリングしたことを着実に反映し
それでいて、主張する所は言いなりにならず主張しないといけない。

構築よりも大切な、基礎の基礎をここで
学んだような気がしています。

暗黒時代


その後は、目まぐるしく環境が変わっていきました。

自分が起こした何らかのアクションが、良くも悪くも
目に見える形で結果として出てくる。


このひりつく刺激的な感じが心地よかったのだと思います。

10月頃からは、広告運用やコンサルティング業務など
一気に複数のクライアントにアサインして頂きました。

しかし、ここからは正直、かなり辛い現実が待っていました。

業務量が一気に増え、慣れない仕事ということもあり
パンクし続けました。

効率なんかは二の次三の次。
まずは目の前のタスクをこなすことに必死でした。

ただ、要領を得ない、脳死で業務を進めるやり方は
すぐに頭打ちします。

常に時間がない。余裕がない。
イレギュラーに対応できない。ミスが頻発する。
物事が進んでいかない。フィードバックをもらう。
気落ちする。上手くいかない。体調を崩す。

ほんとに何も上手くいかないスパイラルに陥りました。

今思えば、僕は自分の負けを認められていなかったのだと思います。

上手くいかない、結果が出ないという負い目があり
人に頼れない、アドバイスも求められないその中で
向き合うことから逃げてしまっていました。

そんな僕が本当の意味で変われたのは
年末から始まった、自分が初めてメインでアサインされた
案件が始まってからでした。

風向きが変わる


物事の形勢や事態が変わり始める
そういった意味で使われる言葉だと思いますが
まさにそんな感じでした。

これまでは、独りよがりで進めていた仕事でしたが
自分がメインでアサインされるとなり、明らかに目線が
変わりました。

全部が手探りで、何も分からないので人を頼るしかない。
(自分に何の経験もないので)

半ば強制力が働いて、状況が変わったことで能動的になりました。

そうなると、当然物事の進みは早くなりましたし
動いているうちに、これまでパンクしながらやってきた仕事も
現在の仕事と繋がっている感覚が生まれてきました。

1月ごろから、これまでやってきた仕事が点だったものが
線として繋がり始めてからは本当に一瞬でした。

PMに必要な知識をインプットしながら走り抜けた2月3月も
これまでの人生で味わったことがないくらいキツい毎日でしたが

そのおかげで今日、まだまだですがPMとして複数の
コンサルティング案件を回すことができています。

何が言いたいかというと


上でチラッと先出ししてしまいましたが
僕が特別な才能もない中で、曲がりなりにも努力し
1年続けることができたのは、自分の負けを認められたから
だと思っています。

今だから分かることですが、何も上手くいっていなかった
暗黒時代は、自分のプライドが邪魔をし人に頼れず
全てを抱え込んでしまっていました。

うまくいかない時に人に頼ること、
簡単にできそうじゃん、と思うのですがこれが
めちゃくちゃ難しいんです。

自分が無能だという烙印を押される気がして。
必要とされていない気がして。
そしてその現実を認めたくなくて。

でも、やっぱりそんな状態で何も上手くいくわけはなく。

今も、特に自分のどこかにすごく自信があるわけではなく
凡人だと認識しているのですが、強いていうのなら

・負けを認める
・失敗から学ぶ

この才能だけはあったんじゃないかと自負しています。

実際、人を頼るしかない状態になって
自分が無能かどうかなんて関係なく必死になった結果
推進力は飛躍的に上がりましたし、成長もできました。

信じられないような失敗もたくさんしましたが
負けを認められるようになってからは、それも自分の実力だと認識し
受け入れて次に生かすことで、一歩ずつあゆみを進められました。

自分がキツい思いをして、そこから這い上がった経験から
皆さんにお伝えすることができるとするなら、これかなと思います。

負けを認めるということは、ダサいことではないし
自分が他人よりも劣っていると否定することでもありません。
ザコい自分を受け入れるということ。

最初から何もできる人間なんて存在しません。
皆さんが尊敬している誰かも、スムーズに今のレベルまで
来たわけではないはずです。

きっと、血の滲むような努力の末に今があります。
あなただけが特別なわけではありません。

なので、負けを認められたその瞬間から全部が始まる
そんな気が今はしています。

んーで


まあここまでゴチャゴチャ書いてきたわけですが、
僕が1年働いてみて得た学びはこんな感じです。

きっとこの文章が刺さる人たちもいる(いてくれ)
んじゃないかなーなんて思っています。

偉そうにツラツラ言葉を書き並べてきましたが
僕自身のクオリティもまだまだ上げていく必要があります。

僕の今年の目標は『自分が何の人間なのかを見つける』
ということなのですが、負けを認めてガムシャラに走って
失敗から学んだ中で、かなり方向性も見えてきました。

アパレルのコンサルティングが現在メインの業務なのですが
そこでは、バリューを発揮できるのではないか、?と思い始めています。
(まだまだですが)

改善すべき点は山ほどありますが
自分が何になれるのかも分からなかった今年の年末とは
見違えた自分になれている自信があります。

年末から半年経たずに、自分が何の人間かを見つけられつつある
ということに関しては、少しだけ自分を褒めてあげたいなと思います。

おわりに


今年ももう5ヶ月が過ぎてしまったわけですが
個人としては、今見えつつある自分の方向性の解像度を
あげていくことが今年中の引き続きの目標です。

今年が終わる頃には、もう少しわかりやすい形で
自分の実績と方向性をお伝えできるよう頑張ります。

みなさま、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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