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最近話題のゲームに関する条例に思うところ

まずはこちらを

最近ネットで話題なこちら。ゲーム依存症に対する条例を香川県が検討しているようで、これはどうなのかな?と思うところがありましたので、これに関しての個人的に思うところをば。

規制してもきっと変わらない

わたしが学生の頃はちょうど携帯電話でパケ放題などが出始めた頃で世の中の仕組みが少しずつ変わっていった頃でした。当然、携帯電話の使い方みたいなものは学校でも家でも指導対象ではありました。
学校では単純に校内への持ち込み禁止というものでしたので今回は触れませんが、問題は家庭です。

我が家は携帯に対して規制しまくっていた

我が親は結構厳しかったので何かあれば携帯電話は問答無用で即解約されおりました。当時の若者はしょっちゅうキャリアのメールアドレスを変更しておりましたので、携帯を解約されるともう一気に友達の連絡先がわからなくなる現象に直面してました。つまり、交友関係に絶大なるダメージを受けていたのです。
今思い返せばそれで縁が切れてしまうような関係はそれまでの関係でしかないのですが、当時は学校という狭い世界で生きておりましたのでそれはもう絶望的!でした。しかし、親というか大人というものは自分が子供だった頃の苦労、子供の世界でしかない苦労というものは大人になると忘れてしまうのか、こういう訴えはまるでスルーするのですよね。
そんな時代から15年以上経過し、今でこそようやく親の心情も理解できるようになったのですが、ここを乗り越えるのはなかなか苦労しました。

規制する=改善するではない

学生だけではなく社会人にもいえることですが、規制すれば改善するというわけではありません。考えてみて欲しいのですが、学生時代にめちゃくちゃ成績の良かったクラスメイトに限ってめっちゃ遊んでたりしませんでした?ありましたよね。きっと彼ら彼女らは自分の意思で遊び、自分の意思で勉強もしてきたんだと思います。
規制をして上から押し付けることでコントロールできることもあると思うのですが、それが必ずしも全ての人に対しての最善ではないはず。
まず、自分でやらせてみてそれでもダメな場合、多少強引になるかもしれないけど何らかの規制をする、というのはあくまでも過程の一つの手段でしかないと思います。
決められているから、悪いことって言われているから、みたいな理由で自らの行動に理由を見出さなくさせる方が、子供の想像力や将来性を殺してしまうのではないでしょうか?

自分で考えて自主的に規制する力を育む

自分で「あー俺ゲームばっかしてちゃだめだ!勉強しなきゃやばい!」って思わせないとなんの意味もないと思います。
そう思わせるのが親や社会の役目ではないでしょうか?

余談ですが

最近はスマート家電と言われるものも増えてきておりますので、インターネットも規制してしまうと生活とかどうするの?規制の線引きどうするの?と少し疑問なのですが、きっと条例を考えている人たちはそこまで考えていないんだろうなとツッコミどころの多い条例ですね〜w

あとわたしが15年以上前にWebデザイナーを目指し、その目標をしっかり達成することができたのは、当時の自分の遊び道具だったインターネットがあったからです。そこで自分でHPを作っていろんな人と交流して「文字打っただけなのにデザインが変わるのすげーーーーー!」って思ったのが原点で、今の自分があると断言できます。インターネットは悪いことばかりではないです。思春期の多感な頃の衝撃っていつまでも鮮明に覚えているものなのです。


ゲームで学んだ大切なことはまた別の機会に♡

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