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間取りの考え方

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アラフォー女性建築士が家の間取りを考えるときどうやって考えているか、間取りを作る条件から完成間取りまで書いた記事をまとめています。
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2023年9月の記事一覧

間取の考え方~『分けて』暮らしやすい家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週はコラボ企画第二弾です。 前回の探り探りで第一弾コラボ企画を一緒にやってくれたナミ構造設計との記事はこちらにまとめています。 そして今回は『mugu 水色荘図案店』とコラボさせていただきます。 muguさんも同世代女性建築士さんです。 さて今回はどんなコラボになるのか是非数週にわたって楽しんでいただければと思います。 『分けて』暮らしやすい家第二弾の最初は「間取り編」 コラボ企画のベースになる間

間取の考え方~バルコニーを中心に2階LDKの家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週の『間取りの考え方』は! 前々回にも書いたのですが、過去に書いた自分の間取り図にツッコんでみようと思います。 この間取りと同じぐらいの時期に書いた間取図なのですが、今週は今の私ならこうするなと添削もしながら修正した間取図もお見せしようと思いますのでよろしかったらお付き合いください。 数年前の間取り図~バルコニーを中心に2階LDKの家結構広い角地に建つ家でどうしてあえて2階リビングにしたのかは全く

間取りの考え方~二世帯住宅を考える

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週は、『二世帯住宅』について考えようと思います。 ここ最近ちょこちょこ、ご依頼の頂く『二世帯住宅』 『二世帯住宅』とは文字通り二つの世帯が同じ屋根の下で住まう住宅の事です。 二つの世帯とは主に親世帯、子世帯が多いですね。 また一概に『二世帯住宅』と言っても様々です。 二世帯住宅のパターン完全独立型 玄関から始まり、住宅設備も全て2個以上。 完全に2戸の住宅がただ引っ付いた二世帯住宅です。 こ

間取りの考え方~変形地の独立キッチンの家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週は過去に書いた間取りの整理をしていたらまだ記事にしていない間取りが結構あったので少しづつ思い出しながら書いていこうと思います。 変形地建築する土地の場合、四角の形に近い方が整形地でそれ以外になると変形地と呼んでいsます。 特に三角形のような斜め部分の多い土地は変形地と呼んでいます。 今回はこんな敷地です。 変形地で間取りを考える時は出来るだけ、デットスペースを駐車スペースにして建物は四角の形に

間取りの考え方~人気間取り

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 『間取りの考え方』を毎週土曜日に更新してきて(お休み期間を除く)先週の記事でちょうど80記事になりました。 いつも読んでくださってありがとうございます。 それでふと今まで書いた記事で一番見られている間取りは何だろうと気になりました。 というのも、記事によってはビューが桁違いに多いものもあり私の記事は一体どこで見られているのだろうと先日コラボ企画をしているナミさんと話していたら・・・ noteの記事はG