「アパリゾート上越妙高イルミネーションについて」

「アパリゾート上越妙高イルミネーションについて」

はじめに
皆さん、上越妙高駅が最寄り駅である「アパリゾート上越妙高イルミネーション」について知っていますか?このイルミネーションは、2014年から毎年、夏・秋に開催されているもので、LEDライトの多さでギネス記録に認定されるほど、大掛かりなイベントです。来場数は年々増えており、2015年は約11万人、2016年は約20万8000人を記録しており、年々参加者数は増加、2017年には24万4000人にすることを目標にしています。

上越妙高駅から車で39分
「アパリゾート上越妙高イルミネーション」は上越市の桶海で開催されています。
上越妙高駅は元々「脇野田駅」という名前でした。この駅は1921年(大正10年)に駅として昇格、毎日の乗車人数は約2000人程度です。
新潟国際情報大学の最寄り駅である「越後赤塚駅」は、一日当たりの乗車人数を見てみると約900人ですので、脇野田駅時代からそれなりの規模であったことがわかります。
 脇野田駅は、2015年北陸新幹線の開業にあたり、上越妙高駅と改称してリニューアルオープンします。事前の駅名に関する住民アンケートでは、最も多かったのは「越後高田」、2番目が「越後上越」といった結果でしたが、駅名に「妙高」を入れてほしいという要望を入れた結果、「上越妙高」に決まりました。
 駅名が変更したことで、「アパリゾート妙高パインバレー」だった施設名も、「アパリゾート上越妙高」に変わりました。

ギネスに登録されたイルミネーション
 上越妙高イルミネーションは発光ダイオード(LED)100万個以上を使ったイルミネーションは2014年に始まり、15年には「LEDライトによる世界最大の地上絵」としてギネスに登録されました。これまでの世界記録はオーストラリアで達成された119万4380球でしたが、2015年にこれを大きく上回る152万9103球が公式認定員によって認定されたことで有名になりました。有名になったのは新潟規模ではなく日本規模、あるいは世界規模であると言えます。有名になったことでテレビCMにも起用されました。それがこちらです。
ソニーモバイルの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia XZ」のテレビCM
https://www.youtube.com/watch?v=CbaqNUsT4ww
 こちらのテレビCMに出ていた方は、このアパリゾート上越妙高のイルミネーションのプロデューサーをしている丸々もとおさんです。この方は夜景評論家・夜景プロデューサー・イルミネーションプロデューサーで世界初の「夜景評論家」(R)であり、夜景観光のパイオニアです。

このCMのロングバージョンでは丸々もとおさんのお話が聞けます。

1分58秒のロングバージョン
https://www.youtube.com/watch?time_continue=17&v=h6viJmYeO9I

 イルミネーションの種類
2017年に使用されたのは、「虹龍の光の大トンネル」「龍の森」

光と音のスーパーオーロラショー、恋人の聖地、幸福のゲート、7つの龍珠、雲上の展望台、光の双龍、願いの鐘で、
光と音のスーパーオーロラショーが新たに投入されています。
公式HPによると『現代の最新技術をミックス光と音の全20分間のショータイムをお楽しみいただけます。天空を舞うオーロラと美しい光と音楽の競演は、これまでにない神秘的な世界へと誘います。』とのこと。この新コースだけでなく、他の種類も光と音楽の融合で神秘的な世界を演出しています。動画で少しだけ公開されているので紹介します(撮影:上越タウンジャーナル 2014年のもの)。
アパリゾート上越妙高で120万球のサマーイルミネーション
https://www.youtube.com/watch?v=46qzJFnmznc

イルミネーションを夏に行う意味
 イルミネーションと聞いたら大体冬に行っているイメージを私は持っていました。皆さんも同じだと思います。しかし、アパリゾート上越妙高イルミネーションは夏・秋に行います。2017年の期間も夏バージョンは7.1~8.31。秋バージョンは9.1~11.15です。ですので、冬に行うことはありません。それはなぜでしょうか。
元谷一志社長はその理由について以下のように述べています。
『10年前に、松下興産から東京ドーム120個分の素晴らしいリゾート(妙高パインバレー)を譲り受けた。縮小均衡に走った時期もあるが、わくわくして2度、3度と訪れてもらえる環境を作るには集客の目玉が必要だった。改革には ①拡張性 ②地域的・歴史的な背景 ③唯一絶対性 が必要である。再春館製薬所(本社・熊本県)が冬にイルミネーションを実施していた。「それを核にして夏にやったらどうか」という発想だった。当時はサマーイルミネーションはなく、夏の方が高原リゾートとしてやりやすいと思った。関山神社の双竜伝説を取り入れれば、地元の人から共感されるリゾートになると考えた。』(上越タウンジャーナルより)
元々イルミネーションを行っている場所はゴルフ場があった。それを妙高を世界的に有名にしようと考えイルミネーションに移行したのではないかと私は思いました。

まとめ
 私は2015年と2016年に見に行き、凄く感動したのを覚えている。会場に入った瞬間からまるで異次元に移動したかのような現実世界と切り離されているようなそんな感覚があった。音と光でそこまで思わせるような、そんな世界がそこには広がっているのです。新潟三大イルミネーションには、「妙高市・アパリゾート上越妙高」と「長岡市・国営越後岡陵公園」と「新潟市・いくとぴあ食花」がある。もちろん私は3つとも好きですが、この中でも妙高市のが私は一番感動したので、皆さんも是非見に行ってみてください。

#nuis新潟取材

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