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身体をほどく(緒方美月)

こんばんは。squ@reの緒方美月です。squ@reの次回公演について、今着々と準備を進めているところです!続報をお待ちいただけるとありがたいです。

さて、最近ヨガ&ピラティススタジオに通い始めました。さっきも行ってきたんだけど、汗ダラダラ。っていうか、頑張りすぎて吐いた。ヨガで吐くほど負荷がかかること、ある?自分の身体の弱さに引いてます。ヨガ終わったらスーパーでお刺身買って帰っちゃお!と思ってたのに、結局サラダをしゃくしゃく食べてます。せつない。

ヨガなんてストレッチみたいなもんじゃん、どこがキツいの?と思っているであろう(?)ヨガ未経験の皆さんに言い訳すると、ヨガにも色々種類があって、運動強度の高いヨガもあるんですよ。今日やったのは「ヴィンヤサフローヨガ」という、ポーズを呼吸に合わせて次々と変えていくタイプのヨガ。はいこのポーズして!次こっち!はい反対!いったん脱力!次いくよ!という風に流れていくので心休まる暇はないのです。言い訳終わり……身体、強くなりたい。運動、やるしかない。

身体といえば演劇にとっても欠かせない要素ですよね。私は地点という演劇ユニットが好きだった(最近観てないので過去形…多分今も好きだけど)んですけど、かなり身体を使う舞台装置だったり演出だったりで身体性という意味でもかなり楽しめる劇団だったことを覚えています。

前回のnoteで取り上げた「しあわせな日々」も、ある意味身体に着目した演目とも言えます。「しあわせな日々」は脚本で指定されている舞台美術が特殊で、女性主人公が舞台に腰まで埋まっているような形(物語が進むにつれて、より身動きが取れなくなっていく)で物語が進んでいきます。身体の制約があるからこそ逆に一挙手一投足への注目度が上がり、そこに意味を見出そうとしてしまう気がします。

さて、自分の身体に視点を戻してみると、自分自身が舞台に上がらなくなった今、自分の身体に関してつぶさに観察したり、思いのままに動かそうとしたりする機会が減っているように思います。スポーツもあんまりしないしね。それの改善にヨガは最適かもしれません。「背骨をひとつひとつ動かすことを意識して」「首を長く保って」「足の裏から呼吸が抜けていくのを感じて」など、たくさんの指示の中で少しずつ自分の身体がどんなかたちなのか、どんなふうに動かしているのか、それをどう変えたいのかが分かってくるような、こないような……

まあ、ヨガを始めた1番の目的は「健康寿命を延ばす」なので、それが達成できたらいいんだけどね!余計吐いてる場合じゃないね!体力づくりとしてこつこつがんばりつつ、自分の身体にまなざしを向ける練習になればいいなと思っている緒方でした。また来月!


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