『信じられる日曜日』終演に寄せて(打土井大)

こんばんは、打土井です。遅ればせながら劇団2本目の公演となる『信じられる日曜日』を無事終演することができました。まずはご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。アンケートやSNSでのご感想など可能な限り全て拝見しています。また、感想の投稿は公演直後でなければならないという決まりもございませんから、終演から2週間が経過した今、あえて感想をご投稿いただくのもアリなのではないかと思っています。そういう意味では今年1月に上演した『split the bill』のご感想もまだまだお待ちしております。

物事は長い目で見ることが大事だなとつくづく感じています。この2週間も『信じられる日曜日』が劇団にとって、また作り手である自分にとってどういった公演だったのかをじっくりと咀嚼し続けています。活動開始直後の劇団であることや、僕自身細かいところがあることから、どうしても反省点ばかりが多くなってしまいますが、全てのびしろだと思えば未来は案外明るいのではないかと思っています。実際、今回の公演でも前回公演からの反省をかなり活かすことができました。続けることで得られる強さというものがあるのですね。

一方で、過去の知見だけでは対処できないようなトラブルもたくさん起こりました。その中でも公演中止になってもおかしくはなかったレベルのものが3つほどあったように思います。ただ、どれも少しずつケアしていれば未然に防げたもののようにも思え、それらを乗り越えられたことに浸るのではなく、もっと注意深く行動しなければならなかったと自戒しています。

終演後の文章なのでもっとエモい感じにした方が良いか?とちょっと悩みましたが、僕のエモは作品で出したつもりですし、言葉にしたところで普通にぜんぶ嘘の可能性がありますから、信用ならないなということでそれはやめておきます。今日は日曜日ですからね。信じられる方がいいということで。

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