あまりしてこなかった話(打土井大)

今週は黒川多忙により、代理で打土井が執筆させていただきます。

また、これまで「演劇」をテーマに劇団員が交代でnoteを執筆してまいりましたが、皆様に演劇以外の劇団員の一面も知っていただきたいという思いから、今後はテーマの縛りはなしといたします。

というわけで僕もあまり話したことのない自身の仕事についてお話ししようと思います。今年で3年目になるのですが僕はEPADという文化庁事業で働いています。
事業内容は舞台映像のアーカイブや配信を推進するというもので、僕の仕事は映像における著作権などの権利処理です。

EPAD自体は聞き馴染みがないかもしれませんが、みなさんもご存知の団体の多くがすでにEPADを通してアーカイブや配信を行っています。
最近では劇場で舞台映像の上映会も行っており、先週末は世田谷パブリックシアターでケラリーノ・サンドロヴィッチ『眠くなっちゃった』を上映し、僕も少しだけお手伝いに入っていました。

こうして書くとすごいことをしているように思われますが、あくまですごいのはEPADで僕はたまたま求人を見つけて、たまたま面接を通ったアルバイトに過ぎません。時給も決して高くはありませんし……。
今まで仕事についてほとんど話さなかったのも、プライベートなことだからというのもありますが、なんか他人の力を使って自分を大きく見せようとしている人みたいで嫌だったからです。

ではなぜ今回明かしたのか。
それは業務上ぼくが舞台映像を少なくとも年間50本は視聴しており、その経験を踏まえて演劇作品を創作しており、その最新作が『信じられる日曜日』なのだと声を大にして言いたいからです!!
つまり今作は演劇初心者の方だけでなく、演劇上級者の方にもぜひご覧いただきたい作品なのです。

また公演を観て面白くなかった場合に、批判をしても嫌われないか躊躇なさる方々も多くいらっしゃると思いますが(実は僕も最近そうです……)、僕は自分のために批判にこそ耳を傾けたいですし、「顔が好かん」とか以外は大歓迎です。
ですのでそうしたハードルもありませんから、どうぞお気軽にご予約のほどよろしくお願いいたします。

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「結局演劇の話やんけ」という批判は甘んじて受け入れましょう。

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