見出し画像

【報告】2023年7月30日 第25回デモクラカフェ《市政を身近に! 各会派の市議さん、所沢市の課題を聞かせて!》を開催しました

第25回 デモクラカフェ
《市政を身近に! 各会派の市議さん、所沢市の課題を聞かせて!》
~11 会派中 7 会派の代表者が出席~
● 参加市議 : 赤川洋二議員(れいわ新選) 、石本亮三議員(ところざわ市民会議) 、植竹成年議員(公明党)、荻野泰男議員(さきがけ)、粕谷不二夫議員(市民クラブ未来)、中井めぐみ議員(共産党)、前田浩昭議員(自民・無所属の会)
 ※ 50音順
● 日時 : 2023年 7月30日(日)15時~17時
● 会場 : 中央公民館
● 主催 : 所沢市民が手をつなぐ会

「所沢市民が手をつなぐ会」は、4 月 23 日の市議会議員選挙前に、立候補市議に公開質問状を送りました。 5つのテーマ 「子育て」「暮らし」「平和都市」「環境」「旧統一教会問題」から、多くの市民の関心があるであろう 11 項目の 質問をつくりました。そして、そのアンケート結果をネットやチラシで市民に公開しました。
今回のデモクラカフェでは、各会派から代表で 1 名参加していただき、絞った4つの質問にそれぞれ答えていただきました。 そして、さらに会場からの質問に丁寧に答えていただき、大変有意義な会となりました。
(遅ればせながら、報告をあげておきます)


≪ 市議への共通質問 ≫
① 所沢の市政において一番の課題だと思うこと。あるいは自分が取り組みたい課題について
②  学校給食の無料化について(子育て)
③  保健所の設置について(暮らし)
④  隊員募集のため若者の個人情報を自衛隊に提供することについて(「平和都市宣言」を生かす所沢)
 (④は賛否が分かれた項目)

● 質問の回答を一部紹介 

・赤川洋二市議:若狭在住。5期目(4年間空白) 所沢市は市長の価値観が市政に影響を与えている。 子育て支援、高齢者・障がい者に優しい街。活力のある街づくりを進めたい。
・石本亮三市議:下富在住。5 期目。団塊の世代がいよいよ高齢者となる。例えばネオポリスでは 75 歳以上だけの世 代が 4 割。少子・超高齢化社会の問題に取り組みたい。
・植竹成年市議:新所沢けやき台町内。4 期目。現在市民文化常任委員会の委員長・3 回目となる。子供たちの教育環境について心配しており、取り組む必要性を感じている。
・荻野泰男市議:三ヶ島。5 期目。前期は至誠自民クラブ。今期はさきがけを立ち上げた。(無所属)。地域間格差、 一極集中を感じている。その辺の解消に取り組みたい。
・粕谷不二夫市議:山口。3 期目。保守系無所属として活動している。ハード面では道路問題。ソフト面では人間力をつけ る取り組み。(目標に向かって頑張る力、自己抑制力、コミュニケーション能力など)
・中井めぐみ市議:下富。1 期目。非正規雇用増の問題。正規労働者を増やし、若者や女性の雇用の安定、長時間労 働を減らし、過労死のない労働にしていくこと。
・前田浩昭市議:新所沢。1 期目。保育園の待機児童問題に取り組みたい。3 人の子を持ち保育園児が 2 人いる。 待機児童問題は所沢の魅力低減につながる。

≪ 自衛隊の隊員募集の為、若者の個人情報を自衛隊に提供することについて≫ ※一番賛否が分かれたテーマでした
・赤川洋二市議:個人保護法・保護条例上、個人情報を提供に問題がある。憲法改正にも入っていく重要な問題。 法的に合理性のあるやり方でやるべき。
・石本亮三市議:法的には、自衛隊は住民基本台帳を閲覧できる。しかし市が自ら提供するのは大反対である。 自分の息子に、自衛隊の案内が届いたということで、不安を感じて相談にきた保護者あり。
・植竹成年市議:個人情報を安易に提供することは如何なものか。
・荻野泰男市議:今の所沢市は積極的な提供はしていないので、現状のままで良い。
・粕谷不二夫市議:自衛隊は、住民基本台帳を閲覧できるようになっている。それを自治体が便宜を図って与えてしまっている現実にある。積極的に提供するのはいかがなものか。
・中井めぐみ市議:自衛隊に若者の個人情報を提供することに反対。個人情報を本人の了解無しに勝手に提供してしまうことは、個人情報保護法に違反している。プライバシーの侵害。自衛隊なら提供しても良いという流 れもおかしい。現在は、自衛隊には「氏名、住所、生年月日、性別」の閲覧可となっているが、マイナンバ ーの普及に伴い、本人の健康状態・家族の財政状況もわかってしまう可能性も出てくるのではないか。
・前田浩昭市議:勉強不足で回答しづらい。

● 参加者との質疑 

① 「市でできることには、限りがあるという意見があったが、県や国に働きかけることについてどう思う か?」「また、どうやって働きかけるか? 働きかける必要はないのか?」
②「国の政策でやろうとしていることや決まったことを、同じ党で自分たちに市議に訴えても無理である と、よく言われてきた。その辺をどう考えているか」

・赤川洋二市議
① 働きかける必要あり。意見書を国に上げる。とくに党に所属している場合には、国会議員を通じて 取り上げてもらう。政党に属している人は責任があると思う。
② 日本は、間接民主主義である。れいわ新選組は個人の意見を国会前のデモなど、いろんな形で 国に伝えている。私も市民の声を国に伝えるお手伝いをしていきたい。
・石本亮三市議
① 議会としてできることは意見書を上げること。所沢市の場合は全会一致でないと上げられない。 政党に所属している場合は、県会議員や国会議員に上げる。地方の声が国を動かすことがある。例えば健康保険証の問題が地方で出され、与党も延期が良いという声が出るようになった。
② 国会議員は、地域の事情を知らない。なので地方議員を通じて言っていただきたい。
・植竹成年市議
① ルールに乗っ取って意見書を上げることが大事。また、現場の声を国会議員に出すのは、我々地方議員の仕事である。
② 市が出来る事は、例えば道路の問題、カーブミラーの問題などはしっかり自分が取り組むことだが、 法律上、県や国の問題に関することは、地元の県会議員や国会議員に伝えている。しかし、声を 届ければ全て実現するものではないと思うが、現場の声を届けることに専念している。
・荻野泰男市議
① 所沢市の場合は、全会一致なので、なかなか難しいところがある。
② 自分は政党に入っていないのでわからないが、議員によっては、政党に配慮しなければいけないこともあるのかもしれない。
・粕谷不二夫市議
① 特区という制度を用いて所沢市で特別にやるということもできる。確実なのは党派を通す。
② いくつかの自治体が連携して国に持っていけば、国を動かす可能性あり。 ・中井めぐみ市議
① 党として、県や国に上げる。意見書を上げる。
② 市民からの要望は、出来ないとは言わず、まずは受け入れるようにしている。
・前田浩昭市議
① みなさんがおっしゃった通り。
② 自分は自民党無所属なので、国に関係する意見を県の岡田しずか氏や国の柴山昌彦氏に必ず相談する。ちりもつもれば一つの事を動かすきっかけにもなることは間違いない。

③選択的夫婦別姓について賛成、反対の意見を聞きたい(粕谷市議、荻野市議、前田市議へ)※ 事前アンケートで、粕谷市議は△、荻野市議は無記名、自民党は夫婦別姓に反対の議員が多いため、自民 党の前田市議に質問があった。
・粕谷不二夫市議
今は旧姓を使えるわけだが、戸籍上夫婦別姓にした場合に、例えば子供など、どんな影響がでるのか考えた場合に、まだ自分自身整理ができていない。
・荻野泰男市議
深く勉強していないが、基本的には良いのではないかと思う。
・前田浩昭市議
自民党として反対しているのか?ではない。自民党無所属の会であるが、人によって違う。 自分は、これに関しては賛成である。何事も自由度が高まるのは良いことだと思う。

④ その他の質問
・地球温暖化についてどのようにお考えか。(環境市民の会から、地球環境について真剣に考えてほしい)
・インボイス制度について、多くの個人事業主が生活苦、廃業に追い込まれている。国の制度だが、どうしたら良いか。アドバスをいただきたい。(フリーランスの方より)
・所沢市議会は、全会一致じゃないと議案が通らないのはなぜか。
全会一致の採決について検討していただきたい。

● 参加者の感想より 

・とてもためになる会だった。ありがとうございました。
・今日は議員さんの本音(に近い)が聞けた会だった。内容が充実してい
たので、時間が足りないと感じた。
・非常に良い企画だった。皆さんのいろいろな意見も参考になった。
・多くの方が集まり、議員さんの素顔を見られる貴重な会だった。
・もっと大きな会場がよいと思った。知人を誘ってまた参加します。(予算のこともあるかと思うが)
・本当によかった。地方自治とは何か、示唆に富む発言があった。
・第 2 部の Q&A が大変面白かった。但し、原発の問題(GX 関連法)や石炭火力発電や事実上の憲法違反である安保 体制や敵基地攻撃能力などを閣議決定で決めたことに関する意見が聞かれなかったことは残念でした。統一教会の問題についても同様。
・とても良い企画であった。今後共、続けてほしい。保健所設置問題は知事選挙に反映していきたい。藤本市長が議会ル ール違反して、議会に反省したとのウワサが入ってきたが、誰も問題視されていなかったのが残念(自分が質問しても良かったのですが、単なるウワサでしたので?)
・テーマをしぼって、問題点だけでなく、解決策まで議論できたら良いと思う。市民にも多才な能力を持っている方が居ると 思うので。財政が少ないのであれば、財源を生み出す施策などもあると思う。
・発言などよく深めて、教訓化されることを期待します。
・様々な話が聞けて面白かった。議会より人間味のある話会でした。
・9 月議会が楽しみです。ご準備、お疲れ様でした。
・7 人の議員さんと直に場を共有し、話を聞けて、人柄にも触れられてとても有意義だった。 ・会場のみなさんのいろいろな発言や意見の内容、質問の仕方もとても勉強になった。有意義な企画を実現してくださりあ
りがとうございます。統一選前のアンケートも、今回の企画準備も大変だったと思う。感謝!今後も参加したい。
・公明党や自民党は、党や支援者の会にしか参加しないと思っていたが、今回参加があり大変驚いた。ある高校生が、自民党は金持ちの為の党でしょう、と言っていたが、市民に一番近い市議さんは、何党関係なく市民の
声に寄り添って欲しい。党の応援を得て市議になっているのでしょうが、市議だけは全員無所属であってほしい
・今回、新人議員が 10 人も当選し(定数 33)、また女性市議が 2 名増えた。多様な市民の声を取り上げて欲しい。
・市議会だよりに「議員別賛否一覧」が掲載されているが「議員別」とありながら、党派別に〇×がそろっている。「議員別」の意味が全く無い!
・今回来られなかった会派には、次回是非来ていただきお話をうかがいたい。4会派―日本維新の会(神部鉄郎氏) 参政党(斎藤かおり氏)、 立憲民主党(長岡恵子氏)、至誠自民クラブから。
・同意できるもの同意できないものも含め、市議の人となりが判る会だった。
・市議へのアンケートと同様の市長へのアンケートも見たかった。両者が揃っての市議会だと思うので。
・市民の方がいろんな意見があって、お聞きすることができてよかった。議員の方の話が聞けてよかった。
. ・7人の議員さんが参加してくれてとてもすばらしいことだと思った。とにかく市民の声を聞く場をこれからも続けていって欲しいと思った。
・全会一致の問題、ぜひ検討していって欲しいと思います。
・多くの会派の方々をこれだけ集めたこと、多様な話が伺えたので良い機会をありがとうございました。今後、ロビー活動も必要かも。
・みなさんよく集まっていただいて良かった。予算が無いという言い訳で逃げないでほしい。
・放射能汚染土、ゴミ有料化問題に関心がある。
・各議員の本質が見えて、面白かった。
・〇〇議員の「消費税は益税」理論はビックリしました。1990 年判決で「消費税は預かり金ではない」と確定しているし、直近の国会でも財務官がそう答弁しているのに...ガッカリです。
・直接お伝え出来なかったので、市議会へ。所沢市にも障害者グループホームが増えました。中でも精神障害者対象の施設が多くなっています。そこで、市議の皆 様にお願いがあります。実際に施設に赴き、実情を把握していただきたいと考えます。時に一軒家でない施設においては 単にアパート業?と思えるような就労もせず一日中居室で過ごさせ、地活や B 型事業所、生活訓練事業所の案内もしていない場合もあります。これでは地域で生活できるようにする為のグループホームではなく、国は貴重な税金を悪徳業 者に渡しているだけにしか見えません。是非障害者グループホームの現場視察をして下さい。
・猛暑の最中本当にご苦労様でした。大成功だと思う。多くの問題点や弱点もあると思うが、「地方自治の観点」から見ると、大きな敷石を築いたと思う。行政と議会と市民が横一線に 並び進めるのが「地方自治の原点」だと思う。今まで議会と市民 が横一線に並び「市政」について議論する機会は少なかったよ うに思う。議会も市民団体も特定の人たちで議論する場面は数 多くあったが、「全会派参加」と「無差別の市民」協同場面がつく られたことに驚きを感じる。市民の手による「地方自治」に向か い一歩前進と思った。議会と市民が協同して「市民のための所沢を作る」課題に進めたら面白いと思った。
・あれだけの人数となると、通り一編の答えしか引き出せなくて残念であった。とは言うものの、議員の年数が多い人は、何 か緊張感に欠けて、慣れというか惰性というか議会の問題点を修正しようとか、変えていこうとか前向きな覇気が感じら れなかった。
・1 年目の議員からは、意欲を感じた。 議会には新しい風を入れる必要があると思った。しかし、新人議員の中には、多数(与党)にいなければ何もできないと思い込んでいる人がいて残念だった。市議会議員であっても、政治に理念や夢を持って立候補して議員になると考えていたので、残念だった。 ・もう少し時間があれば、内容を深められた。女性議員を呼んだ時はグループ討論もでき、内容が濃かった。あの方式が良いのかと、自分なりの感覚では思う。
・想定以上の人数で色々な活動をしている様々な人達の参加があり、つなぐ会の活動に興味を持ってくれる人が広がったと感じた。これからが大変かと思うが、所沢で、会としての存在を認められたような感じがする。9 月の鈴木エイト講演会もいっぱいになるのではないかと期待できます。
・7 人の市議の方々の考えを短時間ずつだったが対面で聞くことが出来て有意義な時間だった。できたら、このまま終わりにするのではなく次回は、住んでいる地元市議を中心にいくつかのグループに分けて地元の課題について具体的に話し合ってもらいたい。
・11 会派から一人、代表で参加をお願いしたところ、7 会派から来てくださり感謝! これまでもつなぐ会のデモクラカフェでは、市議さんに参加を依頼し、「新人議員さんと話そう!」「女性市議さんと話そう!」またはテーマを絞って個別に市議さ んに来ていただいたりして、市民との対話を重ねてきた。今回は市議選が 4 月にあって 6 月議会も終わったばかりにもか かわらず多くの市議さんが参加してくれたお陰で、市民の参加も多かった。
・市政報告会とは違い、市民に関心があるテーマに絞って企画した会に、市議さんが積極的に参加してくださり、毎回有意義な会となっている。いつもなら第 2 部でグループ別に分かれて、内容を深めるのだが、今回は参加市議さんの人数が多 かったため、質疑だけとなってしまった。市議さんから、「市民の意見がもっと聞きたい」という声があったように、時間をもう 少し伸ばし、一問一答ではなく意見交換が出来れば良かったなと担当者として思うところである。

● 2023年度市議会議員への公開アンケート

公開アンケート結果は下記または → こちら から
※ 最終まとめ 2023年7月20日

【 テーマ1 】 子育てしやすい所沢
1 学校給食の無料化の賛否
2 保育所・学童保育所の増設の賛否
3 少人数学級の実現と正規教員の増員を県や国に働きかけることの賛否 (小学校低学年25名・高学年・中学校30名)
4 18才(高校生)までの医療費無償化の賛否

【 テーマ2 】 誰でも暮らしやすい所沢
5 所沢保健所の設置の賛否
6 選択的夫婦別姓の賛否
7 災害時避難場所となる体育館へのエアコン設置の賛否

【 テーマ3】 「平和都市宣言」を生かす所沢
8 核兵器禁止条約のための意見書を国にあげることの賛否
9 隊員募集のため若者の個人情報を自衛隊に提供することの賛否 10 米軍通信基地の全面返還への賛否 賛成 反対
【 テーマ4 】 環境にやさしい所沢
11 所沢市での原発汚染土実証事業実施に対する賛否
12 通学路や高齢者・障がい者に安全な道路の確保にたいする賛否
【 テーマ5】 旧統一教会の解散の是非


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?