目先の勝利を取るか未来を取るか

こんにちは。

クラシコに敗れた朝、最悪の月曜日の始まりをどう過ごすか思案しています。Twitterは文字数制限があるからこっちで。

クラシコに敗れた直後または、試合に負けた後に湧き上がるのが監督の進退や、補強の話ですね。近年は勝っても負けてもバルベルデOUTや、ネイマールの買い戻しが叫ばれていましたが。この監督の進退や、補強を問う発言にクレが求めているものが如実に現れると僕は思っています。これらについて僕が思っていることを書きます。

バルベルデの復帰及びネイマール復帰を求める人へ

バルサがバルサたらしめる理由は、勝利以前に結果と過程です。「ただ勝てば良いと思っている」「メッシやスアレスが好きだから」こう言った理由でバルサを応援している人達が居ることも良いことだと僕は思います。しかし、自分が応援しているチームの歴史や文化を学び、敬意を払うこともまた当然だと僕は思います。

バルベルデが指揮したバルサもといルチョが率いていたMSN時代のバルサは「ただ勝つチーム」でした。勝っている現状に満足してしまって未来を見据えることを放棄している。言ってしまえば今ある成功が永遠に続くと思っているため、進化を止めてしまっている。これは、現フロントの責任ですけどここでは言及しないものとします。このただ勝つことを目標にしたバルサからクレになった人はネイマール復帰や監督解任を望むツイートを多くしていたと思いますが、それでは意味がないんですよね。ルチョとバルベルデがやっていたサッカーはメッシ・スアレスという稀代のゴールマシンを生かすためのサッカーであり、バルサの歴史に反したサッカーでした。また、このサッカーは彼らが全盛期であることを前提としています。しかし、時は前に流れ続け、スアレスは33歳、メッシも6月に33歳を迎えます。衰えの見え隠れする彼らを活かすことしかできないバルベルデや彼のような価値観を持つ監督を連れてきたところで今の状況が好転するわけがありません。じゃあ代わりにネイマールを連れて来れば良いじゃんと思うのかもしれませんが、彼も若くないので連れてきたところで2・3年延命措置をしただけであとは沈みゆく船でしか無いのです。

未来を見据えましょう。神であるメッシに終わりが近づき、勝つことが出来ないバルサが来る日はそう遠く無いと思われます。その時が来た時あなた方はバルサを応援し続けられますか?その自信が無いのであれば今日を境にリヴァプールやマドリーを応援する側に回れば良いと思います。きっと彼らはお金という武器を使いこれからも勝ち続けるだろうから。

それでもバルサを応援したいと思うのならば一緒に耐えましょう。耐えてその先の未来が輝かしいものになると信じましょう。バルサにとって最悪の未来はメッシ以後勝つことができないままマンチェスターユナイテッドのように元のステージに戻ってこれないことですが、この最悪の未来を回避するための土台作りにセティエンはまさに理想的な人材です。確かに現時点で上手く行ってるとは言えません。しかし、過去5年間で失われた哲学を取り戻しかけているのもまた事実です。このセティエンが作った土台を完璧な形にするであろうシャビが就任するまで信じて待ちましょう共に。



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