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調整グリードン解説

デッキ名 「調整グリードン」 |DECK LOG(デッキログ) https://decklog.bushiroad.com/view/181E9 #デッキログ #ヴァンガード

さっそく情弱晒してる感じはありますが、
ショップファイトの大会で頑張るくらいのエンジョイ勢の私が、数週間頑張って調整したグリードンデッキの解説です。グリードンのポテンシャルは高くガーンデーヴァやウィリスタなどの環境勢にも十分勝ち目はあります! 自分も構築していてこのデッキすごく面白いなと感じました。これからグリードンを使いたい!っていう人、グリードンってどんなことするんだ?対策したい!っていう人(いるのか?)はぜひこっそりとでも見ていってください。いいグリードン揃ってるよ!!見ていった!見ていったぁ!


1:グリードンの良いところ!

 まずグリードンの利点ですね。大きく2つあります。


1つ目は、何といっても「Vスタンド」です。
いつの世もヴァンガードで大きく活躍できるデッキは「リソースを大量に確保できる」タイプか「強力な連続攻撃」にあります。もしくは2つ同時にやってくる犯罪者です。



グリードンは後者になります(あたかも環境で活躍しているかのように)。


 特にドライブの減らないVスタンドというのはそれだけで相手が実数値の2貫で守ろうとする貫通チャンスを迎える回数は多いです。
 グリードンは「そこを狙う」のが基本的なパターンとなります。初回攻撃のトリガーは遠慮なくVにぶち込みましょう。

 そしてこのVスタンドはなんとCBがいらないというのが最も大きいところです。
現代ヴァンガードにおいてCBの数というのはファイト中何度も気にする項目です。昔のように湯水の如く使えるものではなく、今では一枚一枚感謝を持って使うものです。私も一日一万回感謝のCBをやっています。

 しかし、グリードンはある意味では大量の手札コストを支払うことを引き換えにCBを使いません。これはリア叩きをされても返しのターンで手札の管理さえ怠らなければ再び強力な出力を行えるという意味です。ぶっちゃけこれが一番強いです。(ぶっちゃけすぎ)


 2つ目は「7点ルール」です。
グリードンを語る上で最も外せないものでしょう。こいつが初めて出た時は衝撃でしたね。敗北を6点から7点へとルール変更することができます。

これにより点受けがしやすくなり、雑に数回ノーガードして無理めな数値を点で流します。序盤の予想外なクリティカルや超トリにも強引にゴールを伸ばすことで対応できるのも良いところかもしれません。


 まとめるとグリードンは無理そうな攻めをノーガードの点受けで流しつつ、それで確保したコストでこっちのやりたいことを全力で相手に押し付けていって相手が油断したところを刺すデッキと言えます。
 まぁあとは対面的な話で言うとリアガードが残りづらいんでガーンデーヴァの「襲穫祭」とかもやっていて痛手を負いづらいっていうのはありますね。



2:グリードンが苦手としているところ……

 次にグリードンが苦手としているところです。
これは言わずもがな、序盤の弱さです。
 Vスタンドを狙うターンのため、手札に要員を控えさせておく必要があります。ライドラインでドローやサーチとかなり至れり尽くせりですが、それは全てグリードンが後々まとめて平らげるためにあります。
 1ターン目、2ターン目は相手の攻撃を点受けで流せますが、問題は相手先行3ターン目です。ここで高い出力を出してくる奴にはかなり厳しいです。最悪5点まで入ることも覚悟の準備をしておいてください。






3:採用解説!!!!

 まずはライドラインから

ライドライン

 またもや情弱を晒してる感はありますが、このまま勢いで解説していきます。
 ライドラインは基本的、というかグリードンを使う上でこいつらが外れることはまずないと思ってください。G0のこいつも固定です。

 その理由は後述することにもなりますが、このデッキは後攻3ターン目、先行4ターン目の時点で「デザイアデビルが3枚いなくてはいけない」からです。
 え?ボーショックのスキルで一枚ソウルインするから別に大丈夫って?

 後で言います。それが罠なんです。

 兎にも角にもまぁここら辺は手を加えなくて大丈夫です。高いカードもないし集めやすいですね。デザイアデビルセツヤークです。


G3〜サーショウ

 まずはG3から行きましょう。

100円

 マスクスシステムを携えてやってきた新たなグリードンです。7点ルールやVスタンドはもちろんのこと、制約はできましたがコストが軽くなり、サーチ効果までもっています。
 注目すべきはサーチのところですね。筆者はこれを見て組もうと決めました。デザイアデビルは種類によって役割も違い、手札に種類があればあるほど出力は上がります。その時々によって必要なデザイアデビルに手を伸ばせるようになれたのが本当に偉いです。ただし確実に掴めるとは言っていません。あなた次第です。まぁ山も圧縮されるのでマスクに乗ったターンすぐに使ってもらって構いません。


 そしてさらにコストが軽くなったことで前列に3体置いて殴れるようになりました。これによりフロントトリガーやペルソナの恩恵を受けられるようになり、ターン1制限から以前のような尖った行動はできませんが、柔軟に戦えるようになりました。
 ちなみにこいつはショップで100円で売られています。そんな奴がお前の手札を晒せよ!とか言ってますが手札を晒すことになるのはこちらです。勘違いしないでください。

ボーショック(偽物)

 デザイアデビル・ボーショック


 の、偽物です。ボーショックを詐称しているマジの犯罪者です。とんでもない奴だ。

 ただその詐称はカードゲームでは最強です。これによりライドラインのボーショックの同名サーチ先をこいつに変更できます。どうでもいいですが仲間も騙してるのはデザイアデビル的には大丈夫なんでしょうか?

 そんな卑怯者に似合わず、こいつは攻守に渡りこのデッキを正々堂々と真正面から支えてくれる素晴らしいカードです。龍樹マーカーを置いて殴りましょう。
 そしてもう一つはこいつが万券(1万ガード)になります。まぁ互換と言ってしまえばそれまでですが、グリードンの苦手な序盤をこんな詐欺師みたいな奴1人が支えてるのは心配になりますね。
 ダメ落ち、初手抜き道中抜きで山からいなくなると3ターン目に手札をタダ捨てすることになってしまいかねないので安全も兼ねて3枚採用。2枚の時はたまにそんなことが起きてました。こいつ強いんで引いても損しないし全然大丈夫です。4枚は採用しませんこんな卑怯者。


G2〜G1


フージョです。穢れを振り撒くとは……。私は当然ですがお風呂には入っていますよ。むしろお風呂やサウナ大好きです。

 その効果はソウルインで盤面を取る動きと今じゃお馴染みのガード制限です。

 ガード制限と言うとライドラインのゴーマンも同じスキルを持っていて、よくあっちを複数採用している型もいくつか見ます。しかし、自分はこっちを最大まで採用しています。理由は大きく二つ。

「こいつ自身をアタッカーにできる」のと、「ガード制限にCBがいらない」ことです。

 このデッキでCBは他に優先したい子達がいて、肝心のグリードン自体の強みもCBを使わないことなのでCBがいらないとはそれだけで優秀です。
 また、ガード制限を使うのは基本的に初回攻撃か、ペルソナが絡まない時、キルターンのみです。脳死で打っていいものでもないので、フージョを優先しています。盤面を取る効果は実は後のカードの関係上あまり使う機会がないんですが、これも強いことに変わりはありません。割とすごいグリードン強化カードです。

 マスクスデッキお馴染みの龍樹の落胤です。先に言っておきます。こいつがこのデッキのメインエンジンとなります。
 マスクスデッキ使ってる人からしたら当然と言われるかもしれませんが、このデッキは通常グリードンがアホほどコストを食って7点ルールも早期に発動したい都合上できるだけ早くマスクスにならなくてはいけません。ドラジュエルドやアストロアのようにマスクスになれなかった時の誤魔化しが効きません。(現環境でこいつらも誤魔化せてるかと言われれば微妙ですが)

 しかもこのデッキはLOがチラつく関係上、相手を少しでも早く倒したいです。なので龍樹マーカーも積極的に得ていきます。じゃあ何で4積みじゃないんだって話ですが、このデッキのマスクはこれまた後のカードの関係上2枚にしています。後半で引くのも役割がないし、デザイアデビルでもないので多すぎるとサーチの邪魔なので3枚にしています。ただここは4枚でも全然アリどころか良いまであります。人それぞれかと。私はデザイアデビルの枚数を優先しました。
 余談ですが、地味にフレーバーやイラストがデザイアデビルっぽいのがまた良いですよね。筆者はダークステイツ大好きなので色んなデッキでこいつは過労死しています。やっぱヴァンガードでサーチ効果はいつだって最強格。

大犯罪者

 誤って刷られたカードです。

 ごめんなさい。本当の最強格はここにいます。ダークステイツを組む「理由」とも言えるバケモンカードですね。デッキ組む時にライドラインより先にこいつに手が伸びます。半分冗談で半分マジです。

 説明は不要だと思いますがCB1で相手の盤面を最大3枚まで取れます。そしてついでのように1枚につき5k上がります。最大15k上昇です。復唱してみても意味がわかりません。
 鮮明に覚えています。こいつが発表された時、当時の私は三度見くらいしました。今でもこいつを出すと対戦相手は「あ……」と声を出します。絶望の準備ができているのは良いことです。


 こいつの役割はメインアタッカーであり、相手の盤面を破壊して手札からの再構築を誘うことにあります。今の環境……っていうかDスタンでは各デッキに強力な仕事をするユニットがいます。そいつを放置することは相手のやりたいことをやらせることに繋がります。「盤面除去」は相当重要なファクターとなりました。

 そこでこれですよ。そりゃ声も出るわ。こいつを出してマスクスとの強力な二面を意識してもらえれば大丈夫です。マスクスの2回目のドライブで漏れ出た星はこいつへと受け継がれます。穴兄弟です。


 こいつの採用枚数は2枚となっていますが、ここもすごく悩みました。実際ファイトしていてこいつの活躍っぷりは異常です。ウィリスタなんかにはめっぽう刺さります。また、(ちゃんとした戦術的な意味で)相手からのヘイトもかなり買うので手札のガードが薄い時にはターゲットをこいつへ誘導させるプレイも取ったりします。いるだけでもう仕事してるようなもんです。
 流石に強いのでこいつの採用を3枚にして後に紹介されるインケーンを3枚に減らすのもいいかもしれません。2枚にしていた当時の私は何をもってこれで調整と抜かしていたのか甚だ疑問でなりません。

 ただ、一応過去の自分を擁護しておくと、悲しいことにこいつはデザイアデビルクリンスイープ〜ではないので、上記のケムダーと同じ理由でサーチの邪魔になります。2枚にしていたのはそういう理由ですね。これは使用感で皆さんが決めてもらっていいと思います。4ドライブで引き込める可能性も大きいのでそこまで2枚に悲観する感じもないと思っています。序盤に来ても役割は持てません。
 あとちなみにこいつは一体1500〜1800円くらいします。本当の強欲魔竜はこいつなのかもしれません。筆者は箱からこいつのFRが出て叫びました。


 グリードンへの道連れを呼び出す悪魔です。CBの献上先も大体こいつですし、困った時のサーチ先もこいつです。こいつに関しては説明不要かと。手札消費を助けてくれるのでしっかり最大枚数採用しましょう。こいつがある無しでは負担が全然違います。ただ、コールするサークルはよく考えてください。私はよくここでミスをします。龍樹マーカーがあるところに出して、道連れはV裏なんかに置けば間違いはないと思います。


筆者はこいつが嫌いです

 このデッキ最大の問題児が来ました。
 ソウルインして多大なコストの代わりにVに5k上昇とドライブプラスを与えます。

 CB2なんて今じゃ見ることはなかなかありません。こいつはかのゼロスドラゴンと同じエネルギーを所望しておいて尚この出力です。

 このデッキにおいて序盤を点受けで流す都合上、グリードン対面をあまり知らない人(ほとんどそうだろ)はCBをたくさんくれます。なのでこいつも試合の中で1回は使うことになるかと思います。そして効果の方も弱くなく、圧縮されたこのデッキから繰り出されるトリプルドライブは実数値で守りにくる相手にワンチャンを仕掛けます。

 だが、問題なのはソウルチャージです。ペルソナ時にSC1が入りますがこれはなんと「強制」です。

 つまり何が言いたいかと言うとこいつだけで山を2枚も削っているのです。LOがチラつくこのデッキで攻撃の出力に繋がらないSCで山を削る行為は自殺行為でしかありません。
 大袈裟に言うかもしれませんが、試合が後半にもつれ込めば山一枚の差で勝敗が分かれることがこのデッキは多いです。そして何より今日ショップファイトの決勝でこいつら2体が圧縮したデッキからトリガー2枚も吸い込みやがって絶望させられたから嫌いです。こういう時こいつのフレーバーテキストほんま腹たつ。

 真面目な話、こいつは脳死で使うと自分の首を確実に締めます。使い所やデッキ枚数を見てあえてコールしないなどのプレイングは持っておいた方が絶対いいです。難しいカードですね。

 ただ、こいつの存在はそのままこのデッキの出力にも関わります。また、ガーンデーヴァやバスティオン等の先行3ターン目に高い出力を出してくるデッキに対してのカウンターの役割を持っています。なので採用枚数は本当に悩ましいところですが、私は4投しました。救いはサーチができることですね。ほんとつくづくグリードンマスクスのサーチ効果は優秀です。


 完全ガードは画像を省きます。ただ、守護者オーダーはケンエンのトップコールでの事故に繋がるのでやめた方がいいかなと。それと同じ理由でレガリスピースも不採用にしています。手札一枚の価値がでかいデザイアデビルでケンエンの不発は命取りです。


 マスク・オブ・ヒュドラグルムです。
 先行有利のこのゲームを一気に後攻有利へと巻き返すとんでもない発明です。
 採用枚数は2枚。これは前述の通りケンエン事故を防ぐためです。序盤にケムダーでサーチしていれば1枚しか残らないのでそういった諸々のリスクを最小限にするためですね。これを1枚増やすならケムダーを増やしたほうがいいでしょう。手札にくれば使いたい人もいるかもしれませんがライドコスト筆頭です。これを抱えながら序盤をやるのは相当なMしかいません。


4:トリガー配分&理由


トリガーたち

 超トリガーはゴルマギエルドさんです。こいつを引けばもう勝ったも同然。なので魂のツインドライブで引きましょう。
 インケーンを最大枚数採用していた理由もここにあります。このデッキは超トリを「引けたらラッキー」ではなく「引きに行きたい」デッキなのでそこの意識を忘れなく。もしも手札に来たら相手の先行3ターンを耐えるために投げて全然構いません。ガーンデーヴァ対面では即投げしました。

 そして皆さん気になっていると思いますがヒールを1枚減らしてそこにフロントを指しています。

 はっきり言うとグリードンが7点目を迎えることは稀です。それよりも先に相手が死んでいるか、自分の山が死んでいます。なのでこのデッキのヒールの役割は序盤のダブクリや超トリでの予想外な3ダメなどを軽減できたらなくらいで入れてます。それよりもダメージ=山が削れるなのでグリードン使いのほとんどは山の方を心配していると思います。後半では守るかどうかも山を確認しつつって感じなので。

 そしてトリガーを基本Vに振る関係で横が弱い弱点を補うのがこのフロントトリガーの役割です。さらにはグリードンをちょっと知っている人はリア叩きをよくします。クリンスイープもあってリアへのヘイトは大きいです。それらを一括して守る役割も含まれています。相手の体感以上にフロントが捲れるので、こういう時に貫通を取りやすいですね。またガード値も高いので28kに対して余計なガードを出さなくて済みます。切るタイミングは少し難しいですが……、イメージとしてはリア叩きへのガードとして出すことが多いです。



ちなみに採用してはいませんが……

 グリードン構築でこいつを見ることが多いと思います。そしてグリードンを構築する人誰もが一度は出会うやつです。

 あくまでも、あくまでも個人的な意見ですが、私はこいつがグリードンデッキ構築における最大の罠だと思っています。
 効果の噛み合いは正直言って抜群です。ゴーマンを引っ張り出して何度も利用できます。

 ですが、こいつを引くこと、使うこと自体がそんなに強い事象ではないんじゃないか……という疑問があるからです。

 デザイアデビルでもないのでサーチを邪魔します。序盤で引いてもこいつの役割はありません。ただ龍樹を生やして殴るのみでそんなことはケムダーが全部やってくれます。終盤では光りますが、そんな時にこいつがクリンスイープやサーショウと同じ前列に立っているのはさすがに嘘だろと思ってしまいます。枠もこいつ用に割かないといけませんしね。
 なので、一見するとすごいグリードンと噛み合うんですが、それがこのデッキの動きを邪魔してるのではないかという酷いジレンマを感じています。
 故にこれを採用する場合はそれ用に形を変えるべきではないかと考えます。このデッキレシピのように相手と歩幅を合わせず早く倒していくって場合には採用から外れました。ここが大きな調整ポイントでした。ですが何度も言うようにほんとこいつとグリードンの噛み合いだけはすごいです。こっちの軸も作ってみたいな……






5:ざっくりプレイング解説

 ここでは引き直しや各ターンでの動きについてほんとざっくりまとめます。当方、エンジョイ勢なのでユニフォーマーズの皆さんはどうかお手柔らかに。

① 先行後攻、引き直し

 ぶっちゃけ言っちゃうと後攻がいいです。マスクスなので襲いましょう。ただヴァンガードは先行後攻を選択できないので、ジャンケンが弱い人は最高ですね。

初手の手札で優先度が高いのは
1:スカルケムダー、マスク・オブ・ヒュドラグルム
2:グリードンマスクス
 です。こいつらの中ではケムダーがでかいですね。とにかく後攻なら最速でマスクスにならないともうゲームが終わるので死ぬ気でこれらのどっちかは引いてください。まぁライドラインでドローアシストが入るのでドライブも含めどっちも来ないなんてことはないと思います。

 次点で優先度が高いのはデザイアデビルです。
 2ターン目でケムダーを使っていくことが理想のムーブなのでライドラインのデザイアデビルがSBで1枚削れます。これによってグリードンマスクスの発動条件を外れてしまうので、ボーショックのソウルイン要因を確保しておきます。とはいえこのデッキでデザイアデビル来ないなんてことはないので、ケンエン→フージョ→インケーン→サーショウの順で優先度が高いと思っておいてください。サーショウとかいう犯罪者は山切れが怖いので引き直し時にそっと山に隠しましょう。どうせ3ターン目にはボーショックに改名してやってきます。


②ライドコスト
 優先はマスク・オブ・ヒュドラグルムです。これを抱えながらプレイするのは困難を極め、下手すれば相手の先行3ターン目でフィニッシュを決められかねません。ですが、手札にグリードンマスクスを確保できていない場合においてはこいつをキープしておいてください。まぁそんなことにならないようケムダーの方を多めにしてあります。
 それ以外ではデザイアデビルなどアタッカーやコスト要因で使えるやつを避けながら、主にトリガーを切っていくことになると思います。点受けで相手の攻撃を流すことが多いのでそこまで序盤のガードは必要ありません。ただバスティオンやガーンデーヴァだとあまり脳死で切っていくとフィニッシュを決められます。重要なところを一回守るなどしたり気をつけましょう。


③ざっくりターンプレイング整理
 トリガー配分や山の都合でとにかく急いで相手を4ダメまで連れて行きます。なのでグリードンは序盤が苦手ですが、だからこそ、そこで頑張る必要があるかなと。


 ☆1ターン目☆
 ここはゴーマン棒立ちで構いません。インケーンが来るとアグロしたくなりますが、1ターン、2ターンとリアを取られるとさすがに話が変わってきます。なのでここはグッと我慢。


 ☆2ターン目☆
 ここで横に1人立てます。一番良いのはケムダー。サーチもできるし殴れるしで最高です。
 いなければ自分はフージョやサーショウを立てますね。これもフージョの採用理由です。ここで相手に点を与えておけば次のマスクスターンで1→3→4のダメージラインが見えます。クリの攻撃込みで複数回攻撃を当てる形ですね。
 4点はさすがに望みすぎですが相手が2点か、3点かの違いはデカいです。相手が3点ならそれだけでダブクリの貫通でゲームは終わります。特にウィリスタ対面はこの隙を見逃すと致命的です。

 ちょっとグリードンを知っている人は返しのターンでこのリアを叩いてきます。正解は正解ですが基本スルーで構いません。はっきり言ってそこまで痛手でもないのでむしろ山削りを回避できたと考えましょう(それはめちゃくちゃや)。
 これがフージョとかであればガードも視野に入れても構いません。ですがサーチもできますし、それも込みで4投しているので失うのは大きな問題でもありません。

 ☆3ターン目☆
 後攻の場合は速攻マスク被って突撃です。ペルソナの恩恵で1ドローも入るので効果の発動は容易ですし、サーチも入るので山も圧縮されます。ここでグリードンを知らない人は予想以上のダメージを受けることになります。手札の薄さ的にも一番2貫守りしてくれやすいところですね。チャンスです。
 普通に考えてもいきなり相手がペルソナして4ドライブVスタンドしてきたらビビりますよね。

 問題は先行3ターン目です。ここは今でも自分の中で結論が出ていませんが、マスクスに乗るか乗らないかの選択肢があります。
 要はペルソナという強力な一手を捨てて最速で乗ってVスタンドを仕掛けるプランか。乗らずにスキルも使わず相手のリアをしばきながらダメージも与えていき次のペルソナに備える堅実なプランか。
  
 個人的には前者寄りです。後者のプレイは3ターン目にはあまりにも弱すぎるからです。G3になっておいて2ターン目と同じことをやっているのはさすがにやばいですが、クリンスイープが控えている場合は本当にここを悩みます。
 素のグリードンのスキルは個人的には微妙かなと思っています。2枚貫通狙いとは言いましたがコストがとにかくバカ重く、これで山の枚数や手札の精鋭達を削るのはどうなのかなと。ただ、これに関しては早々にこのルートを切り捨てたのでまだまだ研究が足りていない感はあります。ここはもっともっと色んなルートを試したいですね。研究しがいがあります。


6:こんな新規も……

 9月29日発売の「天輪飛翔」でも新規が確定しています! はてさてその中身は……

 あら可愛い。色んな動物がモチーフになっている中、リスとは可愛いものですね。
 効果はグリードンが飯を食った時に手札を2枚ソウルインでソウルからペルソナを引っ張ってくるというもの。手札2枚とはさすがに思い切りすぎですね。手札にくるタイミングが遅ければペルソナできないくらい薄い山とかになってるので採用は難しそうかも……。どんな手を使っても手に入れてくれるなら超トリガーを山上に引っ張ってほしいものです。


 猪突猛進!猪突猛進! 
 いやこれはさすがに強いだろ。グリードンくんも不自由ですが5パンできる許可が出ました。
 基本的な使い方はリアで一体小突いた後にグリードン初回アタックで出てくるって感じですね。フロントトリガーを逃さない形なので良いです。さらにおまけで5k上昇も入っているので龍樹ペルソナ込みで単騎33kまで伸びます。サーショウを超えてペルソナクリンスイープと同じ火力まで来るとなればデザイアデビル達も笑顔で彼を歓迎するでしょう。

 ただ気になる点はG3なので採用を多くすると今よりもっと序盤がキツいことにはなります。
 けれどどちら道、今のプレイングでもデザイアデビルは抱えて序盤を戦うのであまり大差は無いかもです。ボーショックのスキルでこいつをソウルに入れてもいいっていうのが便利ですね。あとはこいつで殴ってグリードンでソウルインして即座に出せるかどうかが気になりますね。まぁそれはやりすぎか笑 猪とは思えん小賢しい考えです忘れてください。


7:まとめ

 そんなこんなでグリードン解説でした!
 最初はデザイアデビル可愛いなくらいだったんですけどショップファイトに向けて頑張っていくうちにここまでデッキを愛せるとは思いませんでした。これを読んだ皆さんもぜひグリードンを使ってみてください! 安いのでパーツなんか一瞬で揃います! ヴァンガードをやったことないよって人もデザイアデビルで始めよう!!(それはやめた方がいい)
 
 長々とすみませんでした! ありがとうございました!!!!!!!!





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