S2000 の純正エアクリーナーについて思うこと

S2000の純正エアクリナーについて考察しようと思います。


S2000の純正エアクリーナーはラジエータ後方の熱気を吸うことで有名です。

無限ホームページにも書かれていますし、対策品が発売されていたこと、

多くのサーキットユーザーが使用していることを考えれば納得です。

(廃盤になってしまったことは悲しいですが、長い間作ってくれたと思います。)


しかし、純正エアクリーナーはそんなにダメでしょうか?

個人的には純正エアクリーナーも良く作られていると思います。


皆さんのS2000に標準装備されている純正エアクリーナー

吸い込み口はかなり小さいですが、エアガイド自体は助手席側に向かって広くなっいることがわかるかと思います。


そしてバンパーとコアサポートの間にもラジエーターに向けたエアガイドが存在します。

このエアガイドをよく見ると細長い穴が開いていることが分かるかと思います。

(写真わかりにくくてすみません。実車をご確認ください)


この細長い穴とエアクリーナーボックスのエアガイドを真上から見てみると同じ角度になっていることが分かると思います。


おそらくエアーを的確にエアガイドに向けた角度にすることでラムエアーを得ようとしているのではないでしょうか?


また、走行時は当然ボンネットを閉めているためボンネットによっても空気がエアガイドに導かれるのではないでしょうか?


あくまでも個人の考察の一部ですが、社外のラジエータークーリングプレートは上記の純正の設計を殺してしまうようなものがあるかと思います。(勿論、ラジエーターの冷却には良いのでしょうが…)


個人的には純正で十分かと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?