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大人って、そういうもんだからぁ!!!
3月4日(土)に東京03主催の、
東京03 FROLIC A HOLIC feat Creepy Nuts in 日本武道館 〜なんと括っていいかまだわからない〜 に行ってきた。
いやー、括れない、いいものでした。
強いて括るなら、珠玉のエンターテインメントショーという感じ。
良かったポイントをつらつらと。
➀東京03のコントの上手さ
東京03といえばコント、コントといえば東京03 というくらい私の中のコントにおける東京03の地位は確立されている。
実際に生で03のコントをみて思ったことは
「コントうまっ!」ということである。
当たり前と思うかもしれないけれど、本当にすごいものを見たときには感想はシンプルになる気がする。
もちろんコントによって役柄は全然違うのだけれど、毎回その人にしか見れない。
気弱な会社員や、恫喝先輩、優しそうに見えるサイコパス人間など、本当に圧巻だった。
特に豊本さんのふり幅がすごい。
角田さんはほぼほぼ角田さんだった。
②Creepy Nutsの歌が聴けた
私が最後にCreepyNutsの音楽を聴いたのは、コロナ禍前の冬だった。
いわゆるブレイク前の時。
小さなライブハウスで聞いた。
あの頃のことを思い出して、変わった部分と変わらない部分と、両方が嬉しくなった。
➂音楽部隊が豪華すぎる
今回の音楽部隊は GENTLE FOREST JAZZ BAND
真面目にふざけるエンターテイメントショーに色をそえる音楽。
それがジャズってのもまたいいし、若林のむちゃぶりにもこたえてくれるところがさすがプロ!という感じ。
ジャズというジャンルが、この公演の質をもう一段階あげている感じがした。
④佐倉綾音さん(声優)の振り切った演技
私が行ったのは3月4日だったので、佐倉綾音がゲストキャストだった。
私は佐倉綾音という人物を知らなかった。
ゲストキャスト欄を見てもピンとこず、どっかのアイドルかと思った。
正直、所詮大したことないだろうなと思っていた。
今思うととてつもなく失礼で、偉そうだった。
当日、見たときの迫力たるや。
声優さんなので声がすごいのは当たり前と思う。
でも声優さんだとしてもやっぱりすごかった、迫力も桁外れだった。
途中で声優さんと分かった時に、驚きと納得が胸に広がった。
佐久間さんのオールナイトニッポン0で、03に直前に「心配だから」とけいこを見てもらっていたというのを知り更に尊敬。
そのプロ意識に脱帽です。
⑤全体の構成がえぐい
そして、全体の構成がすごかった。
オークラさんは構成作家なんだから当たり前。
だとしても全体の構成が異彩を放っていた。
それは1冊の小説のようで、作家に例えるとどうだろう
それぞれの短編小説が最後にむけてどんどんつながっていく感じだった。
⑥明日も頑張ろうと思えた
そして、何よりも、明日も頑張ろうと思えた。
働き始めて、
「私のやりたいことって」
「誰も自分のことを分かってくれないし、私の分かってもらおうとしていない」
「私の代わりなんている」
とかうじうじ、ぐじぐじしている時間がとてもある。
そんな時間に対して「打ちひしがれていた。
でも
そんな考えに対しての答えが
「大人ってそういうもんだからぁぁぁ!!」
だった。
そのセリフが出たとき、すごい腑に落ちて、心が晴れた。そして笑えた。
そうだよね、そういうもんだよね!と思えた。
そして、明日もがんばるかぁと思えた。
面白くて、芸術的で、励ましてくれる、そんなライブ。
大人ってそういうもんだよね、と思いながら、またこんな楽しいエンターテイメントショーを見るために、働こうと思います。
「大人」として。
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