コロナ禍の中で気づいたこと
ようやくコロナが落ち着いてきた今日この頃。
激動の日々に今までにない感情や考え方があふれ出る日々でした。
その変化を書きとめようと思っていたのだけど日々流れる暗いニュースに心が滅入ってしまい、書けませんでした。
ようやく書けそうなので、記録として。
とにかくみんなが怒っていた。
未曾有の事態に、政府の対応に。
私はただただ不安で、怖かった。
見えない敵に対しても怖かったけれど、かかる恐怖よりも、人間が怖かった。滝のように報道される暗いニュースが怖かった。
出来ることは、ただ家にて、手洗いうがいをすることだけなのに。
結局、ニュースを見ないことにした。
Twitterを開けないようにした。
地元に帰って、周りの人にうつしてしまった人に対する非難。
怖かった。人はこんなに他人に、会ったこともない他人に、怒ることができるのかと。八つ当たりなのではないかとも思った。
でも、みんなが怒ったから、変わったこともある。
皆で力を合わせると、国をも動かすことができるのだと、初めて実感した。
気付いたことがある。私は人の怒りが苦手だ。
たとえ知らない人でも、その人が必死に怒れば怒るほど、心が苦しくなる。その怒りが自分に向けられたものでなくても、酸素が薄くなったように感じる。
私は、自分の身を守るために、情報と距離をとることが大切だと知った。
飲まれてしまう、暗い感情に。
知らないことは罪だと思っていた。知らなかったでは済まされないこともある。でも、知ることで自分が壊れるくらいなら、まだ、知らなくてもいいことは沢山あるのではないだろうか。
みんなで立ち向かおう、声高らかにそんなことが叫ばれている。
でも、まずは自分が、自分をどう守るか、それを一番に考えていいんだと思う。
異論は認める。でも、これが私がコロナ禍で気づいたこと。
↓はそんな中で心を落ち着かせてくれたCM。
メディアでも取り上げられていたから知っている人も多いかと思いますが、良ければぜひ。
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