ちゃん卒アウトプット〜家庭・育児編〜
さて、本日も、
魅力覚醒講座の課題図書のひとつ。
小田桐あさぎさん著書の
「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本
のアウトプットを書いていこうと思う。
今回の章は、「育児はなるべくわたしの手で!!」と思ってきたゆんころ的には、結構衝撃でした!
■家事も育児も苦手
いい女というものは、最終的に
男性に「この女性を妻にしたい」と思ってもらうこと
だって定義している人、多くありませんか?
女性は飲み会の席で料理を取り分けるものだ、とか
お会計の時は出す気がなくても一度はお財布を出して男性を持ち上げる、とかw
お料理上手であるべき、とか
家は清潔に、とか
良妻賢母であることこそが、いい女の必須条件だと。
はい、わたしもこの王道をいき、
結局最終的には全員クソ男に成長しましたとさ!!!!!!!〜完〜
もちろん!!今の旦那も含めてね!!!w
そもそも論、
そんな家政婦みたいな条件で
嫁になれるんだったら、
メイド文化が当たり前のアジア諸国では
嫁にしたい女性ランキングで
メイドが1位になってるはず。
では、そうじゃないのはなぜ???
お国柄???
わたしの男友達は、
「俺が家事を全部やる。料理好きだし」
「ただ、俺の好きなアウトドアや旅行を、一緒に楽しんでくれる女性がいい」
といっていたにもかかわらず、
彼自身の自己肯定感が低いせいでそういった自己肯定感の低い女性を引っ掛けまくり、
彼が料理を出せば
「わたしが料理できないから…」
彼が外出先に連れて行けば
「自分で行き先も決められない…」
「いつもしてもらってばっかり…」
と卑屈満載な言葉しか返してこないせいで、心底うんざりして別れる…を繰り返していました。笑
しかしそんな彼も、ついに
彼の自己肯定感を脅かし続けていた環境から飛び出し転職し、
自分自身を見直した結果、
来年、家事も料理も普通だけど、ただ、笑顔がとびきり可愛いキャリアウーマンとの結婚が決まりました。
男性が女性側に求めるものって、
自分が与えたもので笑顔になってくれたり、
楽しんでくれることなんだなって。
彼の幸せそうな姿を見ていて、改めてそう思うのでした。
■家事は週3時間で大丈夫
わたしはもともと、母がいつもピカピカに磨き上げた家に住んできたので、
「自宅とはこういうもの」
といった刷り込みが多いにあったように思います。
友人宅に行った時に、
作り終わった調理器具が放置されてたり、
おもちゃは出しっぱなしだったり、
部屋の棚に埃が積もってたり、
水回りがカビてたり、
洗濯物がぐしゃぐしゃのまま置いてあったり…
そういったものに驚いていました。
これが「常識」になってしまっていたせいで、多いに自分の首を絞めていました。
なんせ、自宅が汚くなっていくのが、ストレスでしかないから。
そして、やらなきゃって思いはあるのに、
日々のタスクに追われてできないこと、すらストレス。
日本は1日平均3時間、週で言うと21時間を家事に割いていると言われています。
この21時間、労働時間に換算したら、時給1000円だとしても21000円。
月に84000円分を家事に割いていることになります。
だったら、この時間を家事代行するとして、
月に3〜5万円で済むのでれば、かなりコスパはいいんじゃないか?と思いません?
■しなきゃいけないことなんてない
わたしが復職する時期、
我が子は未だ深夜に何度も覚醒していて、 まとめて寝れても2時間程度。
細切れでトータルしても、1日で4〜5時間くらいしか寝れていませんでした。
育児してるだけでも毎日疲労困憊なのに、
この生活サイクルに仕事を突っ込むなんて、
全くできる気がしなかった。
結局、復職してからも
時短勤務をいびられ
病欠早退にキレられ
社員と同じ条件での時短勤務では正社員のモチベーションに関わるからと勝手にパート勤務に降格され
かといって、正社員との勤務時間は1〜2時間すら変わらない。
なのに、正社員のお給料は、自分の2倍。
と、かなり厳しい風当たりでした。
それが、海外はどうでしょう。
子供がたくさんいるのに、代表取締役として働いている女性の多いこと。
シリコンバレーの女性起業家なんて、出産前日まで働いていたりするそう。
これってなんでかっていったら、
仕事が好きだから
に他ならないんですよね。
そして、そもそも子育てに対するスタンスも全く違うから、時間や規律に縛られることなく、本当に自由に育児も楽しんでいる。
わたしたち日本人が、当たり前だと思っている育児や就業に対する常識って、
世界からしたらむしろ特殊なのでは???
といったことが書かれています。
母乳信仰も、手作り食も
寝かしつけ文化も
抱っこ論も
母親が楽しんでできないのであれば意味なし
日本ではこういった育児に関わるものを手放して、楽しさを優先する思想=ネグレクトだって言われることも多いにあるので、
自分自身が楽しめる内容を優先しながら、
いらないと感じたものは徐々に手放していけたら良いですね。
■好きなだけさせる
昨今急激に普及してきたYouTube
ネット上では見せすぎるのは良くないとか、
能動的な遊びや学習に対する姿勢が身に付かなくなるとか言われますよね。
でもこれ、あさぎさん曰く
どれだけ深堀して調べてみても、
これがダメ、といった明確なエビデンスは存在していないそう。
YouTubeやiPadなど、
そもそも普及したのが最近だから、
悪いかも、といった可能性の話でしかないのでは?と言うもの。
それよりも、子供が自分で自分自身の機嫌を取れることの方が重要
子供がiPadやYouTubeを選んでいる以上、それが今の子供にとって、1番興味関心を惹かれているものであり、才能を開花させる可能性があるのでは?ということでした。
■周りに鈍感くらいでちょうどいい
「ちゃんとしたお母さん」ってなんですか?
良妻賢母で仕事もできること?
無理無理。
そんなスーパーウーマンが世に溢れてるなら、こんなに悩んでる母親で溢れているはずがありません。
そもそも論、その「ちゃんと」の常識に縛られている時点で
他人軸になってしまっているってこと。
自分よりも、子供よりも、家族よりも、他人が1番上に来てしまっているのです。
まずは、自分を1番上にすること
よぽど他人に危害を加えたりしなければ、
子供の意見も尊重すること。
わたしも自分のかかりつけの病院に子を同伴させるとき、基本はスマホや折り紙を預けて放置します。
そんな時、周りの人たちが
「何やってるの?」
「一緒にやる?」
などと声をかけてくれたりしています。
見る人によっては、「子を放置する最低な母親」に写っているかもしれませんが、
少なからず、わたしはこうやって子供単身で遊ばせながら、自分は治療を受けることに対して
他人の悪意や失望、白い目を感じたことはなく、
むしろ一緒に子と何かを楽しんでくれていたり、
「お母さん、今一緒に〇〇してるからね」など
むしろこちらを気遣ってくれるような声掛けをしてくれたりと、
とても暖かい世界線だなって感じているのです。
そんでもって、
わたしもそうして貰えているから、
同じように困ってる人が居たら、サッと手を差し伸べたいと思えるのです。
世間体を取っ払って考えてみたら、
案外、世界って自分が思っているよりもずっとずっと優しいのかもしれませんね。
■イライラしたらタスクを減らす
あさぎさんは、かつて「したいときにだけ育児をする」といった投稿をしたところ
「虐待だ」「ネグレクトだ」などと大変に炎上したことがあったそう。
その内容を深堀りしてみたら
「したいときだけ」というのが
「子供がお腹を空かせていても無視するんだろ!」
「おむつが汚れていても変えないんだろ!」
「泣いていても構わないんだろ!」
自分が気が向かなければ、相手すらしない
そう捉えられていたのだそう。
これって、こういった批判をしてきた人たちは
子供の食事や
おむつを変えることや
泣いたら抱っこしてあやしたりすることを
「したくないこと」と主観的に感じているから
したい時だけする育児=一切の育児をしない
だからネグレクトだ!と結びつけて批判していたわけです。
だけどあさぎさん自身は
「おむつを変える」
「ご飯を作る」
「泣いていたら構う」
これらを面倒だと感じたことがなく、
当たり前のようにこなしていたんだそう。
逆に考えたら、こうやって炎上した背景には
最低限の育児ですら、面倒だと感じてしまう母親の環境的背景がある、と言うこと。
現代社会の女性たちは、
子供に対してイライラしてしまう、と罪悪感を感じているかたが多いですが、
それは、単に日々のタスクが多すぎてキャパオーバーしてしまっているだけ。
そもそも今提唱されている子育て論は、
女性が専業主婦でいるのが当たり前だった、
というかそうなるように国に仕向けられた
「古い思想」な訳です。
にも関わらず、現代の女性は
母親世代と同じクオリティを求められながらも、
当たり前のように共働き、さらにはフルタイムで働くことも追加されているんだから、
どう考えても無理ゲー。
ちゃんとできない自分が悪いんではなく、
現代の日本社会的に、そもそも全部やりましょうは無理。
絶対に自分を責めないこと。
できないことはできない、と認めて、手放す勇気を持つこと。
これができることで、どんどんイライラは減らしていけるのだと思います。
■自分最優先が育児に効く
わたしは、母親のようには絶対になりたくないと思っていました。
好きでもない仕事で上京して、
地元を離れ親にも頼れず、
好きじゃないから仕事も転々。
出産後も、完全オンオペ育児。
友人が多いわけでもなく、
児童館にもあまり行かず、近所の公園で遊ばせる。
そして、家庭は常に掃除用具を持ち歩き、
少しでも汚せば怒る。
いつも何かに追われてて、
いつもイライラしてて、
顔を合わせればいつもお父さんと喧嘩してる。
それがわたしの中での母だった。
そんな母は
「女は家庭に入ってこそ幸せ」
「共働きなんて男の甲斐性がない」
「早くから保育園に預けるなんて不幸だ」
「年収は〇〇万円以上でないと」
「毎月貯金は〇〇万円以上しないと」
と口酸っぱく言っていて、わたしが復職してキャリアを続行すると決めた時は
孫を引き合いに出して
「かわいそうだ」と責め続けた。
そんな母こそ、最も不幸だと思っていたんです。
ただ、家を飛び出すまでの約20年間。
この思想に暴露され続けたわたしは、そう擦り込まれているのも事実で、
「母が言っていた通りじゃなければ、わたしは幸せじゃないのかもしれない」
と言った思いが頭を掠めるのも事実でした。
その結果、
周りの子育て事情が気になったり、
SNSに流れてくる
「こんな子は不幸になる」
「自己肯定感を下げる声掛け」とか
「〇〇歳まではこうするべき」的な記事ばかりが気になって、
自分の子が「その通り」じゃないと、
不安だしイライラしてしまうようになっていました。
これこそ、我が子の「個性」を頭から否定しているに過ぎませんよね。
「こうあるべき」
この意見に縛れていたのはわたしで、
子供にはそんな世間体や常識は関係ない。
だからこそ、
「子供のありのままの姿や行動」
をありのまま受け入れて、伸ばしていく、見守る。
これこそが大切なんだなって。
でも、それを受け入れるだけの土台が
大人になってしまった私たちには
備わってないからこそ、
母親である私たちが、もっと自由に、常識や世間体といったものを手放して、
ありのままの自分の姿を取り戻す必要があるんだなと思います。
■「ちゃんとしなきゃ」こそ家族を不幸に
「ちゃんとしなきゃ」を卒業するための本として読み進めてきたこの著書ですが、
この「ちゃんと」を卒業するにあたって
育児を手放したら
家事を手放したら
旦那や子供に悪影響なんじゃないか?
と言った思いが出てくると思う。
しかし、はじめに立ち戻ってみて欲しいのが
「ちゃんとする」呪いを手放して、
自分がまずは幸せに、
そして、周りを幸せにするための本なのだ。
だから、「自分が家事や育児をやめます」
だから、旦那に家事を丸投げします。
わたしだって今までやってきたんだから、
旦那だって苦労や我慢をしても当然だ。
と言った思考で手放すわけではないんです。
現状を確認「なんとかしたい」と思っていることを、素直に家族に相談してみる。
そうして、
旦那さんも家事が苦手だ、ストレスだ、
と思うんだったら、外注したっていい。
まずは、
「相手は必ず受け入れてくれる」と
信じるところからね。
「疲れたからご飯作りたくない!だから今日は作りません!」
とバッサリ行くのではなく、
「今日は疲れちゃったからご飯作るのしんどいなぁ、どうしたらいいと思う?」
と、一緒に解決するスタンスをとること。
自分が負担だと思っていることを、
きちんと伝えて、
一緒に相談して、
どうすればお互いに負担のない状態にできる方法を探して、
そして、手放していく。
これが「ちゃんと」を卒業するってこと。
既婚男性が妻に求めるものベスト3、知ってますか?
1位:笑顔
2位:セックス
3位:家事
ですって。
そんな笑顔になってもらいたい奥さんの言うことだったら、
相談すれば、どんどん積極的に動いてくれそうですよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?