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「未完了の感情を癒す」が全くわからなかった

■自分の感情が全くわからない…

今回、ここなさんの長期セッションをうけるに当たって

カウンセリングや、
アダルトチルドレンの治療だったり
マインド系、心理学についても
たくさん調べました。

その中で、良く耳にする
「インナーチャイルドを癒す」
「未完了の感情」ってどゆこと?

ってずっと思っていました。


あの頃に感じた辛さや痛みは、
今もトラウマで残ったままだし
当事者の母親もまだ健在で、
その脅威に晒され続けているのに?
って。

だから、目の前で起きた事に対して
「私は今こういう感情だ」
っていう部分までは深堀りできても、

それがどうして
昔の自分にリンクするのか?
なんで過去の自分が癒せるのか
それがどうして現在に影響するのか?

が腑に落ちていなかったんです。

■「条件付き」でしか自分の価値を感じられなかった。

今まで生きて来て、
「何もしないでも自分は素晴らしい」
「ありのままの自分でも愛される」
そう思えたことが1度もありませんでした。



お母さんに笑ってもらうためには
お母さんに褒めてもらうためには
お母さんに、捨てられないようにするには。

とにかく優等生でいれば、
学級委員長になれば、
テストでいい点数を取れば、
習い事でいい成績を残せば、
家事を手伝えば…

幼少期から、
そんなことを考えて
いつも相手が喜ぶように
行動を先回りしていました。


授業のノートは
教科書よりも参考書よりも
わかりやすく作り込んだから
テスト前“だけ“、友達が増えたし

みんなが嫌がるような
仕事や掃除、行事の役員も率先してやった。


彼氏ができれば
とにかくのめり込んで

相手の好みの髪や服
相手のために部屋を掃除したり
相手の好きな料理を作ったり
無理なスケジュールでも
合わせて会いに行ったりしていた。


両親にとっても
友人にとっても
彼氏にとっても
環境にとっても


「相手の喜ぶことをする」
その対価が「愛」であると
信じて疑わなかった。

わたしの存在価値は
他人の評価の上でしか
成り立っていなかったんです。

お母さんが怒るのも
友達に陰口を言われるのも
彼氏に殴られるのも


全部全部、
わたし自身が足りなかったから
わたしがダメだったから
わたしが、失敗したせいだと。


自分自身は、誰にとっても
「都合のいい女」だったと
今となっては思います。

その結果が「今」でした。



実際、お話を聞いてもらったここなさんにも

「自分は存在していたらいけない」
「自分は迷惑をかける悪い子だから罰が必要だ」

と、自分自身で思っている可能性があると
言われたことがあります。


自分が自分のことを
そう思ってしまっているから、

どれだけ優しそうな人と付き合っても、
何度良さそうな職場に転職しようが、

”存在を否定されるような”
”罰かと思うくらい酷い”出来事が
人生の中で繰り返し繰り返し起きてしまう。


と言ったサイクルを、
自分自身で作り出してしまっていた、と。


「この潜在意識の方を変えない限り、
外側の現実をどのように変えても
同じようなことが繰り返されてしまいます。」

めちゃくちゃ言いづらい内容だったろうけど、
ここなさんは迷いなく
はっきりとそう伝えてくれたのです。

■「未完了の感情」ってなんなん?

ここなさんにセッションをしてもらっているとき。

小さな頃の記憶に対して
「その時、ゆんころさんは
 どういう気持ちでしたか?」って聞かれても
「その時の状況」しか
浮かんできませんでした。

その時、自分がどう思っていたのかとか
どう感じていたのかとか、
感情の部分が一切浮かんでこないんです。


暗い部屋に閉じこもっていたこと、
電気を消されたトイレや自室。
母からの追撃に怯えながら
黙って耐えているイメージ。

それしか出てきませんでした。

「感情に蓋をしてしまったんですね」

そう、わたしは
現実を直視するのが辛かったから
「自分の気持ちを諦めて」
「周りのご機嫌をとることにした」
んです。

わたしは、
怒ってるお母さんのことが
ずっと怖かったし

夫婦喧嘩のたびに
罵声が飛び交って
家中がぐちゃぐちゃになって

お父さんもお母さんも
どちらかを殺しちゃうんじゃないかとか
そうなったら自分はどうなるのかとか
それも怖かった。


お母さんはいつも、
テストで点数が取れたとか
描いた絵が表彰されたとか
ピアノのコンクールでいい成績だったとか

そういうことがあった時には
ちゃんと笑って褒めてくれた。
だからずっと頑張ってたし

でも、わたしの意見とか
わたしの気持ちとか
まっすぐ受け止めてもらえることはなくて

「親の言うことが絶対に正しいんだから」
「こうする“べき“」
「お前のためを思って言ってやってるんだ」

って、いつも
「わたし」じゃなくて
「世間体」の方が優先で
それが、ずっと悲しかった。

悩んでいた旦那さんの態度とも
酷似している部分がどんどん出てきて

・物にあたって暴れる
・殺されるかもと言った恐怖を感じる
・何か案を出しても「普通はさぁ〜」など世間体を盾にした切り返しをされる

などの感情や出来事は、
この頃の感情がそのまま投影されたのかなって感じました。


■やるべきことは「自分を甘やかすこと」!


今までの人生のほとんどを
他人のご機嫌や評価に合わせて
行動してきたわたしにとっては、
他人の意見こそが100%正しかった。


でも、ここなさんには

例えば、
職場や家庭での扱いが辛かったとして、
誰かからどんな酷い事を言われたとしても、
自分がその言葉を採用しなければ
自分の人生には何の影響は出ないし、
自分の価値が揺らぐことも無い。

逆に、誰かからどんなに
「存在してるだけで価値がある」と言われても
自分自身がそう思えなければ意味がない。

そう言われました。


だから、最終的に
自分自身の”認識を変える”しか
人生をガラッと変える方法はないわけです><

…ってことを言われれば
頭では理解できるんだけど、
今まで自分の価値の100割wを
他人に預けていたゆんころにとっては
これを自分自身で認識するのが、


本っっ当〜〜に難しかった><;

■意識を変えるためにやったこと


認識を変えるために
やったことはいたってシンプル。

今まで自分に厳しくしていたのとは反対に、
「自分を甘やかして」
「自分に優しくして」
「自分を大切にする」


これだけ( ゚д゚)


なんだけどね!!!!
なんだけどね!!!!!!!

ゆんころには!!!!!
これが全然!!!!!
わかんなかった!!!!!!w

今まで他人軸で生きてきたので、
「自分の意見」を言う機会が全くなく
「じゃあ“ゆんころ“はどうしたい?」
って聞かれても、自分がどうしたいのか
思い浮かびすらしませんでした><


職場や家庭のトラブルに対処するために
身を粉にして頑張らなくても良いし、
職場でのモラハラをなんとかしようとしたりもしなくて良い。

って言われても、

え????
でもわたしができてないから
相手が怒ったりしてるんじゃないの???
傾向と対策を練るべきでは???

わたしがやらなきゃ
この問題は誰が解決するの?????

って本気で思ってました><

ほんとにここがうまく腹落ちしなくて
ここなさんにも
引くくらいの長文を送りつけてw
いっぱい相談してました><

そこでここなさんが
教えてくれた内容が


周りのトラブルを
どうにかしようとしたりする行為は、
鏡に映った自分を
「今すぐこの部分を細くしたい!」とか
「今ショートヘアだけど、今すぐゆるふわロングに変えたい!」と言っているのと同じです。

今自分が見ている現実は、
今までの自分が創り出した"残像”だから、
今この瞬間にどうにかすることはできません。

髪の毛でいえば、つい最近髪を切ったのに
今すぐゆるふわロングになりたい!!
ってモヤモヤしちゃうみたいな><

鏡に写った自分の顔、疲れてませんか?


でも、これから鏡にうつる自分の姿は
変えていく事ができます。
本体である自分が変われば良いからです。

ストレッチして、絞りたい部分を絞ったり
ゆるふわロングにするために髪を伸ばしたり。
すぐにゆるふわロングを楽しみたければ
ゆるふわロングのウィッグを買うでもよし!

自分のやりたい!なりたい!を目指して
自分の声を聞いて、実践していけばよいわけですね。

目指すのは、最高に可愛い自分!!



ここまで拗れてしまった
「職場での人間関係」や「家庭環境の不仲」を
変えるために必要なのは、
「自分自身をいじめている」自分の潜在意識
だと伝えてくれました><

■ゆんころが実践したこと

幼少期から
親の言うことは絶対!!って強制されてきて

「なんでそんなこと言われなきゃいけないの」
「もっとこうしたいのに!」っていう
「もっとちゃんとわたしの話を聞いてよ!」

って怒りや悲しみも
全部蓋をして生きてきました。


だからこそ、
あの頃に置いてきてしまった
感情たちを拾い上げて
癒していくところから
始めてあげなきゃいけません。


過去から現在まで
たくさんの出来事と蓋をした感情が
見つけても見つけてもまた出てきて
玉ねぎの皮を剥いていくみたいな
途方もない作業だけど、

それでも、見つけ出したらまた
あの頃の心の声を見つけて、声を聞く。

悲しいのか?
苦しいのか?
怒っているのか?


負の感情も全部受け止めて、
自分の心を、ちゃんと抱きしめて、
とにかく寄り添ってあげること。


涙が出そうなら泣いていい。
「辛かったね」
「悲しかったね」って
とにかく優しい言葉をかけるようにしました。


ゆんころは、
1人でお風呂に入る時とか、
娘の寝かしつけを終えた後とか、
1人で思考に没頭できる時に
目を閉じて思考を集中させました。

それこそお風呂だったら
シャワー出しっぱなしにして
声をあげて泣いたりもしました><


怒りがおさまらなければ
「嫌だったよね」
「ムカついたよね」って
紙に恨み言を書き殴りまくって
グッシャグシャに丸めて捨てたりもしました。

特にゆんころには
触れようとしたり、暴こうとすると
無条件で涙が出てくるラインがあって

きっとこれがゆんころが昔
箱に入れて鍵をかけて
さらに鎖でぐるぐる巻きにして
絶対に開かないようにした
「未完了の感情たち」なんだなって感じました。

ゆんころの“パンドラの箱“


「潜在意識を変える」のは
無理にポジティブにもってくんじゃなくて
自分の中に湧いてきた負の感情も、
全部、否定しないで肯定し続けること。

そうすることで、鏡に映った姿…
現実の職場の問題や家庭の問題も
勝手に良くなっていくのだそう。

こうして日常的に我慢をして
「自分がやらなきゃ」って行動していると

口には出さないようにしていても
それを見て育つ娘ちゃんにも伝わって
「辛くても我慢しなきゃ」と
学習してしまうリスクもあると聞いて



「絶対わたしみたいに
 生きづらい生き方はしてほしくない!!!」

「わたしの背を見て
 ちゃんと自己主張をして
 ちゃんと自分が大好きになれる
 自己肯定感の高い子に育ってほしい!」



と強く思ったので、
まずは自分がそんな背中を見せられるように
もっともっと自分を
大切にしてあげようと思いました!

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