『あるお客さんとの会話の中で ~消しゴムのカスの話』

4月17日(金) コントワールのブログ

『あるお客さんとの会話の中で、、 消しゴムのカスの話』

※この投稿は3月28日(土)にコントワールのオンラインサロンで作成した投稿です


あるお客さんは働かれている会社の人事をしていて何年もの間何人もの人を見る面接官の仕事をしています。その話をしていてあっ! それおもしろいな! って感じた話をひとつ

試験当日、会場に集まりスタート、学科試験、面接、終了という順で行われます、そして結構細かいとこ見てるんですよね~ とおっしゃいました。その細かいところというのが学科試験中の

消しゴムのカスの行方

、、だそうです。もちろん人は鉛筆で書いたものが間違えれば消しゴムで消す、そしたらもちろん消しゴムのカスがでる、このカスどうしますか? という話。いろんなパターンが生まれます

・下に落とす
・机の端にためる
・筆箱の中に入れる

・・・場所は会社、それも就職試験、対策をしてもいつもやってることはでやすい状況。ひとつずつ細かく見ていきます

・下に落とす これは無意識でやってます、僕もここに当てはまるかも、、と20年ほど前のことを思い出しました。。そのカス誰が掃除するの? ってとこを気づけてたらこれはしません

・机の端にためる 意識してるのがわかります。試験終了後そのカスをゴミ箱の中に入れる、これはその場所を汚すことなく来たときと同じ状況を作れます

・筆箱の中に入れる これはとても意識してるのがわかります。それをなにげに無理なくできてるのであれば、この方はいつもの生活もそうで例えばご飯やさんに行った時、ごちそうさまでしたと言い椅子を席に戻すというところまで自然にやってるでしょう

・・・ この上記3つ、色んな奥行きがある話にもなります。僕が面接官ならこう思うでしょう、この3つの行動はすべて正しい、下に落としても端にためても、筆箱の中に入れても、それはその人の性格の部分というのはだけで加算はされないでしょう、逆にデータをくれてありがとうと、ただこのパターンで1番良くないのはひとつあります、それは

気づいてもしないことと、やらされてる感がでてること

これは問題です。あなたの落とした消しゴムのカスは誰が掃除しますか? 清掃の方がしてくれるだろう。。。 家だったら家族がやってくれるだろう、テストの時だけの人になってませんか? 仕方なし感はでていませんか?向こうは何人ももの人を見てきたプロ、それも残念ながら酔っぱらってない状況なのでスルーはうまくいかない(笑)

結果、、

挨拶と気が使えたらこれからの世の中はもっとおもしろく渡れることは間違いありません、これからというのがポイント、気づかないことは何も悪くはなく気づいたときに行動を起こせるか? ただそれだけです。そこの積み重ねの回数と瞬発力の透明度は高くて少しでも怠れば不純物が入り濁ります、これは歳は関係ありません、若い人が出来てて、中年の人ができてないことも多々ある

気づくことと気づけること、案外おもしろいと感じています