今夏の総括・2016
今年も騒々しい夏が終わり、ようやく涼しい秋がやってきた
さてその夏の暑さを忘れないうちに、ここらで今年の夏の総括を試みたい
そして同時に心の変調も合わせて記しておきたい
先週の月曜日(9月12日)は一日休みだったけど、何にもやる気がしなくて丸一日寝ていた
そしてその日の夕方、月一回の診察に行ってこれまでの近況報告をした
今年の夏といえば、これまでのリオ五輪騒動に端を発したメダルの争奪戦や勝った勝ったのナショナリズムキャンペーンやらで心身共に相当にまいってしまったことを伝えた
それというのも、日本政府と主要メディアが一丸となって、五輪の勝敗をこと細かに伝える一方で、その裏側では沖縄県東村・高江の住民に対して行われてきた機動隊による暴力的弾圧や愛媛県・伊方原発の再稼働、福島第一原発から排出される放射能による汚染拡大、有名人を筆頭にするがん患者の増加、甘利大臣の汚職疑惑と強引なまでの復帰等々、枚挙に暇がない。
そもそもそれらの至極重要な問題が、何事もなかったかのように大多数の民衆にはほとんど報じられていないことは、歴史修正主義以外の何物でもない
この様な姑息なやり方は、民衆の眼を誤魔化すために仕組まれた衆愚政治であって、仕事中や昼飯を食いながらでも、内心では胸が掻きむしられるかのような悔しい思いをしていた
(国家はどこまで我々民を愚弄すれば気がすむのだろうか…💀)
私個人としては、流れてくる情報のプラスとマイナスの両面をまともに受けとめてしまう性格と、一度のめり込んだら堕ちるところまで堕ちる性分のためか、自ら進んで追い込んでいったせいもあるのかもしれない
このまま福島第一原発の地下深く、海洋にたれ流す汚染水のごとく政府の思うまま情報を鵜呑みにしたくはないし、インターネット上から流れてくる害悪ともいえる情報ともまともに向き合っていたら、それこそ身が持たない
しかしもうこれって、何度目の原点回帰だよ…って思わせる自分にも厭気がさしてきたりもしたけど、背に腹は代えられないので、これからも一生をかけて「私自身」と向き合っていくつもりだ
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