考える技術・書く技術を読んだ
1章なぜピラミッド構造なのか
ピラミッドの原則
1-1どのレベルであれ、あるメッセージはその書いのグループ郡のメッセージを要約したものでなければならない
1-2各グループ内のメッセージは同じ種類のものでなければならない
→グループを一つの名詞でくくれないといけない
1-3各グループないのメッセージは論理的な順序で配置されなければならない
・1.演繹の順序(大前提・小前提・結論)
・2.時間の順序(1番目、2番め)
・3.構造の順序(北から南など)
・4.比較の順序(1番重要、2番めに重要)
2ピラミッドの内部の関連性
・メッセージは縦方向に関連性を持つ(QA方式)
・メッセージは横方向に関連性を持つ(演繹法・帰納法)
- 演繹:すべての人間いつか死ぬ。ソクラテスは人間である。ゆえに、ソクラテスはいつか死ぬ
- 帰納:フランス軍の戦車がポーランド国境に集まってる。ドイツ軍の戦車がポーランド国境に集まってる。故にロシア軍の戦車がポーランド国境に集まってる。
・頂上ポイントは読み手の疑問に答える
・導入部は読み手に疑問を思い出させる
→QAでは関心が続かないので、最も大事な相手の疑問を見抜き答えること。普段の日常に起こるみんなの疑問に答える構造。導入ではその疑問パターンが、状況(時間と場所)・この状況の中で何かが起きることを複雑化・複雑化によって疑問を抱く・これに私の文章が答えるのが伝えるパターン
3ピラミッド構造はどうやって作るの
・主題を明らかにする
・疑問がなにかを決める
・答えを書いてみよう
・状況と複雑化によってその「疑問」が導かれるかどうかをチェックせよ
・「答え」が妥当かどうかをチェックせよ
・キーラインを埋める作業に取りかかれ
-最初は
- トップダウンで構成する
- 導入を考えるには状況から始める
- 導入を省略しない
- 過去の出来事は常に導入に入れる
- 導入の記述は読み手が合意する事項に限定する
- 選べるならキーラインレベルでは帰納法、演繹は難しい
4導入部はどう構成すればいいのか
・「状況」を述べよ→確かに、だからなんだろう(So What?)
・その状況で、「複雑化」が発生し、
・その複雑化が、「疑問」を引き起こし、
・その疑問に対し、あなたの文章が答えを出す
5演繹法と帰納法はどう違うのか
・演繹法は一本の理由付けラインで展開する
・帰納法は類似の考えや関連する行動をグループ化する
・キーラインレベルでは、帰納法のほうが演繹法よりも望ましい
それ故にで結論が導かれている場合は演繹的な関係
機能的関係が成立しているかどうかのチェックは、文の構造を見る。主部、述部に類似性があり、類似性から上部ポイントの推測が導かれているか
6ロジックの順序に従う
6−1論理的順序の種類
・時間の順序(自分の考えを述べる時、プロセス・フローとして図示するならば)
->原因と結果を区別・根拠となるプロセスを明らかにする
・構造の順序(自分の考えを述べる時、構造にコメントするならば)
->MECE 個々に見てダブリがなく、全体で見てモテがない(組織構造は漏れダブりがない)
-> 順序として、構造を新たに作る・構造を書き表す(ヒートマップ)・構造の変更を提案する・構造の順序で考えを明らかにする
・重要度の順序(自分の考えを述べる時、分類を行うならば)
->正しい分類グループを作る・不適切な分類グループを見つけ出す
順序をチェックしてみることは、グループ化の妥当性をチェックする重要な手段である。機能的なグループ化をチェックする時、常に自分の目をすばやくリストの上から下へと走らせることから始める。順序(時間、構造、度合い)は明確ですか?
もし見つからない場合、グループ化の根拠をはっきりできるか、その根拠をプロセス化構造化分類のどれかに絞り込めるか。多くても、グループ化できて、順序がつけれますか?グループ化できると論理的に推論ができ、要約が可能になる。
6-2行動の考えを配慮する
・各ポイントは最終結果物をイメージできる表現とせよ
・同一結果を導くアクション郡を一つのグループとせよ
・グループ化の根拠になるプロセスや構造を明らかにし、その順序に従い配置せよ
6-3状況の考えを配慮する
・同じ種類で表現される考えを一つのグループとせよ
・グループ化の根拠となる構造や分類を明らかにせよ
・各ポイントを主語述語に備えた文章形式に書き直したあと、配置の順序を決めよ
・見落としたポイントがないかどうかをチェックせよ
6-4グループの考えを要約する
・行動の考えを要約する場合、それらのアクション郡を実行することにより直接得られる結果を述べよ
・状況の考えを要約する場合、それらのポイント軍の類似性の意味を述べよ
7グループ内の考えを要約する
7-1考えの類似性を発見する
・各考えがすべて同じテーマについて述べている
・各考えがすべて同じアクションを必要とする
・各考えがすべて同じ対象に対するアクションについて述べている
・各考えがすべて同じ洞察結果を意味している
7-2行動の考えをリストする
・各ポイントを裸にし、類似のキーワードでグループ化せよ
・各グループのレベル(階層)の違いを明らかにせよ
・各ポイントは最終結果物をイメージできる表現とせよ
・アクション郡の実行から直接得られる結果を述べよ
7-3状況の考えをリストする
・テーマ(主題)、具体的状況(述語)、目的(目的語)、見するものなどの類似点を発見せよ
・各ポイントをできるだけ狭くグループ化せよ
・そのグループ化が何を意味するのか(推論)を述べよ
8問題を定義する
・問題が発生した分野を目で見えるように図式化せよ
・今までの安定を覆るような出来事をのべよ
・望ましくない結果(R1)を明らかにせよ
・望ましい結果(R2)を具体的に述べよ
・その問題を解決するために、今まで何らかのアクションが取られたかどうかを明らかにせよ
・分析の目的、すなわち分析により答えるべき疑問を明らかにせよ
9問題分析を構造化する
・問題を定義せよ
・診断フレームワークを用い、問題分野の詳細構造を明らかにせよ
・問題の原因を仮説的に設定せよ
・設定した仮説の妥当性を証明(または否定)するデータを収集せよ
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