若者は何に苦しんでいる?メディアの功罪とマインドフルネスの可能性

地元の親友が心が壊れて働けなくなって苦しんでいる。

同じ世代が転職を始めている。

やる気ある人が企業に入って潰されている。


何故こんなことが起きるのか?

僕も分からない。分からないけど、友達の口から出た事実は伝えれる。

そこから出る仮説も伝えていきたい。


# メディアの功罪

私たちは雑念に対して、脳を使いすぎているらしい。

技術は発達したが、脳はそこまで発達してないという。

雑念やマルチタスクなどの時に、脳のデフォルトモードネットワーク(DMN)が活性化し、ストレスが高まることはわかっていて。

その雑念を生んじゃってるのが、メディア(主にSNS)だと考える。

私たちは、技術によって、ずっと情報に触れれるようになった。

普段離れていて知らないはずの友人の近況を見たり(SNS)、大体のエンタメは動画で見れて(Youtube)、インターネットで生活は豊かになったはずだ。


なのに、物は豊かになったのに、人の心の豊かさは変わっていないという研究がある。

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いくらインターネットという手段が良くても、一歩、間違えると弊害が生まれる。


何かの記事でとっておいたヒットサービスの七つの大罪という見方が面白い。

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どこにいっても広告で購買意欲を書き立てられ、人からの承認(いいね)のために非日常を写真におさめ、絶えず承認のネタを、グループ内でのカースト上位、マウントを競わされている。極論言えばね。


また、Facebookとハーバードの研究で、

フェイスブックの利用は総合的幸福度を下げることがわかっている。
他者のきらびやかなプロフィールがユーザーの自己卑下につながるプラットフォームは多くあり、そこでは利用頻度は常に問題となるだろう。とのこと。


# 僕の地元の親友の話

彼は、音楽の才能があった。ずっと一緒に組んでて一回も彼の作曲センスに叶うと思えなかった。どんなに馬鹿にされてもポジティブで、一緒の目標にがむしゃらに突き進める人だった。人柄もコミュ力もかっこいいやつだった。何度も彼の明るさ素直さに救われた。

でも、2年前うつと診断されて働けなくなった。

原因は何か。

SNSとストレスだった。

彼の仕事は夜勤がある。暇も多い。当然TwitterやYoutubeなんかで情報を漁る。そこには僕らは諦めたけど、同世代のバンドが売れていく様や、どうやっても勝てない超絶テク動画、誰かのサクセスストーリー。
はたまた、地元の友達が結婚しましただの、車買いました、仕事で表彰されただの、周りは頑張っていて、将来に焦りを感じ始める。

将来への焦り、妬みと夜勤による生態リズムのズレや、職場の人間関係から(表に出せないほどのパワハラ)ストレスを受けていたのも相まって、ある日、何かがぷつっと切れたように、会社に向かおうとすると体が拒否するようになったという。医者に行くと鬱と診断され、仕事を休み、そのまま復帰ができていない。

あんなにカッコ良かった親友がいま苦しんでいる。

まさに、上記の"きらびやかなプロフィールがユーザーの自己卑下につながる"だろう。

会社は大体きついことがあるとして笑、その前段階にある日々の焦り、これを産み出してしまっているメディアが間接的に問題なのでは?と思う。

メディアに載っているのは、一部の情報だし、嘘か本当かも知らない。
そのメディアを見て、周りと比較して卑下して、心が荒んでいくのはなんともひどい話だと思う。

また、同期が苦しんでいる。めちゃくちゃやる気があった。とても有望だと思った。でも、食らいつこうにも車内が忙しすぎて、OJTが酷くて、潰れていく様をみた。知らないうちに消えてしまった。同じ思いで頑張っていただけにとても悲しい。就活サイトで見たストーリー、ベンチャーに行けば成長みたいな話も実際入るとまた違うんだろう。

また、転職組によく相談される、プログラミングしたいから未経験で転職するとか、楽して稼げる的なあれ。そんな現実は存在しない。スクールのメディアにいいように作られた幻想だなーと思う。
現場は、エンジニアはおそらく楽ができない笑 一個覚えたから役に立つものではない。アップデートが激しいから2年くらいたてばすぐに置いていかれる。

言い訳とも言われれてもしょうがないが、事実起こっていることである。

僕らは、メディアに作られた雑念、幻想に囚われている。

これが問題だと思う。


# 雑念を抑えるソリューション

この問題、言い換えると雑念時に出る、脳のデフォルトモードネットワーク(DMN)を抑えてくれる方法がある。

それが、マインドフルネスである。

ここ、10年弱という短いスパンで、10万件の文献がエビデンスを主張している。

スポーツでは長友選手やテニスのジョコビッチ、バスケのレブロンも試合中にやっている。
スティブジョブス、GoogleやTwitterCEO、日本だとYahoo, mercari, NTTもマインドフルネスをやっている。

そんなエビデンスもあり、注目度もある。マインドフルネスを使って、主にメディアからくる、雑念を抑えていきたいなとざっくりと思っている。


# 簡単に実践方法

実践は簡単です。10分間目を瞑って座りましょう。息が吸って出る感覚に注意を向けます。これがマインドフルネス瞑想です。

おすすめは、Google発のマインドフルネスを日本で教えている荻野さんの朝会が無料なので、やってみてください。言葉で説明ができないので、とりあえずやってみてください。


具体的には、あとで書くよ。とりあえず、今後、情報を発信していきますという決意表明とかける想いを書くのでした。


まあ、いいたかったのは3つ

・若者は、SNSが好きだが、SNSに苦しめられている

・原因は、雑念(色んな欲望、マルチタスク)に脳のネットワークが悲鳴を上げて、ストレスがかかっている仕組み(DMN)

・その雑念を下げるのがマインドフルネス。可能性大。


デジタルネイティブだからこそ、新しい形のインターネットの価値を作っていきたいですね。第一歩としての情報発信。

仮設検証中ですが。模索しておきます。

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