言論の自由の危機的状況
今回は珍しく、ちょっと真面目な話をしようと思います。
先日、KADAKAWAから来年1月24日に発刊予定だった、アビゲイル・シュライアー『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(岩波明監訳)の刊行を中止すると発表しました。
刊行告知直後から、様々な意見が寄せられたと言うことなので、多分LGBTQ関連団体の抗議があったのでしょう。
僕は、そのこと自体を非難とかする気はないですが、一部の活動家たちの意見をもって、KADOKAWAが刊行中止を決めたことは大変遺憾に思います。
大体、まだ発刊されてない本ですし、アメリカで出版された本の翻訳本です。抗議した方々は、きちんと英語で書かれた元本を熟読したうえで抗議をしたのか、甚だ疑問です。
このことを巡り、著者のアビゲイル・シュライアーさんは6日、X(旧ツイッター)に「活動家主導のキャンペーンに屈することで、検閲の力を強化することになる」と書き込み、同社の対応に苦言を呈しました。
原書の告知文によると、シュライアーさんは米紙ウォールストリート・ジャーナルの記者で、トランスジェンダーになったことを後悔する若い女性、苦悩する両親、医師らを取材。乳房切除手術などを行えば後戻りは容易ではないと指摘しています。 原書は2020年6月に米国で発売され、発行部数が12万部を超えるヒット作となりました。KADOKAWAのHPによれば、10カ国語に翻訳され、英タイムズ紙や英サンデー・タイムズ紙、英エコノミスト紙の「年間ベストブック」にも選ばれたということです。
僕も内容を読んでいないので、どうこう言うことはできませんが、最近LGBTQに限らず、多様性を訴えながらも、自分たちが嫌がる内容の言論や表現を「ヘイトだ」「陰謀論だ」と言って弾圧する世の中になってきているような気がします。
それって、共産主義じゃないの?と思ってしまいます。
脱炭素、地球温暖化、二酸化炭素悪者論、日本では慰安婦問題、アイヌ問題、沖縄問題と全てが繋がっていると思います。
以前から、このような考えや活動はあったのですが、そのこと自体を否定するつもりはありません。冷静に事実を検証しながら色々な意見を述べ合っていけばいいと思います。
それが、特に最近、ますます過激になっているように思います。世界中が狂っているように思います。過激左翼思想に、ここまで毒されているのかと呆れてしまいます。
特に今年2023年に如実に姿を現してきたように感じます。
来年は、少しでもこの動きが糺されるようになってほしいものです。
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