身内用ポーカー戦略~ポストフロップ編~
今回はフロップ以降のムーブを解説していく。
フロップにたどり着くには、大きく分けて2種類のシチュエーションがある。
1.プリフロップでレイズしてコールされた場合
2.プリフロップでレイズされてコールした場合
1を主導権を握っている、2を主導権を取られていると表現することが多いので、1を「S」、2を「M」と表現することにした。
ではまず1のご主人様について。
プリフロップではコールするより、レイズする方が頻度として圧倒的に多いので、まずは「ドSプレイ」を学ぶことにする。
では簡易戦略としてまず以下の条約を順守してもらう。
(※アクション権で消費するポイント
チェック、フォールド・・・0ポイント
コール・・・1ポイント
ベット・・・2ポイント
レイズ・・・3ポイント)
1.ボトムヒットは1アクション権
2.ミドルヒットは2アクション権
3.トップヒットは4アクション権
4.ツーペア以上は5アクション権
5.最強役を持っている場合無限アクション権
6.アウツが10枚以上あるときはその都度+1アクション権
ということで1つずつ図解。
1.ボトムヒットは1アクション権
5のボトムヒット(一番弱いワンペア)
これは相手が2回ベットしてきたら降りる。
2.ミドルヒットは2アクション権
Tがミドルヒットした。
アクション権をどう使うかはあなたの力量次第だが、後先考えずここでベットしてしまうと相手にやりたい放題されてしまう。
チェックチェックベットが賢い。
3.トップヒットは4アクション権
Aのトップヒットなのでアクション権が4ポイントもらえた。
2連発ベットしてもいいが、自分が先にアクションする位置にいるならベットチェックベット(コール)もアリだ。状況によって使い分けよう。
4.ツーペア以上は5アクション権
こうなってしまえばやりたい放題だ。
ベットベットコールの他、相手のレイズにも対応できる。
(自分のトップヒットを強くすることと、相手のブラフ率を下げることを意識して6ポイントではなく5ポイントに設定した。)
5.最強役を持っているときは無限アクション権
現状フラッシュも無い、ストレートもない。
スリーカードが最強役だ。
え?相手が降りちゃいそうだからチェックしたいって?
ダメだ。無限にベット(レイズ)し続けろ。異論は認めん。
6.アウツが10枚以上できたとき+2アクション権
もしここで相手にベットされたとしよう。
何もヒットしていないからフォールド?
No。
は?
The Answer is・・・+2アクション権
ここでいうアウツとは、「相手が最強だった場合でも勝てるカードがデッキに何枚眠っているか」を指す。
仮に相手が88のポケットペアを持っていたとすると、「ストレートになる9の4枚」と、「残っている♡の7枚」の、合計11枚がアウツになる。(この言い方だと8♡はアウツではないのだがややこしいので気にしない。)
こういう、アウツが10枚以上あるときはアクション権ボーナスをもらえる。
但し気を付けたいのがこれだ。
アウツ10枚に変化なし?
いいえ、これは相手がフルハウスをメイクしている可能性がある。
そうなったら、9やハートを運良く引けても負けるかもしれない。
最強役へのアウツでない限り、アクション権をプレゼントするわけにはいかない。
ということで以上。
君は既にポーカーをできるようになっているはずだ。
そうそう、「ドM戦法」に関しては、上記のアクション権の値全てに「-1」を加算すればできる。
逐次修正入る可能性がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?