身内用ポーカー戦術note
はい、ということでね。
身内たちに、「1ランク上のリング遊び」の戦略を伝授すべくこの記事を書くに至った。(暇だった)
では戦術を紹介していこう。
まずはプリフロップについて
壱.一番最初にレイズするアクション(以下:オープン)
弐.オープンした人に対応する
まず壱の解説。
オープンはこの基準に限る。
17!
何だ?この数字?永遠の17歳ごっこか?
まあまあ慌てないで。今解説しますよ。
正確には、「17+後ろに控えている人数 < ハンドの和」
の式が成り立った時にレイズをすればいいという話。
例えば自分がSBにいて、後ろに控えているのがBBのみの場合、
「17+1=18」であるので、自分のハンドの和が「18」以上のときにレイズすればいいよということ。
う~ん、簡単!
これだけだと味気ないのでもうひと工夫!
・JQ等の連番(コネクター)は、+2ボーナス
・A♡J♡等の同じスート(スーテッド)も+2ボーナス
・J♡Q♡等の連番で同じスート(スーテッドコネクター)は+5ボーナス
・9J、JK等の飛び番(ワンギャッパー)は+1ボーナス
・ポケットペアは1.5倍(3枚あると解釈しても良し)(QQ,KK,AAは例外)
これさえ信じていればなんとかなる!
<<例題>>
後ろに7人残っている状態で自分はKTo(キングテンオフスート)を持っている。
これはオープンするべきか?
The Answer is ・・・ Fold!
Kは13、Tは10なので、自分のハンド価値は23。
「17+7(後ろにいる人数) < 23 」
要望されている24に1足りないのでフォールド、ということになる。
おかわりいただけるだろうか。
頻出するハンドランクはこんな感じ。
QQ,KK,AAのハンドランクは少し特殊にしてある。
では次に参ろう。
弐のお題は、「オープンしてきた人に対応する」だ。
オープンされてあなたはボタンでKQsを持っている。
どうするべきか?
The Answer is ・・・ Raise!
ということで、解説していく。
今回伝授するのは「できるだけ簡略化」した戦術なので、機械的にレイズしてもらう。
これが計算式である。
「オープン者のハンドランクと36の中央値 < 自分のハンドランク」の場合レイズ。
なんて?w
という声が聞こえてきそうなので噛み砕く。
要は、レイズしてきている人のハンドランクを意識しようということ。
レイズした人は後ろに6人いる状態でオープンしてきているため、「17+6」の式を使ってレイズしてきていることになる。
つまり、オープン者のハンドレンジは「23以上」であることがわかる。
そのオープン者に対してレイズするときの指標として、「23と36」の中央値を求めようということだ。
(※36とはAAの値で、ハンドランクの最高値である)
36-23=13
13を2で割って切り捨てると6
つまり、相手のハンドレンジに6を足した数値がレイズの指標となる。
今回は23+6で、自分のハンドランクが29以上であればレイズを返していけることになる。
従って、ハンドランクが30であるKQsはレイズすることとなる。
そして割り出した6を更に半分にすると3だ。
23に3を足すと26になる。
従って、「26~28」のときはコールする戦略を取ってもらう。
25以下のハンドランクは全てフォールドだ。
<<例題1>>
あなたはボタン。どうする?
The Answer is ・・・ Call!
AJsのハンドランクは27だ。
相手は後ろに7人背負った状態でオープンしているので、ハンドランクは24だ。
24と36の中央値は30。
つまりハンドランク30以上はレイズ。
24と30の中央値は27。
ハンドランク27以上30未満はコール。
それ以外はフォールド、ということになる。
相手のハンドランクと36の中央値を常に数えていけば、プリフロップで失敗することは激減するだろう。
ということでプリフロップ編は終わり。
何回かやれば慣れると思う。
記事を分けてフロップ以降の動きを書いていこうと思う。
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