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声優チャレンジ

私はプログラマだ。じゃあなぜ声優にチャレンジしたかって?
なりゆきだよ、なりゆき。

なりゆき

私は全く関わっていないお仕事で、
システムの登録方法の動画を作って欲しい
的なことがされていたらしい。

動画内のナレーションは、最初機械で作られた声を使っていたらしい。
が、「人の声でナレーションをつけて欲しい」となったそうだ。
(できれば女性で、とのこと)

そこで、同じ部署だった私含め計4人で録音し、決めることに。

いざ、録音

1回目、マイクを持ち、原稿をテーブルに置き下を向いて録音した。
無意識でこんな感じで録ったが、思い返せば悪い姿勢でやったなと思う。
噛むことはあまりなかったが、なにぶん姿勢が悪いので声が出ていなかったなぁ、と。

2回目、マイクを持ち、原稿も持って録音。
自分での感じ方は「多少良くなったかな」程度だが、
録音してくれている人が「いいねぇ、やっぱ2回録ったほうがいいんだな」と
呟いていたので、聞いている側としてはだいぶ変わっているのかな。

2回目の録音ではディレクションが入った。(そんな大層なものではないが)
実はこの動画にはBGMがある。それなりに明るい音楽だ。
それに合わせて少しテンションを上げて読んで欲しい、と。

それに対して「はい」と答えたものの、
内心は「無理無理無理無理無理!!!!」となっていた私。
喋るのって難しいですね。

難しかったこと

まず、喋るスピード。

喋っているとどんどん早くなってくる。
遅くしなきゃと思っても、急に文章の途中からスローになっても困る。
これくらいで喋るって最初に決めないとえらいことになる。後戻りはできない。

次に、イントネーション。

同じような文章を読んでいるのに、
アクセントをつける位置が変わってしまうのだ。
OKとなっても個人的には気になってしまって夜しか眠れない。
後、ただただ単純に噛む。声優さんとかアナウンサーさんって本当にすごいね。

最後に、テンション。

ディレクション辛い。テンションって上げようと思うと上がらないのねー。
変にテンション上げようとしても、他が崩れそうだから、
声色を変えることにした。少し声を高くしてみた。

結果

結果採用されたのは、私ではない。
私が導入研修で「めっちゃ声がいい人」と感じた先輩だ。
誠に残念ながら(思ってない)誰に決めるかの場に、私はいなかった。
後から教えてもらったが、

私と先輩でどっちもいいねってなって最後まで決められなかったんだよ

と言われた。めちゃめちゃ嬉しかった。

次回作...

実は、声優チャレンジはPart2がある。
今回は私は採用されていないが、Part2ではそもそも私しか録音してないし、
なんならその動画はYouTubeに上がっている(はず)。

その話はまた今度。



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