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声優チャレンジ パート2

何度でも言おう。私はごく普通のプログラマだ。
なぜこうなったかって?
なりゆき!!

前回の声優チャレンジ

なりゆき

前回の声優チャレンジから数日後。
別の動画にも音声をいれたいと。
そして、納期まであまり時間がないので、別部署の人にお願いしたり、いろんな人で録音して会議する、みたいな時間があまりとれない。
前回の録音での私の声が、今回の動画にはハマるだろう。

そんなこんなで、再び声優チャレンジをすることになった。
それも今回は、採用されること確定である。

原稿を見て

セリフ多いな!!

前回の声優チャレンジと比べてセリフが多い!
それに噛みそうな言葉がずらずらと…。
そっと原稿を机におき、天を仰いだ。

頑張ろう…。

レコーディング

前回の反省点を生かし、今回は1回目から原稿をもって録音。

話す速度も普段の4倍遅くを常に頭に置いておく。
でなければ気づけばどんどん早くなっていく。

似たような文章はどこにアクセントをつけるのか、
どこで区切るのか、
ある程度統一する。
アナウンサーじゃないから、それが合っているかはわからないけど
バラバラよりは聞きやすいだろう。

口とマイクとの距離も毎回同じになるように気を付けた。
私はマイクを持っている手の肘を骨盤にのっけて固定していた。

完成した動画をいろんな人に見てもらった

いろんな人、といっても部署内の人たちね。

そうすると、いろんな意見が出てきた。

・全体的に切り替えが早くて、説明に追いつけない
・言葉遣いが堅い。文字ならばいいが、音声ならばもっと砕けてもいいのでは
・雑音がまじっているように聞こえる

などなど…。

あくまで私がかかわったのは声を撮る、というところだけだが、
いろんな人の感想はとても面白かった。
動画編集をしたことなんてないけれど、
プレゼンとか、発表するときには参考にしようと、控えてある。

2度目のレコーディング

いろんな人の意見を取り入れたり、
そもそも原稿の時点で言葉が間違ってたり。
一部分だけ録音しなおすことになった。

数日前と同じスピードと声で話すって難しい!!

アクセントはいい。ここでつけるというのさえ同じであればなんとかなるだろう。
問題は、スピードと声だ。

数日前のレコーディングでは「普段の4倍遅く」と決めていた。
とはいえ、基準となるのは
その日一番最初に録音したセリフのスピード
である。
さすがに、数日経ってその感覚は消えてしまっている。
これくらい、とは思っていてもずれてしまう。

次に声である。
自分の地声だから、変なことをしない限り同じ声ではある。
だが、友人と雑談をするのとは違うのだ。
読み方などいろいろ気にしながらしゃべっている。
普段の声とは、少し違うのだ。

1回目の音声を聴けばいいじゃん

と思うだろう。
まず、自分の声の録音なんて絶対に聞きたくない。地獄。
そして、スピーカーから聞こえてくる自分の声と、自分が発している自分の声は聞こえ方が違う。
参考にしづらいのだ。私は素人だ。

そんなこんなで

2回のレコーディングを経て、無事に動画は完成した(らしい)。
というのも、完成した動画を1回も見ていない。
理由はもちろん自分の声を聴きたくないからである。

実際にその動画はYouTubeに上がっているらしい。
URLは貼り付けないぞ。身バレする。いやだよ。

ただ、滅多にできない経験をさせてもらえたと思っている。
いまの世の中、動画を作ってネットに上げるのはいくらでもできるが、
企業のHPに乗るような、公式な動画のナレーションをやらせてもらえるなんて。

もしかしたらまたいつか、やらせてもらえるかもしれない。
そのときはまた、今回感じたことを踏まえて
よいものにできたらいいな。

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