HARUIRO
生活介護に来られているKさんが得意な「正確な手さばき」と「集中力」を活かして、生活介護では「さをり織り」という織物に取り組んでいた。
そのKさんが織った織物を、スタッフがステキなバッグや小物入れとして商品にしてくれた。
Kさんの手仕事からできた商品がいろいろな人の手に届くように、生活介護とSANCのスタッフが一緒にネーミングやロゴを考えてできたのが「HARUIRO」。
v商品自体がとてもステキだが、もっとステキなのは、販売のときにKさんが実演をできるようになったこと。
vKさんが初めて「さをり織り」の実演をしたのは、佐賀パイロットクラブさんの声かけで出店させてもらったチャリティーゴルフでの販売会。
vそれをきっかけに、きらめきフェスタやハンドメイドマルシェ、ゆめタウンでの販売などで、Kさんが実演をしてくれるようになった。
そんなKさんの様子をみてお父さんもお母さんもうれしそう。
Kさんは「さをり織り」の実演を始めると、どんな会場でも集中して取り組まれている。
小さな子どもが興味津々で近づいてきてもまったく意に介さない。小さい子どもは苦手なはずなのに…。
実演を見に来てくれた基幹相談支援センターの方が「小さい頃から大変だったKさんが、お客さんたちの前で織っている姿を見て感動した」と言ってくれた。
「HARUIRO」にはいろんな人の気持ちがこもっている。
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