夢
夢を見た。
当然のようにプロサッカー選手になる夢を。
自分自身がスターになって観客に夢を与える姿を。
ただそのなり方を俺は知らなかった。
どうすればサッカー選手になれるのかをただ探し求めていた。一つ道を間違えればこういう道にはならなかった。それは運命なのか偶然なのか。未来になってみないとわからない。
俺は自分の欲しいもの全て欲しいと思う性格だ。欲しいと思ったらなにも考えずに即行動する。明日までなんて待てない。絶対に手に入れる。手に入った後悔などしたことない。途中で飽きることはあるが。
行動なくして成果はない。
自分のしたいことやりたいこと好きなことをする。
なぜなら
自分自身に嘘をつきたくないから。
そこに他人などは関係ない。
だがしかし俺の人生でやりたいことは
自分の好きなことをしていることが他人の幸せにどストレートに刺さることだ。
サッカーをしていて俺にはたくさんの人が応援してくれ味方になってくれた。
本当に幸せなことだし感謝しかない。だから俺はそんなみんなのためにも俺が夢を叶えることでもしかして自分にもできるんじゃないかと勇気や希望、夢を与えたい。
だから俺は絶対に夢を叶え続ける。
俺は1番になる。
俺は負けない。絶対に負けない。俺の情熱が心に灯っている限り俺は1番を目指し続ける。今がどういう状況であれ下にいようがいまいが俺は1番になる自信がある。
俺の人生に不可能などという文字はない。
俺の人生には大成功しか待っていないから。
なにかにつけて才能のせいにする人間。俺には才能がない。俺は平凡だから。あなたは特別だから。あなたは俺と違うから。
サッカー選手になれるのは一握り。好きなことを仕事にできるのは本当に凄いこと。俺はなれなかったけどって話を何度も聞かされたけど俺は理解できない。
本当にサッカー選手になりたかったの?その夢は本当に叶えたい夢だったの?
サッカー選手に本気でなりたい人間が夢を途中で放棄するとは思えない。
才能や技術や能力なんて天才と呼ばれる人間以外は誤差レベルだ。ただ違うのは
意志力の熱さ。
言い訳をする人間はサッカーをしようが仕事をしようがなにをしようが同じ結果しかでない。
たしかに世の中は平等ではない。出発点はみんなそれぞれ違う。多くの人間が前にいるかもしれない、1番後ろからスタートかもしれない。だがそれがなんだ。つまらない自分の範疇で物事を判断する人間にはなりたくないし、限界を決めるのは自分に対して失礼じゃないか。
人生はいつからでも逆転可能だ。
最初は誰もが雑魚からのスタートだ。経歴、キャリア、実績全てが当然、今の時点ではみんな何も築いてきていない俺よりすごい。でもそんなのどうでもいい。
そんなの過去でしかない。
俺が塗り替えるのは未来の結果だけだ。
人生は自分の心を映す鏡だ。
何歳になろうがいくら歳を重ねようと小物は小物だ。
そんな人の意見なんて聞く必要なんてない。自分が本当に大事だと思ったことを心の底から尊敬する人の話だけを聞けばいい。あとは自分の意見を貫けばいい。答えなんて自分の中にしかないのだから。自分のやりたいことを他人の判断に委ねるなんて有り得ない。
自分の直感を信じる。
レノファ時代、開幕戦の1節、2節で負けが続いて3節目で自分が出ると勝手に思っていた。しかし前日でまたもやスタメンではなかった。自分の中でありえないと思った。俺が出るべきだと思った。キレた。感情を露わにした。ゲームで適当にプレーをした。
そしたらベンチからも外れた。ベンチからベンチ外になった。そして3節目でチームは初勝利した。
自分の中でなんで俺が試合に出れないの?俺が試合に出た方が勝てるのにといつも思ってきた。自分の中での基準がいつもそれだった。俺はいつも自分の能力に自惚れていては自分勝手だった。
その日ベンチ外になり悔しくてグラウンドを走り坪さんが黙々と練習しているところへ辿り着いた。そこで貴大くんと俺に坪さんは話してくれた。
『たとえスタメンでなくても監督や他の選手の悪口や批判は絶対に言ってはいけない。選手として悔しい気持ちは絶対にあるのは当たり前だけどそれを口には出さない。毎日、自分を信じて練習でベストを尽くして来るべきタイミングのために準備をするだけ』
自分の未熟さに腹が立った。
あの言葉はあの時の自分にとって重すぎる言葉だった。
これが本物のプロなんだと俺は肌で感じた。
そんなことを言っている自分は人としてサッカー選手としてダサいなと。
そこから俺は少しずつ変われた。
試合に出れなくても必ずいつかチャンスがくるし、その来たチャンスを掴めるように本気で毎日の練習に臨んだ。そこからあいつはどうとかこいつはあれだからという他人と比べることはやめた。
自分がいつもどういう態度であるか。
全力であるか。試合に出れる選手としてふさわしい人間であったか。それだけを問いかけた。
チャンスはいつ来るんだと毎日ギラギラしていた。
神様に微笑まれる自信はあった。
なぜなら俺は誰よりもガムシャラにボールを追いかけていたし、俺には圧倒的な運の強さがあると自分に信じ込んでいたからだ。
だからレノファに入って坪さんに教えられたことは俺にとってNo. 1になるための虹色の架け橋になった。
本当に坪さんには感謝しかない。
ありがとうございました‼️
それは人生で1番大切なことだった。
自分を信じて今を本気で生きれるかどうか。
挑戦する勇気。一歩を踏み出せるかどうか。
自分がやることはそれだけだ。2歩目、3歩目、そこから先は神様は優しいから教えてくれるし、そっから先は絶対になんとかなる。
俺自身が日本代表になるのを1番楽しみにしている。
俺自身が1番自信を持っているし、俺自身が俺の1番のファンである。順境だろうが逆境だろうがどんな時もポジティブでキラキラした瞳で夢に向かってガムシャラにボールを追いかけていたいし、もしかしたら流帆ならなれるんじゃないかって多くの人の人生に俺を反射させたい。一緒に夢を見たい。
未来は俺自身が創る。
振り返ってみたら俺がプロになることは運命だったのかもしれない。今までの人生全てが自分に必要だったから。それが今の自分を作り上げてきた。でも、これからの未来もし仮に自分が日本代表になれなかった時に歳を取ったときにそれも運命だったなぁと思いたくはない。
それなら俺は運命を捻じ曲げてでも日本代表になる。
人生は自分の意思という舵取りだ。自分との戦いだ。
俺は常に言い聞かせてる。
俺が負けるはずがないだろうと。
しかし俺は弱い。自信を失いそうな時もあるし、結果が伴わなくて落ち込む日も多くある。でもそれがNo. 1になるために必要なことである。最終的に俺は勝つ。だからなんの問題もないだろ。俺を否定してくれて批判してくれてありがとう!お陰様で俺は成功できると強く信じてる。
俺は不器用だ。器用なことなんてできない。夢に対して一生懸命になることしかできない。泥臭く這い上がっていくことしかできないだろう。
俺が正解を決める。俺の人生だから。
それさえあればなににでもなる。今までもこれからもそう信じてる。夢を叶えるということは自分自身が決めるということを。
リーグが始まる。俺にとってはまだ未知の世界。
雑魚のまま終わるか。下剋上の始まりか。
それも自分次第。ダビドリューホを轟かせる。
思いっきりやれ。失うものなんて元からない。それが俺の1番の強さ。そして多くの人の俺への評価をひっくり返す。それが俺の人生での使命だから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?