都心のとある駅の前に

都心のとある駅の前に、どでかい喫煙所ができていた。

煙を遮る壁みたいなのもそれなりに高く、喫煙者がうじゃうじゃいた。

嫌煙者の私にとっては、喫煙者がそういう所で喫煙してくれるのは、ちょっとだけ嬉しい。

なぜなら、歩きタバコされるよりは、マシだからである。

が、マシなだけで心から嬉しいわけではない。

喫煙をする自由は、確かにあるかもしれないが、喫煙すると、吸う人も、煙をくらう周りの人も病気になりやすくなるのは、科学的にわかっているはずだ。

なのに、なぜ、この国は、そんな害になる嗜好品を売るのを許可し、吸うのを許可しているのだろうか?税金だったら、他のモノから取ればいいだけだ。

私には、タバコは麻薬とたいして変わらないもので、人間をダメにする、堕落させる、中毒性があり、ニコチン効果がきれるとイライラさせる、まがいものの嗜好品にしか思えないのである。

真の嗜好品は、コーヒー、お茶、お酒くらいでよいと思う。

面接の帰りに、ホスト風の男性が、吸いもしないタバコを赤信号の横断歩道の前で手に持って、煙を周りに垂れ流していた。私にもろに降り注いだ。

格好つけてるつもりだろうが、全然格好よくない。

なんなら、第6集団さんの最大正義の鉄槌を喰らわせて、クチョンクチョンのケチョンケチョンにしたかったぐらいである。

車の排気ガスのほうがよっぽど体に悪いと、別の話にすり変える愚者もいるが、排気ガスも体に悪いが、タバコも体に悪いだろう!

とにかく、私は、少なくとも、おいしい空気を吸う権利を侵害しないでくれと言いたいのである。そして、私は基本的には、できるだけ健康的に生きたいのである。

コロナにも、タバコは、悪いのだから、お願いだから、どいつもこいつも禁煙してくれ!

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