体育教師の勘違いと暴力

私が、高校の2年の頃だと思った。
スポーツ室で、おそらくi君(修学旅行のi君とは違う)が持ってきた小さいボールで、昼休みに他のクラスの男子たちもまじえてミニサッカーをしていた。

そこへ体育教師が現れた。

スポーツ室は、昼休みに生徒が使うのは、いけないらしく、体育教師が注意しにきた。高校二年の男子生徒が、体育教師のもとに集まるなか、一人、なかなか体育教師のもとに行かない男子がいた。体育教師が説教する中、なかなか体育教師のもとに行かなかったi君のホッペをいきなり平手打ちしはじめた。一回だけじゃない。二、三回以上は、かなりの強さで平手打ちをi君にしたと思う。その後、体育教師が言った「俺は、仲間を裏切って逃げるようなやつがだいっきらいなんだ!」と。

体育教師の説教が終わり、体育教師が去った。

去った後、呆然としていた男子たちの中で、i君が、他の男子たちに言った「逃げたんじゃなくて、ボールを拾いに行ってただけだよ~」というような事を釈明していた。

この体育教師は、修学旅行の時といい、ミニサッカーへの説教といい、正義感が強いのはいいが、もう少し、生徒の言い分を前もって聞くようにしたほうがいいと思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?