ゼレンスキーさんへ 犬の件


たとえ犬を殺したとて、噛まれた傷は治らない。

自己の向上を心がけている者は、喧嘩などする暇がないはずだ。

おまけに、喧嘩の結果、不機嫌になったり自制心を失ったりすることを思えば、いよいよ喧嘩は出来なくなる。

こちらに五分の理しかない場合には、どんなに重大なことでも、相手に譲るべきだ。

こちらに十分理があると思われる場合でも、小さいことなら、譲った方がいい。

細道で犬に出会ったら、権利を主張して噛みつかれるよりも、犬に道を譲った方が懸命だ。

たとえ犬を殺したとて、噛まれた傷は治らない。

リンカーンの名言

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