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1月に渡仏して良かった事

Plages Vendéennesに出場するにあたって、数名のチームメイトと1軒家を借りて遠征を行なっています。
この宿がWi-Fiなし電波は微弱(3Gが入ったり入らなかったり)のため凄く暇なのです。
という事で1月に渡仏してからの流れについて振り返ってみたいと思います。

題名の通り、1月に渡仏してみて良かったことは多いのです。しかし、非常にタイトなスケジュールで渡仏しました。本当、大変だった。疲れた。

2022年12月20日〜
年越し沖縄合宿(済井出テラスShido)
〜2023年1月10日
1月11日最後のラーメン(これ重要)
1月12日渡仏

個人合宿に付き合ってくれたユータローとおリョウ

1月10日は5時起きで沖縄でお世話になっていたShidoを出発、そして家に着いたのが午後2時。ここから大急ぎで渡仏の準備を開始しました。
バイク2台の輪行と身支度を済ませ、成田から飛行機に飛び乗りました。

23キロのリミットギリギリ×2


準備の記憶がほとんどないほど忙しかった…。(ラーメン食べたのは準備を終わらせた祝い)

飛行機は成田〜パリ、パリ〜ナントのエールフランスの航空券を購入しましたが、ロシアの戦争のおかげで航空券がものすごい高騰ぶり。
ビザが取れるまで航空券を購入しなかったのが裏目に出て30万円以上の費用がかかりました。涙目で震えながら購入ボタンを押しました🤣

ロシアの上空を飛べないので北極まで遠回り

成田出発が午前11時。
14時間のフライトでパリに到着。
パリでユージンと合流。
パリで3時間ほどのトランジェント後、ナントに向けて1時間のフライトのはず…でしたが…
飛行機に乗ってすぐに爆睡。着陸の衝撃で目を覚ますとそこはパリのシャルル・ド・ゴール空港でした。ナント空港が強風のため、着陸できずに折り返したのです。まじかよ。
で、午前0時過ぎのシャルル・ド・ゴール空港にユージンと共に放たれました。

夜の空港を彷徨う日本人2人


流石にエールフランスも鬼ではありません。
エールフランス側がホテルを手配してくれて、この日は無事に空港ホテルで就寝。
翌日12時の飛行機で無事にナント空港に着陸。
監督とチームのマネージャーが迎えにきてくれて、ユージンの家に到着。自分はしばら居候させてもらいました。

本来の予定では1月12日の23時にナント空港に到着して1月13日は移動疲れを癒す予定でしたが飛行機が折り返した関係で1月13日の15時にユージンの家に到着。
翌日の1月14日から始まるトレーニング合宿のために大急ぎで荷解き&準備をする羽目に…。

開幕戦が2月11日と分かっておきながら何故、約1ヶ月早く渡仏したのかというと、このチームトレーニング合宿に参加するためです。

合宿1日目
栄養学講座(もちろんフランス語なのでほぼお経)
3時間半のトレーニング
スポンサーへの挨拶
全員で晩御飯

合宿2日目
全員で朝ごはん
5時間のトレーニング
全員でリカバリー食食べる時間
全員でミーティング

2日間とも雨の中のトレーニングで2日目の5時間のライドの後半は移動疲れもあって目眩が酷かった…。

使用前


フランスのアマチュアチーム全般がそうなのか、我々のチームが特にそうなのか分かりませんが、チームが重要視する事はチームワーク(選手同士の仲の良さ)です。
監督からの指示で多いのは「仲を深めろ!」なのです。そのため、トレーニング内容もチームワークが要求されるものばかりです。
詳しいトレーニング内容は有料版で投稿しようかな🤣

このトレーニング合宿の1週間後の1月22日から1月29日まではスペインで合宿を行いました。

プロのカメラマンが全日帯同して撮影


この合宿でもチームワークが求められるトレーニングやトレーニング以外でもチームメイトとの絆を深めるためのイベントがあり、自分がこれまで経験した事のない事が多々ありました。
(詳しく内容を知りたい人は有料版へ)
*有料版なんてありません。作る予定もありません。

我々日本人としては理解し難いのですが、フランス人にはあまり上下関係が無いようで、チームメイトの年齢はあまり関係ありません。多分みんなタメ口だし、呼び捨ては当たり前。
(お前、元々、上下関係気にしてねーだろ。と思ったそこのあなた。黙っててね)
逆に自分が勉強してきた教科書通りの丁寧なフランス語を使うと「なんでそんなに距離を取ろうとするの?」と不機嫌になるそうです。
まぁ、自分の場合「まぁこいつはしょーがねーか」で片付きますが😂

選手とスタッフの距離感が非常に近く、選手とスタッフの全員が友達のような関係なのです。

1月に渡仏して良かった事、それは「チームメイトと仲良くなれた」これだけなのですが、これが外国人であり、フランス語が話せない自分にとって1番の不安要素でした。

スペイン合宿中に意味もなく皆んなで部屋に集まって
コーヒー飲んだ。



ビザを取らず、レースがある時だけ渡仏する方が絶対に楽なのですが(滞在費もそれだけ安くできるし)かなり早いタイミングで渡仏した事でチームメイトとの絆も深められたのは非常に良かったです。

今、行なっている1軒家の遠征も合宿に参加していなかったらやりづらかったと思うし、早いタイミングで渡仏して良かった。
レース以外でのストレスを最小限に抑えて、レースに向けて集中できるのは非常に良いですね。
あとはレースで結果を残すのみ💪

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