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8月29日 トレーニングマッチ

隣町のチームに呼んでいただき4年生のトレーニングマッチがあった。
今回は振返りをしたいと思う。
結果として分かったのは、選手起用の大胆さを出すタイミングって難しいということ。

前提として4年生は6名なので3年生も含めたチーム編成が必須となる。
彼らはチーム全体から見られることが少なく、担当コーチとサブコーチが1年生からここまで見ている状態だった。
(この部分は大いに問題がるのは百も承知で、別にエントリーしたいともっている)

1試合目は担当コーチが考えたフォーメーション。
3試合目は2試合目の試行錯誤も含めてチームのメインコーチが考えたフォーメーション。

1試合目

3試合目

4年生でGKをやっていた選手が(コロナ禍により)退団してしまったので、3年生にGKをお願いした。(代わりに3年生の試合では4年生がGKを務めた)

現時点での自分の認識も含めてメンバーの特徴を紹介したい。
RH:中心選手。精神的に不安定な側面がある。テクニックや周りを見る目は長けている。
MH:ボールタッチはおぼつかないが、体が強く、足も早い。グランドホッケーではFWを務めている。
JM:テクニシャンで、初速といういか抜ける感じが魅力的。ただディフェンスが緩く、ボールを持ちすぎるきらいがある。
KM:MHと同じくフィジカルが売りの選手。頭もいいので戦術理解も高いと思う。
SS:一番のテクニシャンで最近はパスも出せるようになってきた。ただ背も低く、アジリティが低く、ディフェンスが弱い。
AT:ボールタッチ、フィジカル、戦術理解の何れもチームでは劣っている。伸ばして上げたい選手。

1試合目
去年からのフォーメーションとあまり変わらない。ただRHを右SBはあまりなかった印象。主にCMFが多かったので。ここの起用の意図はメインコーチに聞けていない。
内容は、KMが2点を取り攻撃はいい形もあったが、このチームを初めて見るチームメインコーチに感想を聞いたところ「(ネガトラの)切替えのスピードとそもそも行けてない部分が多い」とのこと。
結果、3失点で黒星スタート。
失点の仕方もよくなく、GKがラインを上げて裏のボールを取りに行ったがSBが1対1で負けてのロングシュート。JMの良くない点が出てしまった。(ここは彼が今後成長しなければいけないところ)

2試合目
冒頭のフォーメーションには無いかが、スタート時点はほぼ変わらず。3年が入替り、RHがCMFに入った。
ハーフタイムでチームの転機が訪れる。
メインコーチの指示によって、大きく2つのコンバートが行われた。
CBだったMHがCFへ。SMFだったSSがCBへ。
改善したポイントは以下だった
①MHのダイナミックさが生きていない。CB故に遠慮してプレイしていように見える(ボールをカットして上がるも、CMFに渡して下がってくるようなプレイがあった)
②CBにボールを捌ける、扱える選手を起用したい(先述の通り、MHはボールタッチが途上なので、自陣ゴール方向を向いてのプレイがリスクなりやすい)
このコンバートで目覚ましい活躍をしたのがSSだった。ボールタッチの良さを活かし両SBとよく守った。

3試合目
最終的にはRHももっと自由にプレイさせる意図でCFで起用となった。恐らくこの試合のメインテーマはSSにCBの経験を積ませる、はじめの一歩を踏み出すことだったと思う。
そこで最初にやることは、SS自身があまることだ。これは色々な考えがあると思うけど、CBであるSSは1対1が強いわけでもないので、両SBと合わせて戦う必要がある。そのため相手のCFをどちらかボールが無いサイドのSBにマークさせるルールにしている。ここで一番大事なので【声がけ】になる。
この試合ではカバーリングも比較的うまく出来ていた。
結果、チームは完封できた。

またチーム全体の成長としては、試合と試合の合間でのボードを使っての指示がある程度は伝わり改善できてところ。
理解して、実行するができるようになることで成長が加速したらいいと思う。

今回チームのMVPは、4点取ったKMと急なCBで結果を出したSSに上げたい。
最後にSSは愚息なので父としても成長が見えて嬉しかった!

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