9月5日 トレーニングマッチ
この日は同じ市内の隣の小学校からお誘いをいただいた。
中学になると同じ学区なる小学校で、いわばライバルとも言えるチームだ。
ちなみに私は同じ市内の小学校チームには負けないようなチームしたいと思っている。同じようにセレクションをせずにボランティアのお父さんコーチで運営しているチームが多いので負けたくない。
今日の結果として、CB/SBを4年生、MF/CFを3年生にした方がチームのバランスが取れるのではないかという結論になった。
■テーマ
選手にはメインテーマを試合前に話し、サブテーマは試合の合間に話しすることとして用意した。CBの課題は事前に話した。
◎メインテーマ:CBを余らせるためのスライドの意識
○サブテーマ :①1対1であきらめない(前回からの引続き)
②ネガトラでのスピード、迫力
③攻撃時の縦のラインでのダブリを解消
(難しく言うと5レーンを意識)
④声出し(マークの確認、全員での集束と発散の意識)
○CBの課題:パスを出したあとに引いてもらう
(後ろ向きのプレイ時に)GKを使う
ゴールキック時にGKの隣に立ってビルドスタート
■1試合目:15分/1本/給水有り
得点:0-1
フォーメーション:3-3-1 相手:3-3-1
CKの守備でクリアし切れず、相手の足元へ、そこからシュート。
ミスからの失点だけど、根本的な原因は相手の左サイド止められなかったことに起因している。
この試合は押している時間帯もあり、その際にはメインテーマをクリアする場面が見えた。合わせて自分たちのCKの際の余らせ方もコーチング。
■2試合目:15分/1本/給水有り
得点:1-1 決定機:5-2
フォーメーション:3-3-1 相手:3-3-1
先制された展開から追いついた。GKが正面から腰辺りに飛んできたボールを足でクリアしてしまった。正確には手を出そうともしたが、足を優先してようにみえた。そのクリアがペナ内の相手に渡り、そこからシュート。直後に同じようなシーンがあり給水の際に交代。GKだった選手は不調を訴え、休み。
試合は、左右サイドと中央からバランスよくチャンスを作れた良い内容だった。決定機の問題と言えば、簡単だがシュートのコントロールや逆足の精度を高める必要もあるし、ドリブルのライン取りなども改善が必要な印象だった。
■3試合目:15分/1本/給水有り
得点:3-1 決定機:3-1
フォーメーション:3-3-1 相手:3-3-1
拮抗した内容だったが、決定機の差がスコアに現れた展開。3点ともにカウンターから得点。何れも持ち味を発揮していた。問題は失点で、プレスを受けてる状態でCBが左SBにパスを出したときに右足アウトサイドで緩いボールになってしまった。これをカットされての失点。ここはしっかり(相手からお遠い)左足のインサイドで蹴れるようなる必要があるし、距離を考えたパスの強弱を考える必要がある。
■4試合目:10分/1本/給水有り
得点:0-2 決定機:0-3
フォーメーション:3-3-1 相手:3-2-2
施設の退場時間までやりましょうということで最後の1本。
うちは人数も少なく集中も体力もガス欠な状態だった。さらに出場時間の少ない選手が同時に出たことも有り押されっぱなしな展開。失点シーンもゴール前に押し込まれて、押し返し来れなかった感じで失点してしまった。
■総論
前回と比べると目新しい発見はなかったが、冒頭に書いたように4年中心のディフェンス陣、3年中心のオフェンス陣というカタチが見えてようにも思える。連休にはワンデイマッチがあるのでそこで基本的な布陣は今日と同じ感じになるのではないだろうか。
■他コーチからのFB
・(CBに対して)ビルド時にはボールと逆の方向を見る
・(CBに対して)ボールを持ってないときに周りをみる
・(ネガトラ)近くの選手が行く。ボールを奪う
・(私に向けて)他のコーチのFB
・(私に向けて)手段と目的を整理して話す
■コーチとしての振返り
・メインテーマに対するFBができなかった
・サブテーマも意識して話しができなかった
・相手の分析は1試合目を除いて、以下ができた
①相手のフォーメーション+背番号
②得点/失点シーンのメモ
③決定機もメモ
・気づいて小さな点をメモするができなかった
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