【WIXOSS】ハナレ白書【ディーセレ】
《0.はじめに》
はじめまして、RYUHEIと申します。
皆さんは「ハナレ」というルリグをご存じでしょうか?
ブルアカから入った方は当然知らないと思いますが、「ディーセレで一回も対面したことない」という人もいるのではないでしょうか。
オールスターは別として、使用者が少ない理由はお察しいただけると思います……。
ですが、ハナレのキャラが好きで愛用しているという方も少なくないです。私もその一人なので。
「ハナレを使っている人」or「少しでも興味のあるという人」に向けてハナレというルリグについて、私が考えている事を記しておきます。
私自身特に戦績を残している訳ではないですが、全国の困っているハナレ使いの助けになれば幸いです。
《1.ルリグ性能》
結論から申し上げます。環境で一線を戦える性能はしておりません……
しかし、そこで思考停止してしまっては何も起きないので一つ一つ見ていきましょう。
①出現時効果
シグニ1体を対象とするパワーマイナスの倍化
最近でいうとブルアカの《黒舘ハルナ》の絆効果です。
黒のパワーマイナスはディーセレになってから弱めの査定を貰っています。レベル3のパワーラインであるー12000どころか、-10000ですら中々見られません。ですので、低めのパワーマイナスでも除去に変えられるのは有難いです。
②ターン1起動効果
コストのいらないパワーマイナス効果
数値がランダムとはいえ、毎ターンノーコストでマイナスが振れる効果です。上の出現時効果と合わせると最大-12000までできます。
最低保証でパワー2000のシグニを除去できたり、他のマイナス効果と合わせて痒いところに手が届くことも。
《蒼天 ヘケト》や《コード2434 エリーラ・ペンドラ》等でデッキトップ固定するのもありです。
③ゲーム1起動効果
パワー0シグニのトラッシュ送り
昔でいうと(出現時と合わせて)バイスプ効果、今でいうと《天雨アコ》の絆効果ですね。
パワーマイナスの欠点である、「除去はできるけど相手にエナのリソースを与えてしまう」という悩みを多少緩和してくれます。
以上3つの効果を見て強みと欠点をまとめます。
長所
・全ての効果にコストが要らない
・毎ターン最低限のパワーマイナスが保証されている
・除去が相手にリソースを与えない
短所
・効果が1ターン限りですぐ息切れをする
・ルリグにリソースを得る効果はない
・ルリグ1枚ではアドバンテージが取れない
効果にコストを必要としないとはいえ、回収や蘇生効果があるわけではないのでアドバンテージを得るのに一苦労します。これらを踏まえたうえでデッキ構築を考える必要があります。
《2.戦い方》
前述の通り、リソース確保が非常に困難なルリグです。しかし、リソースを稼ぐことに集中できるほど器用ではありません。ルリグの効果を生かすためにも序盤からガンガン点要求することをお勧めします。
ゲーム1効果のために相手のエナを絞るのも手ですが、マイナス効果シグニとエナ破壊シグニの両立は厳しいものがあります。
出現時効果のおかげで消費が1~2枚ほど減らせるので、レベル3にグロウしたターンに手札のカードだけで3面除去できるようにしたいですね。
ルリグでリソースを稼げないので、次のターン以降はリソースが尽きるものだと考えてください。
ピースはなるべく次ターンのリソース回復に使いたいので、手札のカードで勝負する必要があります。手札=火力のリソースと思ってください。
余裕があるならば、デッキ破壊やハンデスを挟みたいです。
デッキ破壊ならば一度に大量に落とせるもの、ハンデスならばランダムハンデスを用意しましょう。
《3.デッキ構築》
①シグニについて
ルリグの効果を活かすためには、当然マイナス効果持ちを多く積む必要があります。
ディーセレの基本知識になりますが、LB無シグニ>LB有シグニなのでマイナス効果持ちも当然LB無に偏っています。
では、LB有でマイナス効果持ちは何枚存在するか?
《凶魔 アンナ=ミラージュ》《夜見れな》《凶将 イゾウ》《大装 デストロ//ディソナ》《棗イロハ》《赤司ジュンコ》
6枚のみです。(2023/11/27現在)
この中で条件が緩く、値が採用圏内なのはアンミラとジュンコぐらいでしょう。
LB有黒シグニは他の色と比べ、蘇生効果は居れどお互いのリソースに絡むシグニはほぼいないです。
構築上、LB無シグニはマイナス効果や除去効果持ちが大多数を占めることになります。強い耐性持ちを積んだ所で有利になる事は少ないかと思われます。
LB有シグニでどれだけ補えるかとも言えますね。
②ピースについて
やはりハナレの欠点を補えるピースが好ましいですね。
《カオス!chaos!混沌!》+《ゼノ・クラスタ》
《DEATH DECK》+《UNKNOWN MEMORY》
無難ですが、息切れしやすいハナレにとってはリソースが稼げてマイナスが振れるカオス×3とDEATH DECKがオススメです。デッキリフによる1点も狙えます。
カオス×3採用の場合は、破格の2体マイナスなのでゼノクラを積む余裕があります。
DEATH DECK採用の場合、1コスト差が地味に大きいです。リソースを稼ぎながら除去が出来るUNKNOWN MEMORYを合わせることをオススメします。
エナが稼ぎやすい構築であれば、2枚目の枠に《蒼黒Gaia》が候補に上がるでしょう。
③スペルについて
ハナレスペル積みガチアンチ故省略。
④アシストについて
序盤のリソースが欲しいので、エナ+ドローの組み合わせがオススメです。
ドローに関しては、《マドカ//フロート》か《エクス//エコー》を推奨します。黒シグニのLBは蘇生か回収が多いので、そこのケアがしやすいです。
《4.サンプルリスト》
①ディソナ軸
②にじさんじ軸
③ブルアカ軸
《5.知っておくと良い裁定》
①ターン1起動でプルソンは反応しない。
:の左側に書いてあるのはコスト。基本的なことですね。
②出現時の対象は強制である。
エクシアが場に居ても選んでください……。
③ターン1起動はコストを見てから選べる。
落ちたトップのレベルを見てから対象を選べます。これのおかげで小回りが効きます。
④倍化は重複する。
パワーマイナスを2倍にする効果は複数使うことで、重ね掛けが可能です。《黒舘ハルナ》との組み合わせで使いそうですね。
2倍→4倍→8倍→16倍
⑤パワー0になったシグニは効果処理後にバニッシュされる。
通常は効果途中にバニッシュしてしまっても、なんら問題はありません。しかし、次の裁定にて……
⑥トラッシュ送りとリフレッシュが同時に発生した場合、トラッシュに送られるシグニはデッキに戻らない。
ゲーム1適応中に、カオス×3を使用すると起きます。
「パワー0によるバニッシュ」と「デッキリフレッシュ」はどちらもルール処理です。そして、ルール処理は一つの効果処理が終わるまで待機されます。
その結果、ゲーム1効果によって置き換わった「パワー0によるトラッシュ送り」と「デッキリフレッシュ」が同時に発生します。
これらは同時に処理する必要があるため、「ルール処理発生時のトラッシュにあるカード」をデッキに戻してシグニをトラッシュに置きます。
《6.最後に》
あまり深い事は書けませんでしたが、少しでも参考になればと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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