エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスを観た

エブリシング～を観てきた。
あらすじと「メッセージ性のあるボーボボ」という前評判だけで観に行ったけど大体そんな感じだった。
この事前に入れてた情報から「カオスな映像で笑いつつ最後にはちょっと感動させてくれる」みたいなものを期待していたのだけれど、感動はともかくおもしろおかしいって感じではなかったのでそこは少し自分が求めていたものとは違ったと思った。

メッセージ性、作品テーマに関しては家族愛…でいいのだろうか。自分にはそこまで刺さらなかったがこれに関しては悪くなかったと思う。
いや、正直に言うとあんまりよくわかっていないかもしれない。というのもカオスな映像が続くことで本筋からぶれる…ってほどじゃないけどあんまり集中できなかった部分がある。

カオスパート(ギャグパートとも違う気がするのでこう呼ぶしかない)は下品な下ネタだったりシンプルに映像がちょっと気持ち悪いと思ってしまってどうしてもノイズに感じてしまった。
指がソーセージのあれ、グロいまではいかないけど妙に受け付けられなかった。多分海外の3DCGエロビデオみたいな質感なのがよくない。
でも正直一番笑えたのはジャンプ台として税務官のトロフィーに目を付けられた瞬間なんだよな……序盤に出てきたとき、ぽいなって思ったし……

好きなシーンは岩の世界で静かに語り合うところとベーグルのくだり。ベーグルやドーナツの形に意味を見出すみたいなこと自体がちょっと好きなので。
あとはずっとジョイがかわいい人って感じでそこもよかったかも。