天珠 Dziビーズの話 Part 2

1994年4月26日のことですが、
中華航空機140便が午後8時16分頃着陸に失敗し、墜落炎上しました。

この悲惨な事故は、台湾でも大きなニュースとして取り上げられていました。

この台湾でのテレビのインタビューがきっかけで天珠ブームが始まります。

大惨事の中、奇跡的に助かった台湾の生存者のうち一人の方が天珠を身に付けていました。

テレビのインタビューで、
天珠を身に着けていたおかげで助かったと答えていた場面が何度も放送された結果、

世界中から天珠に注目が集まりました。

華僑以外にも世界中のセレブなど、
時には探索チームを作り、
ブータン〜シッキム一帯まで大変な収集競争しました。

古いチベットの古天珠とは本当は千年以上前のお品物の事です。

取引価格は数千万円〜数億円程度まで跳ね上がったと聞きました。

現在では千年以上前の古天珠は
探しても、ありません。

本来は古天珠は、修行を積んで徳の高い僧侶に上長から授けられる物で、
なかなか一般人が手にするのは難しい
代物だったはずです。

時代の移り変わりとともに、
民家でも御守りとして用いられる
文化が醸成されていったようです。

空から降って来た霊虫だ!!
との伝説もあり、
過酷なヒマラヤの旅には
肌身離さず持って行ったと
言われています。

コックリさんやウィジャボードの事故は時折、耳にすることがあるかと思います。

ウィジャボードは西洋で玩具として売られています。そのような扱いの物にすら、浮遊する霊を呼び寄せるということです。

天珠も天然石に図案を焼き付けた簡単な作りですが、
それでも仏界、霊的な作用が起きるのは、否定できないかもしれません。

カトリック教会にも悪魔祓いの
神父様がいるのも有名な話です。



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